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緊急特番 うがい薬について
こんばんは、闇と光の伝道師、愛を叫ぶじゅにーです。
本日は放送の内容を変更してお送りします。
我が大阪府の知事&市長が先走った会見で国民の皆様を混乱の渦に陥れたこと、誠に申し訳ございません。
連中に成り代わり、うがい薬の有効性を述べさせて頂きます。
よろしくお願いします。
今回のうがい薬、成分は「ポピドンヨード」といいまして、試験管内で細菌・ウイルスに対して強い殺菌活性を有します。
ここで重要なのは「試験管内」です。あくまでも実験室での話です。
では、実臨床ではどうなのか。
実際の患部においても、ポピドンヨードは一応きちんと抗菌作用を発揮します。
しかし、ポピドンヨードは有機物により著しく活性が低下するため、患部における働きはどんどん悪くなります。
そして、ポピドンヨードは粘膜傷害作用も強く、粘膜の防御機能を低下させます。
菌やウイルスをやっつける可能性があるにはありますが、喉の防御機能が失われる可能性は大です。
感染時ならまだ良いでしょう。喧嘩両成敗に出来るかもしれません。やむを得ない犠牲です。
しかし、平常時に予防目的で使ってしまうと、単に免疫力を落とすことにしかなりません。
相手がいないのに自分だけダメージ受けるんですよ。なんか悲しくなりません?
冒頭で述べました「うがい薬の有効性」ですが、言うなれば敵味方を問わない絨毯爆撃です。
敵が多ければリスクよりベネフィットが勝る可能性も有るでしょう。
しかし、今敵があまりいないのであれば、単なる自滅です。
皆様の良識有る判断をお願いしたいです。
また、こういう時に必ずセットで聞かれるのが「他に何を使えばいいの?」だと思います。
水道水で十分です。浄水ならなおよし。
もっとしっかり効果を期待したいあなた。そんなあなたへお勧めするのはこちら。
緑茶うがいです。紅茶ならなおよし。
殺菌作用、患部の洗浄作用、粘膜保護、どれをとっても秀逸です。
殺菌作用だけならポピドンヨードに劣るかもしれませんが、こと汚染された粘膜域においては同等以上に働いてくれます。
どうしてもうがいがしたいのなら、お茶の方が安価で安全で効果も期待できますよと、某知事に成り代わりお伝えしておきますね。
一応、初期に書いたこんな記事も再掲しておきます。
それでは皆様、本日は緊急特番にお付き合い頂きありがとうございました。
また明日、お会いいたしましょう。
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