Kendrick Lamar
軽薄にも程があるんだけど、サマソニの2週間くらい前からケンドリック・ラマーへの気持ちがかなり仕上がってきた。
何が軽薄なのかというと、私はこれまで彼のことを何も知らなかったのに「先輩が誘ってくれたから」の一点だけでサマソニ行ってケンドリック・ラマーを観ようと思っているから。
ちょっと話が前後するんだけど私が初めて「音楽ってかっこいいんだ」と思ったのがパパの車で
Blankey jet cityの水色を聴いた時だったから
それからずっとなんとなく曲の歌詞は何言ってるかわからんくらいがいいし、聴いていて気もちいいのが大事だと思ってた。
だから歌詞を聴いて「この人は何を伝えたいのかな」と真剣に考えたことはなかったけど
さすがにケンドリック・ラマーを、こんだけ世界中から愛されてる海外HIPHOPのアーティストを観るのであれば
彼が何を言っていて何を伝えたいのかを簡単にでも理解していないと失礼ではないのか…とはたと気づいた。
日本語歌詞だったら歌詞の意味と音楽が相まってデカい感情が生まれたり好きな歌詞とかあるんだけど、英語だと本当にわかんないから。
あと夫が、私がケミカルブラザーズ のライブ映像見てる時に「これは何を伝えたい曲なの?」と聴いてきたり、「好きなレゲエのアーティストが何を伝えたいか知りたいからパトワ語わかるようになりたい」って言ってたりするのを聴いて本当にはっとした、わりと青天の霹靂だった。
ケミカルブラザーズ が曲で何を伝えたいかなんて考えたこともね〜よ。目から鱗とはこのこと。
ということでケンドリック・ラマーのアルバムを一回全部通しで聴いて印象に残った曲の和訳や解説をファンサイトで調べて片っ端から読んだ。ケンドリック・ラマーが爆売れアーティストで良かった。
そしたらまんまと「えっめっちゃ良いこと言ってるしなんか勇気づけられるしトラックもクールじゃん」になった、ほんとかよ…もう本当になんの捻くれもなくiが好き。
というかTo Pimp a Butterflyが好き。素直すぎるだろ。
というわけで楽しみ。
最高のサマソニにしようね。
でも私が「これ絶対聴きたい!」って曲やらながちなんだよな〜
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