言葉で商品を売るための7つの秘訣
文章を書くだけで、商品やサービスが売れるようにする。
これを仕事にしている人をコピーライターと言いますね。
有名なコピーライターの1人に、ジョン・ケープルズという人がいます。
こんなコピーで超有名です。
わたしがピアノの前に座るとみんな笑った。
しかし、わたしがピアノを弾き始めると!
優れたコピーが書けると、広告効果を最大限にすることができます。
逆にコピーが悪いと、商品がどんなに良くても売れない・・となります。
ケープルズが教えたコピーで商品を売る秘訣というものがありますので、特に実践したい7つをご紹介したいと思います。
コピーで商品を売る7つの秘訣
1 現在形で語り「あなた」と呼びかける
2 小見出しを使う
3 シンプルな言葉と文体で書く
4 無料の情報を与える
5 具体的に書く
6 長く書いて削る
7 行動を促す
1 現在形で語り「あなた」と呼びかける
相手を主役にして、現在形で書くことが進められています。
良いコピーというのは、いかに相手が「これは自分のことについて書かれている」と思うかどうかですよね。
読者目線で書かれているというのは、非常に大事です。
2 小見出しを使う
小見出しを使うことによって、ポイントに注意を引くことができます。
また、全体的に何を伝えたいのか、概要を理解してもらえます。
さらには、そのままの流れでは読み飛ばされてしまったかもしれない部分も読んでもらえるようになります。
3 シンプルな言葉と文体で書く
小学校5年生にもわかるように伝えるというのは、よく言われることですが、シンプルな言葉と文体は、わかりやすいものです。
意味がよくわからない言葉が文の中に出てきたとき、何人が辞書を引いて調べるでしょうか。ほとんどは調べずにスルーしてしまいます。そして、よくわからない、で終わってしまいます。
4 無料の情報を与える
相手にとってお役にたつ情報を惜しみなく提供するのは、非常に効果鉄器です。決して出し惜しみしてはいけません。
発信される情報が有益だと認識されるなら、一気に信用信頼が高まり、セールスされるものに対しても信頼されやすくなります。
5 具体的に書く
文中に出てくる数字などを“丸めて”いないでしょうか。つまり、キリの良い数字にしてないでしょうか。
データーを書く時には、小さい端数まで含めるほうが、リアリティがあります。細かい数字など気にされないと思うかもしれませんが、それは勘違いです。
細かい数字が入っていると、データーの信頼性が高まり、数字を端折ってキリの良いものになっていると、誇張されているのではと疑いの目で見られてしまいかねません。
6 長く書いて削る
1回の文章で、言いたいことが全部伝わるようにする必要があります。
ムダな余白が残ったままではなく、ちょっと多く書きすぎたかもしれないと不安になるくらい、書き綴ってください。
多すぎたかなと思って、内容を削るほうが、文章が足りないものを送付するよりよっぽどいいと言えます。書いていなければ、伝わることは絶対にないからです。
7 行動を強く促す
ただ買ってくださいと書くだけでなく、期間限定や今だけ〇〇割引、のように、これは今行動しなければ損してしまう、くらい感じるインパクトでもいいでしょう。
文章を読んで、自分が今すぐとる行動が何か、明確に書かれているものは効果が高いと言えます。
まとめ
かなり古い本なのですが、現代においても現役で役立つ情報ばかりです。