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✅新潟記念の予想〜過去傾向とラップ診断から〜
新潟記念の予想となります。
この記事は使えそうな過去傾向と過去のレースラップから考察していきます。
本命馬と対抗、推奨買い目も記載してますので是非ご覧ください。
想定上位人気馬
ヒートオンビート 2.1倍
サンレイポケット 4.2倍
イクスプローション 6.9倍
カイザーバローズ 9.1倍
コース分析
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コーナーを2つ回る芝2000mで、JRAで他に例がない独特のコース。バックストレッチを2コーナー奥に延長したポケット地点からスタートして、外回りの3コーナーまでの距離は約950m。バックストレッチ中盤過ぎから3コーナー途中まで緩やかな上り勾配で、そこから4コーナーに向けて緩やかに下っていく。
ゴール前の直線は658.7mとJRAで最長を誇る(芝直線1000mコースを除く)。
コーナーが少ないため、馬群が大きくバラけずに一団のまま進む展開になりやすい。直線はほぼ平坦で完全に脚が止まる馬は少なく、ゴール前で各馬が横に広がっての接戦になることもしばしば。
位置取りや仕掛けどころなど、騎手の手腕が試されるコースである。
過去3年のレースラップ
2021年レースラップ
12.9 - 10.9 - 11.5 - 12.2 - 12.5 - 12.2 - 11.8 - 11.3 - 11.0 - 12.1
前5F 60 後5F 58.4
2020年レースラップ
12.8 - 11.5 - 12.5 - 12.4 - 12.7 - 13.0 - 11.9 - 10.8 - 10.7 - 11.6
前5F 61.9 後5F 58
2019年レースラップ
12.7 - 10.9 - 11.3 - 11.7 - 12.0 - 12.5 - 12.0 - 11.3 - 11.1 - 12.0
前5F 58.6 後5F 58.9
新潟競馬場芝2000mの左回りを使用。
前半5Fと後半5Fのレースを2分割してラップ考察していきたい。
2021年、2020年ともに前半5Fが60秒を超え、ラスト5Fタイムが58秒台。
前半スローペースからの後半にタイムの比重が傾く後半特化型のレース。
2019年は高速馬場で前半5F58.6で後半5Fも58秒台と、やはり後半に脚が求められやすい。
過去3年を見るといずれもラスト4F→3Fにかけて一気にギアアップしラップも11秒台前半もしくは10秒台へ加速する。
トップスピードになるラスト2Fが最速ラップになりやすい。
直線距離が600m以上あるだけに仕掛けどころが鍵となるレース。ラスト600mを切るあたりからペースアップを想定したい。
逆に早仕掛けは交わされやすいのだろう。
最速になる地点はラスト200m付近だが、ラスト1Fは減速ラップとなりやすいため持久力戦と見立てたい。
<レース展開>
前半から中盤までスローペース。
直線ではラスト2F最速のラップでラスト1Fが1秒近く減速する持久力戦。
過去傾向
新潟外回りの芝2000mは直線部分の長い外回りコースを使ったコーナー2回のレース。大型で器用さを欠くタイプでも走りやすいためか、馬体重が重い馬の成績が良くなっている。
出走頭数は少ないものの、馬体重521㎏以上の馬は〔3・0・1・5〕という好成績を残している。
→当日の馬体重はしっかり確認しておきたい。
ハンデ戦であるため出走各馬の斤量差が大きくなるが、その中でも軽すぎず重すぎずのハンデとなった馬が有力で、特に56㎏〜57㎏の好走率が高く出ている。
→イクスプロージョン、エヒト、レッドジェネシスが該当。
前走別の成績から、新潟記念はサマー2000シリーズの最終戦にあたるだけに、前走でもシリーズの対象レースに出走していた馬がよく馬券に絡んでいる。
小倉記念、函館記念、七夕賞が対象レース。
→エヒト、サンレイポケット、スカーフェイス、ヒートオンビート、プリマヴィスタ、レッドジェネシスが該当。
考察
サマー2000シリーズの最終戦。
馬場も荒れてきている。
逃げ馬の勝利はほとんどない。基本的には差し馬中心に馬券を組んでいきたい。
前半スローペースから後半ジリジリとロングスパート使える馬を探していきたいとこだ。
以下は私の本命馬と対抗、各馬の解説、
推奨買い目を記載しています。
本命馬・対抗の考察と推奨買い目
本命は前走の七夕賞では一変し変わり身を見せたエヒト。
12.3 - 11.0 - 11.1 - 12.0 - 12.1 - 12.1 - 11.9 - 11.9 - 11.6 - 11.8のラップタイムで1000m58秒台で流れ、ロザムールには苦しい流れとなったが6番手でひかえたエヒトが抜群の手応えで4コーナーを通過し2馬身差をつけ圧勝した。
ラスト3Fタイムは34.4秒と全体2位。
ラスト5Fは59.3と非常にタフな展開となったが最後まで脚を使えたロングスパートを評価したい。
ラスト4Fから加速ラップを踏めており、ゴール前はそこまで減速していないのが評価できる内容。ロンスパ対応ができている。
また、ヒートオンビートを負かしていることも物差しにはなるだろう。
京都記念は前半1000m61秒かかるスローペースな上、前残りと厳しい展開になった。
さらにAJCCはスタート出負けから直線で前が壁となり展開利もなかった。
サンタクロースSでは前半62秒とドスローの展開で35.1秒の最速上がりタイム。
最後までロンスパを使える脚力は新潟の長い直線でも活きてくるだろう。
これまでを見ても叩いて上積み見込める馬。
前走の重賞制覇からここでもやれるとみている。
自信の本命を打たせてもらう。
○カイザーバローズ
評価ポイントは2走前の新潟大賞典で好走している点。今回と同舞台で結果を残せている経験値は大きい。
12.1 - 10.7 - 11.9 - 12.1 - 11.7 - 12.1 - 12.0 - 11.3 - 11.3 - 12.5のラップタイムを刻んだ。
前半5F58.5-後半5F59.2でラスト2→ラスト1Fで1秒以上減速した持久力戦。
アルサトワがハナを切り、前半ややハイラップになったが10番手の位置から差し脚を伸ばせたのは良い内容だった。
2000m路線となり、安定した成績を残していること。
中内田厩舎という早熟傾向の馬なので狙うなら4歳のこの舞台か。
本命◎と対抗○はいずれも中団に取りつくことができ、後半要素に特化したタイプの馬。
以下は馬券の2連系相手に入れていきたい。
▲スカーフェイス
△ヒートオンビート
☆ココロノトウダイ
以上の見解でいく。
推奨買い目
単複→9
馬連一頭軸流し
9→5.6.10.16(4点)
ワイドBOX
9→5.6.10.16(6点)
馬連4点が本線。
今回はオッズもつきそうなので単複と2連系のみで勝負する。
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