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#012 【やきもの】菊池寛実記念 智美術館と隆太窯 中里隆さんの粉挽盃

今日は、一番、最初に購入した「やきもの」のエピソードと、大好きな「菊池寛実記念 智美術館」のお話です。

■中里 隆さんの隆太窯の出会い
西日本、東日本のやきものを網羅するムック(magazineのように写真が多く長く書店に置いてもらうスタイルのbookのような単行本=雑誌風の書籍)の九州打上旅行の一番最初に行った場所が「隆太窯」でした。

作陶場とギャラリーにお邪魔しました、まだ自分で「うつわ」を購入する感覚はなかった年代で「陶芸家の作品を自分の手で選ぶ」こと自体が初めてだったので印象的な場所として刻まれています。

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↑こちらにしました。これは基本記憶装置的♪

そして、まだお話してなかったことの一つ、実際にそのうつわが使われているお店でランチをいただいたこと! ↓

カウンター貸切での実際に、美しい料理の数々に口福な時間でした。


■都内で一番好きな「菊池寛実記念 智美術館」

今、東京ですと中里さんの作品を鑑賞できます!
「中里 隆 陶の旅人 (8月21日〜11月28日まで)」開催

2〜3回行きたい! その理由は空間にもあります。

その空間に宿るディテールが好きなんです。例えば階段の手すりや、その踊り場の雰囲気。それぞれの部屋と曲線。

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最初は「書(2015年)=遠くて近い 井上有一」の展示を見た叔母が興奮気味に紹介してくれましたが、なかなか、場所もあまり行ったこともなく身近に感じられず何年も経ったころ、以前の本で掲載されていた作家さんがでるので行ってみない? と誘われ行ってきました。
(油滴天目が好きなのを覚えててくださりお誘いでした!)

「川瀬忍 作陶50年の間(2019年)」
青磁が好きな叔母と、油滴天目が好きな私。個々に集中して鑑賞してました!


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写真で見てるとその奥行きはなかなかわからないのですが、この美術館はこの時、いろんな角度で見られるスタイルになっておりそこも貴重な時間となりました。順路で進んでいくと反対側も見ることができるんです。

いろんな角度で間近に鑑賞できる貴重な美術館です。

川瀬さんも中里さんも実は同じムックに掲載されています。プライベートでは偶然沖縄の陶芸家さんも載っている方にお会いする機会に恵まれました。沖縄はまた別でアーカイブします。

実際の「やきもの」を見るのが大事! と最初にチーム皆で旅行する機会がなければ、何十年後にこうやってまた同じ作品に巡り会えることもなかったのかな? と感じています。

「まず良く見ること」可能なら実際に「使うこと(触れてみること)」の大切さを教えてくれた先輩方に感謝しても仕切れないのです。(日常はカジュアルなうつわです、こちらは愛でる幸福感♪)

真夏に雪! 以前は冬に行っていたんですね。

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↑こちらやっぱり会期中、3回行ったくらい素敵だった!

そして、今回の「中里 隆 陶の旅人 (8月21日〜11月28日まで)」も2~3 回行きたい! 実は今日行こうと考えていたのですがここでの時間はゆっくりしたいのでまた9月に〜

9月18 日(土)15 時 中里隆・アーティストトーク 講師:荒川正明(学習院大学教授)

10月9日(土) ナイトミュージアムコンサート「フルートの小さな宇宙」(18:30開場予定)音楽家の有田正広氏

10月30日(土)15 時 講演会「陶の旅人・中里隆~その人とうつわ」

そういえば、この美術館の前のホテルオークラ完成しましたね! 以前、行った際にはこの辺り全て工事してて(ただいま、虎ノ門ヒルズ駅界隈もかなりガッツリ工事中。。。)空の広さもだいぶ見え方違いそう。

↑セットでロビー空間見てみたい ↓ 下記を見て気になってたので〜


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