飲み会での振る舞い #セマセカ話
お晩です。社畜ちゃんです。
今日は少しスタイルを変えてのセマセカ話。
万年平社員ではありますが、世代は中間管理職のわたくし。
年々後輩との歳の差、立場の差に悩まされています。
「これを聞いたら不快かな」
「この質問はハラスメントかな」
同性同士だってとてつもなく気を遣います。
ある日の飲み会。
20ほど離れたおじさん社員と同じテーブルになりました。
普段はあまりお話しされない静かな方なのですが、
本来はとてもお喋りのようで、酔いも相まって、まあ喋る喋る。
会社においても、人生においても、当然ながら先輩なので相槌を打ちながら聞いていたのですが、
呆れるほどに仕事のことばかり。
面白失敗エピソード、とかならまだしも、とにかく愚痴。一生愚痴。未来永劫愚痴。
ストレスが溜まってるのかもしれない、と最初はふんふん聞いておりましたが、
一切途切れることなく続く愚痴に嫌気が差し、後半はずっと壁を見つめていました。
こんな話を聞くくらいなら、壁のポスター見てた方がタメになるわ。という心境。
同席の若手はとっても偉くて、しっかりと耳を傾け、ちょこちょこと言葉を返していました。
君たち偉いよ…。
さっきまで別のメンバーで趣味や異性のタイプなんかで大盛り上がりしていたのに…。
結局、おじさん社員の愚痴は止まることがなく、お席の時間が来て強制終了となりました。
そして私は考える。
ではこのおじさん社員はどう振る舞うのが正解だったのかと。
ご時世的にも難しいもので、プライベートの話題は嫌がられることがあるし、かといって仕事の話をしても説法かのようで盛り上がらない。
一切言葉を発しないのもノリが悪い。
このおじさん社員がそんなことに悩んで、苦肉の策で愚痴っていたとは到底思えないし、絶対にそんなことはないけども、
ただ話題が難しいということは理解できる。
若手は若手で、おじさんおばさんに別に興味もないし、質問するのも苦痛だったりする。
会社の飲み会での振る舞い方。
結論、正解はないのだと思う。
そのときのメンバー、雰囲気、ノリ、をしっかり読み取って、その場その場でうまく対応するしかないのだろう。
とんでもないヘマをしなければ、大概丸く収まるものです。
だけど持論はこう。
「聞かれるまで話すな」
「答えられそうな質問だけしろ」
私のような中間管理職世代も、今回のおじさん社員世代も、
もう何をやったって若手とは違う人間で、感性も絶対に違う。
もはや合うわけがない、生きてきた時代が違う。
話題を振ってくれる若手であれば、振られるまで待つ。
聞かれたことに答える。
ただしイタくならないように!自虐のような回答はなるべく避けて。
ある程度答えたら、そのときの反応を見て当たり障りなく質問を返す。
積極的に話してくれる若手であれば、相槌で盛り上げながら聞く。
今の私にとっては、これが一番マシな振る舞い方です。
好かれなくてもいいから、嫌われないように。
この時間が嫌な時間にならないように。
ただそれだけ!
もちろん、全く気にしなくても双方楽しく盛り上がれる飲み会もあるんだけども。
中間管理職世代の私ですら、こんなに配慮してるんだから、
おじさん社員にももう少しくらい空気読んでほしかったなあと思った出来事でした。
もし会社の飲み会で、特に面白いことも言わず、
積極的に喋るわけでもなく、ひたすら人の話を聞いて飲んでいるだけの先輩や上司がいたら
「おもんないやつ」と思わず、すこーーーーしだけ、温かい目で見てやってほしい。
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