ハードな鍼治療ほど栄養療法とセットで!
漢方薬と鍼灸は、
東洋医学の「内科」と「外科」です。
江戸時代以前を振りかえっても、
日本では、内科と外科を別々の人が
担当してきた歴史があります。
とはいえ、日本以外の中国、韓国では
人間全体を診るという考え方もあり、
先生ごとに得意不得意はありましたが、
内科外科セットで行う
病院のほうが多かったのです。
韓国映画のホジュン。
ドラマの中で、
ホジュンは鍼の名手であり、薬も処方し、
時にはリハビリの仕事もやっていました。
漢方薬には、上中下があります。
上薬とは、「ソフトに効果を発揮する」薬。
これ、具体的には、食養生のことです。
下は劇薬。効果も急激ながら、副作用も大きい薬を、
東洋医学では、「下」と考えます。
食養生は、
副作用がゼロですが、
効果の出方もソフト。
だから、せっかちな現代人は
なかなか続かないことが多いんです。
そもそも栄養は、食べたら即
身につくわけではありません。
栄養を摂っても、
ストレスがかかると減ります。
朝昼晩と食事して、
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+++|ーーー
栄養8個、栄養の減少が7個なら
8個とっても1個しか残りません。
日によっては、マイナスで終わります。
だから栄養療法だけをひたすら続ける
というのは、なかなか続かない。
成果が出始める前に、投げ出す人が多いのです。
ところが!
鍼灸と栄養療法を
セットでやるようになると、
相乗効果で、グッと結果が出やすい!
また食養生をやっていて、
悩みや迷いが出たとき!
客観的なアドバイスをもらえるだけで
どれだけ楽になるか!
吉田兼好が書いているように
「何事も先達はあらまほしき」ものなのです。
内科と外科は本来1セット。
食養生は、
外科治療がハードなほど、
本来、欠かせません。
両輪でやらないことは、むしろ片手落ち。
本来的な医療の姿からかけ離れているのです。
当院の施術は、玄人好みの
鍼がっつりタイプ。
確実な効果を求める人は、
内科と外科、セットで考えてください。