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【第24回】「有機米おむすび専門店“七むすび”自由が丘本店オープン記念トークイベント」
第一線で活躍しているクリエイターをゲストに迎え、クリエイティブのヒントを探るトークセミナーシリーズ「CREATORS FILE」。
第24回 クリエイティブナイト
ゲスト:朽網一人氏(株式会社七葉代表)
佛願忠洋氏(ABOUT代表)
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エイトブランディングデザインがブランディングデザインを手がける、
有機米おむすび専門店「七むすび」自由が丘本店のオープンを記念したトークイベント。
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「七むすび」とは
コンセプトを「有機米はおいしい」とした、農薬・化学肥料を一切使用しない有機米おむすび専門店。株式会社七葉代表 朽網一人氏とエイトブランディングデザイン代表 西澤明洋が共同運営を行う。
http://www.7musubi.com
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自由が丘に本店を構えるにあたり、朽網氏は新メニューの開発、佛願氏は店舗設計、エイトブランディングデザイン西澤はコンセプトやロゴ、パッケージ、インテリアディレクションなどのブランディングデザインと、それぞれの立場から「七むすび」の良さを伝えるクリエイティブを実践しています。
各業界のプロフェッショナルが語るお店づくりとは…!?
![レポート01-600x383](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34180441/picture_pc_4d4c59f3444e70e978812902f91100a6.jpg)
お店づくりのきっかけ
西澤:もともと朽網さんと僕は、「七むすび」に取り組む前から、抹茶カフェ「nana’s green tea」のブランディングデザインで10年以上のお付き合いがあります。こちらのカフェは今や100店舗に迫る勢いですが、まずはどういったきっかけで「nana’s green tea」を始めたのかお話しいただけますか。
朽網:僕はもともとサラリーマンをやっていたのですが、会社のルール通りに働くことが向いていないな、と思い独立を決意しました。その後、自分が好きで続けられることは何だろうと考え続け、最終的には飲食業をやることに決めました。
そのきっかけとなったのが、学生時代の飲食のアルバイトです。フレンチや和食、バーや高級クラブなど、様々な種類の「食」に出会いました。同時に、お店を運営するマネージャーやオーナーが、料理人を雇うことがいかに大変かということも沢山見ていたので、料理人を雇わないお店ができたら新しいのではないかと考えたんです。
![レポート02-600x420](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34180904/picture_pc_01c1ae580e5983bc4fb294b5d1450c1d.jpg)
でも、料理人を使わない飲食業なんて、そうないわけで。
昼間に営業する店で、軽飲食にすることは決めていたのですが、何をするか悩みましたね。そんな中、独立するより前からすごいなーと思っていたのがスターバックスでした。当時からどこの店舗に行っても行列だったんです。それを見ていて、「僕もこんなのやってみたいなー。」と思っていたことがきっかけで、よし、僕もカフェにしよう!と決断しました。
すると次はどんなカフェなら誰もやっていないだろう?となるわけですが、偶然にもテレビで東京から来たOLさんが温泉街のお茶屋さんに並んでいるシーンを見て、抹茶と団子で人って並ぶんだなーなんて思ったときに、「あれ、もしかして抹茶でスターバックスやったら面白いんじゃない?」って結びついんたんですよね。
そして翌日から、お茶を使った店なら京都と静岡だろうと、行き先を決め、自分と同じような発想の店がないかくまなく探し回りました。その結果、誰もやっていないことを確信し、これは自分がやるしかないと思って始めたのが、独立して最初の飲食業「nana’s green tea」のスタートです。
素材へのこだわり
西澤:朽網さんの強みは「いい素材を引いてくる」ことだと思うのですが、nana’s green teaで使用している素材にもこだわりがあるのでしょうか。
朽網: 創業当時から今でも続けているのが抹茶の改良です。最初は、こだわりなく抹茶を使っていたんですけど、混ぜると青い粒が浮いてくるのを見て、こんな変なものを出してはいけないと改めました。
卸してくれるお茶屋さんはすぐには見つからなかったのですが、アルバイト時代のご縁をきっかけに、今ではたくさんの素晴らしいお茶屋さんとお付き合いがあります。本物のお茶をたっぷり使うから、他社で抹茶を使った商品が出てきても、負けないような美味しいものが出せるんです。
西澤: 後に「七むすび」につながるお米も素晴らしい出会いがあったのですよね。抹茶だけでなくお米もやってみようと思った理由は何なのでしょう。
朽網:日本の食文化って、寿司や懐石、和食とたくさんのスタイルがありますが、この多様で奥深い文化を可能にしたのは主食の「米」があったからだと思うんです。ですから、日本の食文化の原点である「米」をしっかりやりたいと思いました。お茶が既にnana’s green teaで柱となっていましたので、そのお茶と合わせて、新たにお米も良いものを追求していこうと考えていました。
そんな中、、
\ 店舗設計やデザインのお話に続きます /
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