検証は大事だよ-三石巌先生の話2
こんにちは、はりきゅう和-nagomi-です。
前回は、本の引用ばかりですみません。
でも、私が一番、大事だなーと思っているところなんです。
自分で、こうや!と思っても、たいてい私みたいな普通の人は「検証」しようとはしないもんです。
思ったことと、やることの間には、ほとんど無限というほどの距離があります。
「チャンスの女神は前髪しかない」
というけど、その前髪をつかむには、こっちも女神に振り切られない脚力がいる。
ひとは、チャンスの女神に気が付かないわけじゃない。
だけど、前髪を掴むには、準備がいる。その準備ができてないんです。
前髪を掴む「度胸」
器「実力」
そして、走りぬく走力「体力・余力」
PDCAとかも、P(プラン)、D(行動)、C(チェック、検証)、A(再行動)ってありますが、
いっちゃん大切なのは、Cやって言われています。
検証って、言い換えたら、
「ありのままに」
「物事を」
「見る」
ってことやないでしょうか。
これは良い!
これは悪い!
分かり切ったことすら、そう言い切るのには勇気がいりますよ。
とくに今みたいに、世界が複雑に、多様になってきた時代には。
私の鍼灸の師匠が、「ほんとうのことを、本当に言う」ことが大事って、いっつもいうんです。
ほんとうのことを、頭の中で、ぼーーっと思ってるのと、言うんとは、同じじゃないですよね。
「本当のこと」そのものも、差しさわりがあるもんだし、
本当のことであればあるほど、言うと角が立つし。
何が本当のことなんかってことを、自分の中で、すごく、
くっきり、はっきり、分かっていないと、「言えない」し、
ウソはウソや!
悪は悪や!
と切って捨てる強さもいる。
それをなかなか、フツーの人は持ちえない。
けど、それを持たずに、ずーっと生きていくと、次第に病気になるんです。
だから、本当のことを、本当にいうってのを、・・・もちろん、言い方とか、表現法は気を使った方がいいけど、
言った方がいいと思う。
皆さんの健康の話に、私ら医療側が、あいまいなこと言うのって・・・ダメやないですか。
だから、勇気をもって、ほんまのことを言いなさいって話です。
あ、栄養の話とズレました。
三石先生の話とも。
次回はちゃんと、三石先生の話。
三石先生が、栄養に着目したところまで、前回話しましたね。
その続きを、次回書きます。
※ 連載したときのノリを変えずに書いてるんで、内容とタイトルが一致してなくて申し訳ないです。