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私の選ぶ90年代シティポップ
今月の「webでよめる大人の音楽誌 OTONANO」の特集は「90年代シティポップ」特集です。
今年の1月に「90年代ガールポップ」の監修をさせていただいたのですが、今回はベーシストの小松秀行さんのロングインタビューと、「90年代シティポップ」のプレイリストで参加させていただきました。
小松秀行さんは古内東子さんのアレンジャーとしても知られていますが、ほぼメディアに登場したことのない方なので、今回はとても貴重なインタビューになっていると思います。
その生い立ちから、Original Loveに参加するまでのエピソード、古内東子さんの制作秘話に至るまで3回に分けて掲載されますので、是非チェックしてください。
そして本日、ライター&ラジオDJの「私が選ぶ90年代シティポップ」というコーナーで、僕が選んだ「90年代シティポップ」のプレイリスト14曲が公開されました。
そのプレイリストは、以下のリンクでお聴きになれますので、APPLE MUSIC、Spotify、LINE MUSIC等でお楽しみください。
今回の特集はあくまでもプレイリストのセレクトなので、各曲の解説を簡単にしてみたいと思います。
M-1「Day break in N.Y/中原めいこ」(1990)
☆中原めいこが、休業期間に暮らしたN.Y.の住所がアルバムタイトルになった『303 EAST 60TH STREET』に収録の1曲。軽快なボッササウンドが最高の1曲。
M-2「雨降る東京/古内東子」(1998)
古内東子、キャリア初のオリコン1位を獲得したアルバム『魔法の手』に収録されたAORナンバー。小松秀行のアレンジとDAVID T. WALKERのギターが泣ける1曲。
M-3「夢の夜/今井美樹」(1991)
ミリオンセラーになった今井美樹のオリジナルアルバム『Lluvia』に収録の1曲。作曲を山口美央子が手がけている名曲。
M-4「つめたくしないで/吉田美和」(1995)
全曲の作詞・作曲を吉田美和が手がけたソロアルバム『beauty and harmony』に収録のメロウナンバー。アルバムタイトルを和訳すると「美和」に。
M-5「24時の流星/又紀仁美」(1996)
円谷プロの一族としても知られている、シンガー・ソングライター又紀仁美のアーバン&メロウナンバー。これぞ隠れた名曲。
M-6「エスプレッソ/大本友子」(1996)
現役OLシンガー・ソングライターとしてデビューした大本友子のオリジナルアルバム『ニュースにならない恋人たち』に収録の1曲。生音によるソウルフルなアレンジが特徴の名曲。
M-7「ROSE COLOR/Cindy」(1991)
1989年、資生堂 春のキャンペーンソングに起用され1位を獲得した中山美穂のシングルのセルフカヴァー。ファンハウスからリリースされた2枚目のアルバム『Don't be afraid』に収録。
M-8「COOL DOWN/竹内まりや」(1992)
竹内まりやのオリジナルアルバム『Quiet Life』に収録の1曲。「プラスティック・ラブ」ばかりが注目されてているが、そろそろこのあたりの曲も再評価されて欲しい。
M-9「星空に続くハイウェイ/柿原朱美」(1995)
現在はN.Y.在住のダンスディーバAKの柿原朱美時代の名盤『mermaid kiss』に収録の1曲。ソウルフルなアレンジが最高の1曲。
M-10「この愛に振り向いて/松任谷由実」(1993)
数少ない90年代ユーミンのR&Bナンバー。アルバム『U-miz』に収録された1曲で、これぞ90年代シティポップと呼べる名トラック。
M-11「予感/具島直子」(1997)
『miss.G』からではなく、あえて、セカンドの『Quiet Emotion』よりセレクト。文句のつけようがない完璧なトラック。
M-12「A RAINBOW IN YOUR EYES/障子久美」(1991)
障子久美の3枚目のアルバム『PRIME』に収録された名トラックをセレクト。ホーンの響きが泣ける1曲。
M-13「あこがれて/区麗情」(1993)
エキゾチックな雰囲気のシンガー区麗情のファーストアルバム『HORIZON~地平線』に収録のメロウナンバー。
M-14「Oranges/上田知華」(1999)
LAで制作された上田知華のセルフプロデュースアルバム『lalala』に収録。名アレンジのポップナンバー。