青猫太郎 楽屋裏突撃インタビュー
「楽屋裏突撃インタビュー、レポーターのカッパちゃんである。」
「同じく、ヨシヒコりんで御座います。」
「ヨシヒコりんや、青猫太郎物語、正直余は嫉妬しておるぞよ。我らもあのような活躍がしたいのじゃ!」
「最近、我らの出番はこんなのばかりですからな。忘れらさられないか不安で御座います。」
「何とかならんかのう…。やや!青猫殿が来た、行くぞヨシヒコりんよ!」
「カッパちゃん、ノリノリでは御座らんか…。とと、待って下され!」
「青猫殿、今回の大役実にお見事であった。」
青「きゃー、カッパちゃん、ヨシヒコりん、来てくれたのね!私の想像通りの姿じゃない!」
「それは、青猫殿の描いた絵であるからして…。私は何故アヒルに…。」
青「何か言った?お弁当食べちゃおうか?」
「それを食べられると力が抜けてしまうで御座る~。」
青「あなたは何飯マンなのよ…。」
「青猫殿、今回は後半のひたすら翻弄されて殆ど何もしてないっぷりが秀逸で御座ったぞよ。」
青「それ褒めてないわよね…。私も気にしてたのに~。カッパ巻き食べちゃうぞ!?」
「それがなくてはただのカッパになってしまうではないか!」
青「あのちょんまげはちゃんまげなの?」
「ヨシヒコりんや、青猫殿が意地悪であるぞ!?」
「カッパちゃんが先に煽ったからでありましょうぞ。妬んでないで、素直に讃えようではありませぬか。」
「確かに、あの個性溢れる集団を敵に味方に置いて、きっちり纏め上げられるのは青猫殿しかおらぬと思っておるぞよ。」
青「あら嬉しい。ちょっとじゅにーさんに2人を活躍させるよう口添えしておくわね。」
「あいや、かたじけのう御座る。本当によろしく頼みまする。」
「さて、次は誰に…。むむ?ヨシヒコりんや、先ほど全裸の輩が通り過ぎて行ったぞ?あれは一体…。」
「少なくとも、カメラに映してはいけません故、スルーしておきましょうぞ。」
「やや、今度は薄着のおなご達が通り過ぎていったぞ!余も仲間に入りたい~!」
タロ「そうでしょう!だから俺も急遽参加したんですよ。ここで行かねば漢が廃る!!でや~~!」
「ヨシヒコりん、すごい勢いで走り去っていったが、今のは何じゃ?」
「カッパちゃん、見てはいけませぬぞ。」
「やや、今度はノア殿であるな。行くぞヨシヒコりん!」
「了解でありまする!」
「ノア殿、今回は準主役ともいうべき活躍、お見事で御座った。演技しているように見えぬ演技で御座ったぞ!」
ノア「そう?いやー、私も自由に暴れられて楽しかったよ!この台本私が書いたの?ってくらい、素でいけたからね。」
「演技では御座らんのですか?」
ノア「もうね、いつも通りの【ノア】でいられたのよ。私じゃなくて【ノア】ね。それが嬉しくて嬉しくて。」
「演技をしているように見えぬ演技ではなく、演技をしているように見える素のノア殿?いやいや、素の様に演技するノア殿?」
「なんだか哲学じみてきましたな。」
ノア「そこんとこはね、多分私にしかきっと分からないのよ。とにかく、楽しかった!それだけで十分なの。」
「その笑顔に偽りはないので御座ろうな。お疲れ様で御座った!」
「さてお次は…。やや!ヘイヨー殿で御座る。」
「閣下と魔界の王とでは、どちらが偉いのでしょうな?」
「少なくとも、カッパちゃんでは肩を並べられまいて。」
「カッパちゃん、いつか我らも天下を取りましょうぞ!」
「その意気で頑張ろうぞ!ヨシヒコりんよ。…とと、ヘイヨー殿が楽屋に入ってしまったで御座る。」
「カッパちゃん、ちょっとお待ち下さい。あの楽屋はもしや…、おお、やはり!」
「どうしたのじゃ?ヨシヒコりんよ。」
「見て下され。この楽屋の入り口を。」
「ぶじゅこの部屋 出演者控え室」
「ということは…?」
「明日のぶじゅこの部屋に、遂に魔界の王が参戦するようで御座る。」
「ぶじゅこ殿と魔界の王では、どちらが偉いのであろうな?」
「果てしなき謎で御座るな…。」
「では、今日のところはこのあたりで失礼仕る!レポーターはカッパちゃんと!」
「ヨシヒコりんで御座った!ではまたお会いしましょうぞ。」
「本当に、次の出番はありますかな?」
「青猫殿の喝入れに期待するしかあるまいな。」
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