雪と雨と氷の違いの話
こんにちは!はちです。
今日は冬の代名詞、雪の話をしていきます。
雪ってなに?
「雪」とはどのようなものでしょうか。
「雪」とは、「雨」と同じ天気を表す言葉であり、空から降ってくる白くて冷たくてふわふわしたものを指す言葉……というところでしょうか。
しかし、「雨」と比べてみると、この解釈は少し違うことがわかります。
まず、「雪」と「雨」が使われる単語を考えてみましょう。
「雨」を使った単語
・大雨 雨傘 梅雨 雨水 雨空 雨上がり
「雪」を使った単語
・降雪 粉雪 積雪 雪原 雪景色 雪だるま
気づきましたか?
「雨」を使った言葉は「降っている雨」を対象としているのに対して、「雪」を使った言葉は「降っている雪」と「降った後の雪」の両方を対象にしているのです。
我々は空から降ってくる水だけを「雨」と呼び、降った後の水は「水たまり」や「池」あるいは「川」などと呼びます。
一方、「雪」は積もってからも「雪」のままで、人の手で雪だるまになっても「雪」と呼びます。
溶けてしまえば「雪解け水」、もう雪ではありませんが、溶けるまでの間は多少べちゃべちゃしていても雪と呼ぶのが一般的ではないでしょうか。
よって、空から降ってくる白くて冷たくてふわふわしたものが溶けて水になるまでの呼び方……というのがより正確な雪の説明になるのかなと思います。
逆に、見た目や性質が雪に似ていても、かき氷や冷凍庫の霜は雪と呼ばないですよね。
少し不思議です。
雪と氷の関係
雨と雪のもうひとつの違いに、液体なのか固体なのかということがあります。
水には液体の「水」、固体の「氷」、気体の「水蒸気」の3つの状態がありますが、雪は固体であり氷の一種です。
概念としては「氷」がより上位の言葉で、様々な氷の中のひとつとして「雪」があります。
ちなみに、漫画などの創作の世界では雪や氷、冷気などを扱う能力を「氷雪系」などと呼んだりしますが、固体状態の水を操るのか、温度を下げる能力なのか、吹雪などの特定の気象を操るのか、よく考えると不思議ですね。
雪って食べられるの?
みなさん、雪を食べたことはありますか?
雪は食べても大丈夫なのでしょうか。
結論から言うと、おすすめしません。
地面に積もっている雪のうち、誰が触ったのかわからないような状態のものは衛生的に論外ですが、積もったばかりの雪や空から降ってくる雪もなるべく食べないほうが良いです。
空気中には目に見えない埃や汚れが漂っていて、雪にはそれらが付着しています。
少し食べたからと言って死んだりはしませんが、なるべくやめておきましょう。
あとがき
自己紹介後の初めてのnoteでしたが、ひとまず思うがままに書いてみました。
みなさん、雪は好きでしょうか?
私は豪雪地帯に住んでいたことがありまして、テレビで雪の映像を見ても「きれい」より「大変そう」が先にくるようになってしまいました。
たまに降る少し積もるくらいの雪は好きなんですけどね……
それでは、また次回にお会いしましょう。