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もったいないお化け 知ってますか?

こんばんは、闇と光の伝道師、愛を叫ぶじゅにーです。

今日は食に関するちょっと雑談チックなお話。

食と言うより食事、食べる時の心構えというか、そんな話題ですね。


今晩の食事、ご飯に酢漬け野菜三種(玉葱・キャベツ・人参)を盛り、その上にイワシを焼いて甘酢に絡めたものを乗っけて鰹節とすりごまをかけた「名無し丼」と、味噌汁だったんです。

イリコ入りの味噌汁は苦手だとうちの子が言ってたので、ワタを除いたものを試食させ、これなら大丈夫だと言うのでイリコ出汁の味噌汁にしました。

私と妻は30分も掛からず食べ終わったのですが、うちの子の箸が途中で止まり、全然進まない。

おやつの食べ過ぎではないと。

突き詰めると、やっぱり口に合わなかったらしい。

過去にそれで私が怒ったことがあるので、うちの子は正直にそれを伝えることに抵抗があるんです。

それに関しては、私も怒らないからちゃんと伝えてとお願いしてるんですが、まだ恐怖が抜けないようで。

過去に怒ってしまったことは全くもって申し訳ない。

とはいえ今日は既に8割食べてるので全く合わないわけではないんですよ。

結局、一時間半掛けて子供はイリコ以外を食べ、イリコは私が食べました。


食後、「いただきます」の意味についてしっかり教えているときに、ふと妻が口にしました。

「もったいないお化け、知ってる?」と。

言っちゃなんですが放送してたのは2人とも幼少の頃。その後放送していないので知る由も無いわけですが。

ちなみにこれですよ。

うちのフォロワーさんならそれなりに知ってそうだと思うのですが。

今改めて見ると、とても良い内容だと思うんですよね。

そもそも、日本のお化けというものは、大半が何かしらの教訓を伝えるために存在していたのだと思っています。

ただ恐いだけではなく、躾の一環として。


情報が溢れるにつれ、そういった大切な文化は影を潜めていき、「いただきます」も形骸化し本来の意味を知らない子が増えている。

最先端の技術や文明も良いけれど、そういった意識・考え方もまた、後世に伝えていくべき文化なのではないかなあと、そんなことを思っていました。

我が子が怒られている間、食べるに食べれずどんどん溶けていく冷凍ゼリーを眺めながら。

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