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【超実践!ブランディングデザイン塾レポート(前編)】 受講生が本音で語った「学び」と「気づき」。

執筆・編集 山村光春(BOOKLUCK
撮影 松村 隆史

いつもの会議室の扉を開けると、いつもにも増してぎっしりの人人人!しかもそこにみんな、カカトが浮いてんじゃないか!と思うほどの前のめり感、むんむんの熱気を醸し出す、ここは……

そう、もちろん「ブランディングデザインで日本を元気に」を旗印に、創業19年を迎えたエイトブランディングデザイン(以下エイト)。
これまで100(!)を超えるブランド開発実績を誇る彼らが、ビジネスの現場で活躍するブランディングデザイナーの育成を目指し、このたび満を持して開講したのが「超実践!ブランディングデザイン塾」、略して「BD塾」だ。

全4回、各回3時間。対面リアル参加のみ。対象はプロのデザイナー、デザインを学ぶ学生のみ。エイト独自のブランド開発手法を、考え方から実践法まで惜しげもなく直伝、受講生への課題と発表も随時ある、俗にいう「ガチのやつ」にもかかわらず、16名の定員に50名以上の応募があったというから、本気度は推して知るべし。

その講義のようすを、受講生の声とともにお届けしよう。


私のこれからの働き方、変わるかも!?

「人生、と言ったら大げさなんですけど。すごい偶然が繋がることで、いろんなことが起こっていくんだなってまさに実感していますし、これぞリアルでやる醍醐味だなぁと」

終了直後でいまだ興奮冷めやらず、しかし晴々しい表情でそう話してくれたのは、受講生のひとり、中土真奈さん。

フリーランスのグラフィックデザイナーとして滋賀で活動する彼女は、第3回のワークショップ「コンセプト・デザイン」の課題商品を決めるきっかけを作った。

もととなったのは、第2回の課題である「リサーチ・プラン」。彼女は自身の愛する老舗湯葉屋「京ゆば三田久」の商品である「甘ゆば」。

これを取り上げ、発表。16名全員がプレゼンした中で、見事トップ3に選ばれた。

そして今回は、その「甘ゆば」をテーマに、受講生全員がリサーチや企画、ブランドコンセプトの開発、パッケージデザインのリニューアル案まで!をプレゼンするというのだ。

「まず、自分が好きな甘ゆばのいいところを、みんなが多種多様な視点で見つけて、掘り起こしていったのが面白かったですね。どれも思いもしなかったアイデアばかりだったので」

これまでは、ずっとひとりで「本当にこれでいいのかな?」と思いながら進めていたことを、今回のようにディスカッションを重ねながら進められたのが思いのほか魅力に感じたという。

「ずっとフリーランスだったので、(チームでやるという)働き方も、これから選択肢に入れていきたいなと思いました」



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※併せてお読みください(関連記事)
▼エイトブランディングデザイン広報による
【「超実践!ブランディングデザイン塾(BD塾)」】レポート
<第1回> 「ブランディングデザインの基本」
<第2回>「超実践!ブランディングデザインワークショップ(1)」
<第3回>「超実践!ブランディングデザインワークショップ(2)」
<第4回>「ブランディングデザインの現場のリアル」

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執筆・編集

山村光春
1970年東京生まれ。雑誌「オリーブ」のライターを経て、2000年に雑誌や書籍、広告の編集・執筆を手がけるBOOKLUCK設立。暮らしまわりや旅まわりのジャンルをおもに活動中。編著書に「眺めのいいカフェ」(アスペクト)「おうちで作れるカフェの朝食」(世界文化社)など。現在、東京と福岡との二拠点生活中。http://bookluck.jp/


撮影

松村隆史
写真家
1975年富山生まれ。大学中退後に上京。スタジオフォボスに勤務。2000年、フリーランスとして独立。自然物、暮し、料理、ポートレイトなどの撮影を中心に活動。http://www.matsumuratakafumi.com/

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