アルバイトの思い出(派遣編)
東京来て初めてのバイトは、NTT本社にて、戦略課みたいな名前の部署
同業他社の動向を資料にまとめ報告&社員さんから来る雑務、が私の仕事でした。
一番近かった社員さんは「俺は、〇〇をやっているから●●は出来ない、はナシ。と思っている」と言って、本当にがんばっていた。
彼はある日、夜遅く会議室から戻ってきて
「プレゼン資料の全グラフが、光とADSLが逆になってるって、説明しながら気付いた、、なんか変だなと思いながら喋ってたんだけど。。」
と、おのれの失態に己でウケていて、
面白かったが、切ない気持ちになり笑えなかった
それはその会議中に白状したのか、なんとなく逃げ切ったのかが気になったが、
私はコピー機もろくに使いこなせず残業している身で、こちらから話すことはしなかった
みなさん本当に賢くて頭がキレる方々で
そして本当によくがんばっておられた。
そしてとても優しかった。
向かいの席の社員さんに
「しまさきさん、鼻歌はダメw」
と言われ、驚いた。完全に無意識でやっているらしい。
社員さんは路上ライブを観に来てくれたり
その写真が社内メールで共有されたりもした
隣のデスクの固まりにも女の子が1人いて、彼女にエクセルの使い方などよく訊いた
仕事のデキル女性だった。
「牛乳パックから牛乳をコップに注ぐのでさえ、しんどい。全部ストロー刺せば飲めるようにしてほしい。はやく妊娠して仕事を辞めたい」と昼休みに漏らしていて、これも切なかった。
少し離れたデスクの固まりに、もう1人女の子がいて、彼女は音楽が好きで
ライブによく来てくれた
オペラシティの階段に座って、お弁当を二人でよく食べた
3ヶ月経つ頃,「しまさきさんは音楽がんばれ」ということで、契約打ち切りになった
最終日には、みなさんからお餞別ということで音楽ギフト券10,000円分戴いた
今頃みんな元気にしているのだろうか
その節は本当に本当にありがとうございました。
大阪から来た人に優しくしてくれて、本当に有難うございました^o^