ハッカ味にもやさしくしてね
味にも香りにも色にも、懐かしさが宿っています。
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懐かし優しいどこか切なさやしょっぱさも含む、拝啓あんこぼーろさんの素敵企画、こちらに参加させていただきます。
まにあったー!
私が子どもの頃。
小学校の西門を出てすぐのところに、文房具兼駄菓子屋さんがありました。文房具のほうが中心で、駄菓子の棚もレジ横にあるよ、という感じ。
いわゆる懐かしの昭和の駄菓子屋さんではなく、かなり現代的(?)なお店だったので、「駄菓子屋さんど真ん中の駄菓子屋さん」には今でも憧れています。
とはいえ!子どものわくわくが詰まった素敵なお店で、お小遣いを持って友だちとよく帰りに寄っていました。
あるのは学校指定の文具だけでなく、インクに香りがついているペン・ラメ入りのえんぴつキャップ・匂い玉(なんかとにかくいい香りがするだけのビーズみたいなやつ)…今でもちょっと欲しい。
そして、
小さな箱入りフーセンガム・フィリックスガム・あわ玉・ガム入りキャンディ!
あわ玉、って名前だったと思うんですが、しゅわしゅわする飴玉がお気に入りでした。
あとは、誰がいちばん早くフーセンガムを膨らませられるか、とかやってた思い出も蘇ってきました。私はとっても下手!いつまでももぞもぞしてました。笑
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好きな駄菓子、といえば。
私は物心ついた頃から、ハッカ味がだいすきでした。
なかなか賛同を得られなーい!!
私の友だちはみんなハッカ味が苦手でした。
でも「周りと違う好み」って良いこともあって。かの有名なサクマドロップス。フルーツ味の中に少し混じっているハッカ味は、周りの子にとってはハズレでも、私にとってはラッキーなだいすき味!
缶をがらがら振って、ハッカ味が出た友だちは「あー!ハッカだー!ぺくみ食べてー!」
私は喜んでもらっていました。特権特権。
そんなハッカ味愛好家の私に衝撃の出会いが訪れます。
こちら。
ハッカ味だけのサクマドロップスの缶!!
これは前述の小学校近くのお店ではなく、大きめのスーパーのお菓子コーナーで見つけたんだったような気がします。
夢のような出会いにこれを嬉々として買って(いや、親に買ってもらったのかな?)持って行き、友だちを震撼させたのでした。
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15年ぐらい経った今でも、その友だちは「いやあ、ぺくみがハッカ味だけの缶を持ってきた時は目を疑ったよ」と伝説を語り継いでくれています。
行き場の無いハッカ味が居たら、私のところにおいでー!
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