DKB 1stコンサートinJAPAN -Inaugurate-
4/30日曜日に竹芝のニューピアホールで行われた、DKB初の日本単独コンサート(1部2部)についてつらつらと。
まず、現場の感想というものを書くのが久々すぎて、そんな自分にちょっとウケている。昔ジャンルごった煮ブログで現場をまとめてたこともあったけど、次第に「まぁ自分が書かなくても…」みたいなテンションになり、表に出すブログは閉鎖。そのときどきで思ったことを適当にツイートする程度だった。
なのに、まさかここに来て、勢いのまま記憶を書きつけておきたいと思わせるグループと出会うとは。アイドルオタク人生のなかで何度でも言うセリフ、まさに「何が起こるかわからない」だ。
ピークタイムきっかけの完全新規勢な自分にとって、こんな絶妙なタイミングでの単コン、行かない理由がない。超ありがたい。関係各位に圧倒的感謝。
というわけで、ここからはコンサートの話を。
オープニング。会場暗転してメンバー登場、からの暗がりで立ち位置ついたときの興奮ったらなかった。すでに手汗がやばい。そして「Sober」スタート。真ん中からイチャンさんが神々しくあらわれて「うお、本物だ…」と呆気にとられてる間にダンスで畳み掛けられ何も分からなくなった(記憶飛ぶの早い)その後のあいさつで「日本語バージョンで披露しました!」と言われてやっと気づいたくらい。
1部はここから内心ずっと「え、ダクビかっこよ、ダンスうま、ていうか距離近…え、いやかっこよ…」とテンパってた。しょうがないしょうがない。ついこないだまでピークタイムで見てた人たちがすぐそこで踊ってる。こんな最高なことがあるか……?
ちなみに自分の座席は段差がある方で、視界は良好。前方席じゃなくても体感ほんとうにステージ近い。双眼鏡持って行くか迷ったけど肉眼でも表情までハッキリ見えるレベルだった。
この調子で全曲触れるととんでもないことになりそうなのでやや端折り、会場のテンションが爆上がりしたATEEZの「멋(The Real)」について。いやーー、これはね…何かしらピークタイムの曲やってくれるだろうと思ってたけど、ほんとにやってくれた!と思って。曲前タテ1列になってあのイントロかかったときは鳥肌だった。サバイバルラウンドで披露した멋、今動画見ると緊張感が伝わってくるけど、今回はもうひたすら楽しそうで、それがとても刺さった。この曲で一発目勝負した彼らの気持ちをあらためて想像したりした。
あと、ユニごとにパフォーマンスを見せてくれるの良かった。特に「Samsung」!ライブ感がたまらなかった〜 GKさんのありがたい煽り(拝)
謎の(謎の)メドレーコーナーも忘れちゃいけない。個人的にはスキズの「THE SOUND」にガッツポーズした。何度も聴いた曲がふいに流れてくると、むしろ体って固まるんだなと思った。同じ日にスキズは京都、ダクビは東京・竹芝。おもしろいね。きっと日本公演というのを意識してくれたであろうメドレー選曲で、1曲1曲は短かったけどたのしかったな。
そこからの「24/7」「ALL IN」は目も耳も幸せだった。ダクビの曲を聴きはじめた頃の最初のイメージは「おしゃれな曲が多い」で、それはイントロの繊細な旋律や、耳馴染みの良いメロディからくるもので。それでいてサビではパワフルなダンスで息つく暇もなく魅せてくるしパフォーマンスの構成も面白くて、とにかく見ても聴いても気持ちが良い。
そんな本編ラストは「Sorry Mama」。これがまた、生で見たときの良さがすごかったんだよな… 本人たちの気合いも感じたというか、すべての振りがバチッ、バチッ、とハマっていくのが見て取れて、しびれまくった… ダクビの生パフォーマンス、こういうドライブかかったときの爆発力が最高だということを実感した。
そしてアンコール。探り探りだったコールも2部では最初からいい感じだったからテンションも上がった。入場時に渡されたスローガンを掲げてメンバーを迎え入れる。
1部は「함께라면 어딜가나 우린 슝! 다크비 라는 보물 을 찾아냈어」
(「Coco Colada」の歌詞にちなんだ、“DKBと一緒ならどこへでも” “DKBがBBの宝物だ”の意)
2部は「우리의 자랑 이야 우리의 사랑이야 모튼 순간 속에서 지금이 가장 행복해」
(“DKBはBBにとって誇らしく、BBの愛そのものだ” “すべての瞬間の中で今が一番幸せだ”の意)
これを見たメンバーの表情、良かったな〜。ナイススローガン。すきになって日が浅い自分も、こうやって持たせてもらえてうれしい限りでした。自分はここ2ヶ月くらいでおいしいところだけを受け取ってしまっているのでは…と少し申し訳ない気持ちもありつつだったけど、最後のあいさつでメンバーも度々ピークタイムに言及していたとおり、「番組で知ってくれた人たちに、自分たちの多様な姿をもっと見せたい」と言ってくれて、「こちらこそよろしくお願いします!!!」という前向きな気持ちでしめくくれたので感謝。ダクビの持つ“陽”の気が、昨日はとても心地よかったし、ありがたかった。めちゃくちゃ楽しかったよ。
生で見たメンバーの印象をさくっと。
■イチャン
登場からオーラ、迫力がとにかくすごかった。おかおがひじょうに整ってる。美。ダクビの覇気のあるパフォーマンスの要だなぁと思った。トークでは一転かわいさが隠し切れなくて、D1さんにも「DKBでいちばんかわいいのはイチャン!」と言われてた。わかるよ。冗談でもいいからずっと言い続けてください(要望?)
■D1
間違いなくオールラウンダー。ダンスも歌もトークも安定してた。場をいい雰囲気に持ってくことにほんと長けてる。姿や顔を見た瞬間、目が離せなくなる不思議な魅力を持つひとであり、でも同時に、こちらの緊張を解いてくれるようなあったかさもあり。ファンサもすごかった。客席よく見てる。歴代の推しの路線とは違うはずなのにどうにもこうにも顔がすき。
■テオ
ロイヤルな雰囲気をお持ちでいらっしゃる… トークのときや客席降りのときもずっと優しい笑顔でファンを見てた印象。そして当然ながら歌がうまい!安心する歌声。チームの安定感を担ってるひとだった。ユニットコーナーの出番以外のとき、袖でにこにこしながら振り真似てて「かわいいッッッ」てなった。
■GK
よく「GK〜〜〜〜!!!!」って客席から声が飛んでた気がする。なんか分かる。不意にツボをついてくるタイプだよね… そして気づいたら沼の底へ。普段はおちついてるけど、テンション上がったときの笑顔がめちゃくちゃかわいい。GKさんに煽られ隊。たしか1部のトークで「ユクのお兄ちゃん(設定)」と言われユクくんの隣にぴったりくっついてたのがノムキヨでした。
■ヒチャン
ビジュアルつよ!!!となった昨日のヒチャン氏。踊ったあと汗だくで「あぁ顔を見せられない…恥ずかしい」みたいなことを言ってたけどそういうとこまでヒチャンだな、かわいいな、となったよね。でもそのすぐあと「(汗だくなのは)たくさん頑張って踊ったということです!」て切り替えてて𝑳𝑶𝑽𝑬だった。特にミアネオンマでセンターのときの迫力がやばかった。常に全力なの本当に良い。
■ルン
や〜〜〜言わずもがな、ビジュアルが冴え渡っておられた。本人がそれを武器にしてるというか、キメるところを完全に心得てるのが最高だし、ひたすら感心してしまった。パフォ以外の場面では終始ご機嫌ぽくて、ふざけたり自分のペースで進行したりしてて手が掛かる悪童だった。かと思えば、ファンサも熱心で捌けるときも最後まで手を振ったりボード受け取ったりしてて、「なんて出来る子…っ」となった。
■ジュンソ
歌声が本当に好きで… あのソフトで少し哀愁ある感じの歌声聴けてめちゃくちゃうれしかった。ダンスもパワフルだし見せ方うまいし、真ん中に出てきたときにちょっと全体の色が変わるというか、空気をスイッチできるのは彼の魅力だなーと。トークとかでは一歩引いて見てるような落ち着きがあるけど、無茶ぶり率も高くて愛嬌2連発くらいやらされてて笑った。本人めちゃ照れるからそりゃメンバーもやらせたくなるんでしょう…笑
■ユク
天使ユク!笑顔がかわいすぎる〜〜!!!知ってたけどそのニカッて笑うの平和の象徴だ〜〜〜〜〜!!!!と何度もなった。ずっとそのままでいて。しかしながら本人意外と現実思考なのがおもしろかったな。あと、ファンへの距離感が近いひとだと分かっていとおしかった。「アイドルって、愛してるってよく言うじゃん?」から始まる一連のトークおもしろすぎたけど、でも的を得てるしそこからの話の展開、響くものがあった。日本語伝わってないヒョンたちを置いてけぼりにするユクさん、いいと思います。
■ヘリジュン
あの年齢にしてスキルフルなダンスを間近で見られて興奮してしまった。身体能力の高さよ。そして映像で見るよりも存在感がすごい。スタイルの良さが際立ってて衣装も似合ってたし、ほんとに04かと疑うほど大人っぽい。かと思えばしっかりマンネマンネしててかわいいし… うっかり「チーム8時!」と言っちゃって、ほっぺペシペシしてたのかわいかったね… 今後ダクビがもっと知られていく過程で、ヘリの存在は絶対キーポイントになるんだろうな。
両部ともアンコール撮影可で、メンバーの客席降りによって会場が熱狂の渦と化してたのはもうSNSでだいぶ出回ってるから、そちらをご参照ください。しかしすごかった〜。K-POPの現場であそこまで至近距離なのは初めてだったから、ポカンとしてしまった。でも最後まで良い雰囲気のまま終われたのは、彼らのなせる技なのかも。次同じようなことがあったときは心して臨もう。
そして「また必ず来ます」というメッセージを残してくれたから、期待して待ってよう。掛け声をかんぺきにして。