✅日経新春杯の予想〜過去傾向とラップ診断から〜
日経新春杯の予想となります。
使えそうな過去傾向と過去3年のレースラップよりレース展開を見極め穴馬も含めてレース展開に合う馬を探していきます。
考察から本命馬と買い目も記載してます。
●中京競馬場 2,200m(芝)
今年は京都競馬場の改修工事のため中京での開催となるが傾向があることには変わらないのでしっかりと考察していきたい。
想定上位人気馬
アドマイヤビルゴ
ヴェロックス
サンレイポケット
クラージュゲリエ
ダイワキャグニー
過去3年のレースラップ
2020年レースラップ
12.6 - 11.2 - 11.9 - 12.9 - 13.0 - 12.9 - 12.1 - 12.8 - 12.2 - 11.8 - 11.7 - 11.8
2019年レースラップ
12.6 - 10.7 - 10.8 - 11.8 - 12.4 - 12.6 - 12.9 - 12.8 - 11.9 - 12.2 - 13.1 - 12.4
2018年レースラップ
12.9 - 11.4 - 11.7 - 13.0 - 13.0 - 12.6 - 12.3 - 12.5 - 12.3 - 11.6 - 11.4 - 11.6
芝2200m戦の長距離戦。前半4Fくらいまではハナを主張したい馬が前の先頭争いをすることからラップが早くなり11秒台が続く。
中盤は12秒台が連続の中緩むスローペースで流れていく。それぞれの馬が仕掛けるであろう4角の手前くらいからペースが上がり、ラスト4Fあたりから11秒台と一気に1秒ほどラップが早くなる傾向であるとわかる。
2018年、2020年とラスト3F連続でペースが速いことから後半の直線特化の上がり勝負である傾向だとわかる。しかし中京競馬場の直線は412mと短いので4角までに捲る馬が出てくるのでレース展開が乱れることがある。
2020年4コーナー直線
2018年4コーナー直線
直線では前と後ろの差が10馬身ほど開く縦長の形になりやすく後ろの馬はとどきづらい。
この時3着以内も前の馬だ。
中京2200mと今年は200m短くなるのでより前争いが激化する展開も考えたい。
レース展開
(前半)スローペース
(中盤)中緩みペース
(後半)ラスト3Fからゴールまでロングスパン の脚が求められる
=スローペースからのロングスパート戦
過去の傾向から
過去3年三連単配当
2020年 三連単 110,680円
2019年 三連単 10,530円
2018年 三連単 37,240円
過去3年の三連単配当を見るといずれも万馬券と高配当。三連複に関しても万馬券になりやすい決着が多々ある。
ミッキーロケットやグローリーヴェイズなど数々のG1馬を生み出しているレースである。
過去5年の3着以内の15頭中13頭は、前走との間隔が「中8週より短い」ことである。なので間隔詰まっている馬でも悲観視することはない。
過去10年の優勝馬10頭は、いずれも前走の上がり3Fタイムが5位以内だった。この傾向は顕著で上がり勝負になることから重要視していきたいポイントだ。
考察
基本的にはスローペースからのラスト3Fの上がり勝負だろう。
逃げ馬は4角あたりから失速していく傾向がある。ただ4.5番手の好位でポジショニングする馬にとっては直線400mと短いのでいわゆる先行馬の前残りも狙っていける。
今回の穴馬を探すとしたら上記のような先行馬だろう。
差し馬にとっては当日の馬場を見ながらにはなるが、前にとどきにくい展開にはなるであろう。ただ上がりを使える馬がいるのであれば文句なしに狙っていきたい。
本命馬と買い目
本命馬
◎ダイワキャグニー
今回最も内枠を引きたかった馬が最内枠を引いた。毎年、中枠から内枠中心の馬が好走しているレースだけに良い枠だ。
過去の傾向から4角である程度前のポジションをとる馬がそのまま直線出し切って勝つことが多いことより今回は内枠に入りスンナリ前の好位を確保でき、直線そのまま出し切りのイメージと予想する。人気落ちの今回は馬券妙味がある。
天皇賞秋、あの豪華メンバー相手に12.7 - 11.7 - 12.1 - 12.1 - 11.9 - 12.0 - 11.7 - 10.9 - 11.1 - 11.6のラスト4Fからゴールまで11秒台連続のロングスパート戦のかなりタフな競馬で6着と健闘。それから中京競馬場の金鯱賞で3着。これらはかなり好材料。戦ってきたメンバーレベルを加味すると軸にしていきたい。
対抗→サトノソルタス、サンレイポケット、ヴェロックス、アドマイヤビルゴ、バレリオ、レイホーロマンス
サトノソルタスは金鯱賞組みなので評価。中日新聞杯で叩いた上積みにも期待。
バレリオに関しては、穴馬としておさえておきたい。今回、ブリンカー装着になるのでポジション取り次第で圏内は十分考えられる。メトロポリタンステークスではラスト3F11.0 - 11.0 - 11.6のロングスパート戦でウラヌスチャームに次いで2着。上がり脚使えるロングスパート付きタイプか。
アドマイヤビルゴは対抗までの評価。これまでに戦ってきたメンバーレベルを考えると人気する馬では買い要素が少ない。ただ中京2200mを好走している点でしっかりとおさえる。
レイホーロマンスはいつ激走するかわからない存在であるが、中京巧者であること、斤量が51kgというプラス要素で買います。
ヴェロックス、サンレイポケットはしっかりと上がりの脚も使える点と内枠なのでおさえます。
推奨買い目
馬単一頭軸流しマルチ 1→3.4.7.9.10.13 (12点)
馬連一頭軸流し 1→3.4.7.9.10.13(6点)
三連複一頭軸流し 1→3.4.7.9.10.11.13.14(28点)
三連複は手広くいきます。本線は馬連6点。
以上でいきます。