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買う事をオススメしない薬 1 リメイク記事
こんばんは、闇と光の伝道師、愛を叫ぶじゅにーです。
今回は久々のリメイク記事。
note始めて一週間ぐらいの頃に書いたものです。
当初は、こういったもの書いていく予定でアカウント立ち上げたんですよね。
ただ、あまりの反響のなさにナンバリングしていながら続編を書いていないという(^^;)
ということで、今のちょっとは影響力が出てきた状態ではどんな反響が有るのか気になってみた次第です。
反響良ければ存続するかも…?
では、リメイク開始です(^^)
今後シリーズ化していく予定のカテゴリーです。
個人的な意見ではなく、あくまでも実態・数値的な観点から述べていこうと思います。
今回紹介する「オススメしない」薬は
パイロンPL顆粒/錠です。
簡単に概略をご紹介します。カテゴリーは感冒薬。医療用感冒薬「PL顆粒」が市販薬として販売されるに至った薬です。
病院でとりあえず「風邪ですね」と診断されると抗生剤や咳止め、痰切りなどと共に良く処方される薬剤です。
では、何故オススメしないのか。理由は簡単、
「高いから」
です。パイロンPL顆粒12包/箱、2020.10.4時点でAmazon参考価格1,095円です。1日3回1回1包(0.8g)毎食後服用とのことで、およそ1日270円。
そして医療用のPL顆粒は薬価が6.5円/gです。パイロンPLと同量にすると15.6円/日。
勿論、医療用は診察料や処方箋発行料、そして調剤薬局での調剤料など色々他にお金は掛かりますが、保険適用が有るのでその3割負担。何かの診察の際についでで貰うのであれば4日分で19円と殆どタダ同然。
それが市販薬になると1095円に化けます。メーカーボロ儲けかと思いきや、知人に聞いた話では利益率3割くらいとのことで、原価はどこで高くなったのかと。
まあ、業界への根回しや宣伝広告費なんでしょうね。
たとえ高くてもしっかり効けばそれで良いじゃないかと言うそこのアナタ。先に少し触れてますが医者は咳止め、痰切りなどと共に処方するんです。
即ちPLにはそれらの成分が入ってないのです。解熱沈痛成分と抗ヒスタミン成分(簡単に言うと鼻止め)だけです。なにぶん1962年薬価収載の古いお薬ですので。
最近の一般的な市販の総合感冒薬を名乗る薬なら、大概に解熱沈痛、咳止め、鼻止め、痰切りは配合されています。時代と共に進化してきましたから。
しかしPLは50年以上時が止まったまま市販にやってきたので、時代遅れ感が甚だしく、それが故に謳い文句は「病院で貰える薬が市販でも」なのです。
ちなみに、解熱沈痛成分も抗ヒスタミン成分も、今や市販でも使わないような古い成分です。
病院で貰えば格安の薬が、市販では必死に他の薬と値段だけ肩を並べてみるものの、中身は伴わない。それがパイロンPLの実態です。
以上、オススメしない理由でした。この記事が風邪薬で悩んでいる誰かのお役に立てれば幸いです。
どうでしたか?
当時殆ど読まれていないとはいえ、中々喧嘩売ってますよね(^^;)
皆様の率直なご意見、ご感想などお待ちしております<(_ _)>
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