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忌節について。


有言実行。


シングルのお話をツラツラと。


曖ノ音として初のシングル1枚目

忌節と書いて"きせつ"と読みます。


収録曲は2曲+おまけな感じ。


1曲目は「季節」

サリィ。の次に組んだ継続セッションバンド、
「貉」でリード曲として作った記憶。


誰かと共に眺める季節は
誰かぎ消えた後にも変わらず訪れ

それはいつしか忌まわしいものに変わろうとしている

けれど君と見た桜、太陽、蝉の声、紅葉、雪景色
全てを連れて約束の時を迎えます


説明って難しいからイメージで詩にしました。


個人的な思い入れとしては
2019年の叭紅ノ日でダブルアンコール頂いて、

その時に演った曲ってのも良き思い出。

そんな素敵な記憶が忌節を季節に変えてくれるのかも知れませんね。


2曲目は「誘いの森」

こちらは過去に活動していたサリィ。で一度だけ演奏された曲


歩き続ける森の中
疲弊しているはずの両足はどこか軽く
こちらへおいでと森の声
社会に散るならせめて自ら
そう思って歩みを進める

いつしか消えた雑踏
聞こえるのは自らの呼吸
最後に掛けられたのは
生きたかったあの日の声よりも先に


樹海ってのは不思議なもので
どうも魅力がありますね

その包容感は優しさなのか、
無慈悲さなのかはあなた次第でしょうか


曖ノ音は過去に埋もれた音を紡ぐために作った場所なので、

今回のシングルはその理念に適ったものではないかと、
自負しております。


最後のおまけは買った人にだけって事で。


忌節の御話おしまい。


叭紅

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