ぶじゅこの部屋 第6回
こんばんは、ぶじゅこの部屋へようこそ。
この番組は、毎週ゲストを勝手にお迎えしてじゅにーの一週間を振り返りながら……
-【暗転】-
「そこまでだ!」
「この番組は我々が乗っ取った!」
あーら、あたくしこんな展開聞いてませんわよ?誰か台本変えましたの?
「この番組は我々ヨシヒコーずが乗っ取ったと言っておろう!」
「ちょっと待てヨシヒコ、なんじゃその名前は。余がメインではないのか?」
「いや閣下、ここは譲れませぬ。閣下ーずって呼びにくう御座りますしの。」
「にしても余の名前がちいとも含まれておらぬではないか。そのようなもの納得いかんぞよ!」
「閣下、揉めてる場合では御座らんぞ、早ようここを乗っ取らねば。」
「そちが身を引かぬからであろうが!」
-【明転】-
「「…あ!」」
ん、あーらどうしたのADのもな子さん、カンペなんか持って。
何々、先週一度もコイツ等を出してやってないから、今回のゲストにしてやってくれと。あーら優しいわねじゅにーさん。
「いや、乗っ取ったと言って…おろう。ねえ閣下?」
「そうであるぞ!」
…あーら優しいわねじゅにーさん。
「「げ、ゲスト出演有り難き幸せで御座る。」」
ふん、初めから素直に仰りなさい。
では今回は特別ゲスト、えーと…、誰なのあーた達?
「閣下と!」
「ヨシヒコに御座りまする。」
カッパとヨシヒコね。とっとと始めますわよ。
「か、カッパ……。」
「閣下、お気を確かに!(笑)」
まずは、先週末の旅の模様からですわね。
「旅に出る度に我らが蔑ろにされてる気がしますな。」
「我らの出番の際は、旅の最中だとコメントを返すのも大変だかららしいぞ。」
続いてはこちらざますよ。
「カッパちゃんと!」
「ヨシヒコりん!」
あーた達、お笑い芸人でも目指してらっしゃるの?売れないわよそんなんじゃ。
続いてはバトン企画ざますわよ。
「こんなにバトンを貰うほど慕われておるのも我らのおかげだと思わんか?のうヨシヒコりん。」
「閣下、申し訳御座らんがその呼び名は忘れて下され……。」
そんなガラスハートではこの業界生き残れないわよ、全くもう。
最後は、六甲山へお出掛けした話ざます。
「斯様に出掛けておっては我らの出番が何時までも来ないではないか!」
記念日やら色々あったらしいざますよ。今回ここに出れたんだから、良しとしなさいなあーた達。
「今後は出番を増やすよう申し立てねばなりませんな!」
…良しとしなさいなあーた達。
「「りょ、了解で御座る。」」
ではまた皆さん、ご機嫌よう。
「ヨシヒコや、余はあやつを支配できる気がせぬぞ。」
「私も同感に御座りまする…。」