港区立中のシンガポール修学旅行関連記事を巡って・・・(失われた30年以前=玉砕型受験特訓の末裔としての60年代生まれ=は生き方の術(すべ)を知らないんではないでしょうか) Yさんへの手紙
港区立中学校が全員シンガポールの海外修学旅行を実施するという。
「真の格差を実感してこい!」
っていうけれども、3年で政策実現100%できちゃう独裁社会=国民が少なく政策の浸透スピードがめっちゃ速くて高圧的な社会=を見てなにが格差だという気もしなくはない。つまりマレー人より華僑の移民中心で「カネが全て」の社会。殺さずとも全体に豊かだし、人口が少ないから行政が笛をふけば3年もあれば国内全域禁煙なんて達成できるわけ。
ただ、そのこと(上っ面でみえている行政・政策の結果としての社会)でどれだけのアングラ社会ができているかについてまで学べないのが修学旅行・観光旅行でもあるわけで。
バブル時代の世界2位からのノスタルジーより、自分は何もしないで人様の足の引っ張り合いをしてる親世代の現実と、少数精鋭主義でガンガン前に進むシンガポール社会。
格差ではなく自分達の現実をこそ見てくる必要がある。
できればアングラも見てきてほしい、というのは無理だとは思う。だが、均質化社会で人々が誰の何に向って配慮しているのか、を垣間見れる視点や観察眼が育たなかったなら、表面しか学ばなかったら日本の若者達によって率先して戦争国家に逆戻りだと言う危惧すら覚える。
冷泉氏の文章にある最後の「独裁国家」云々。今の日本の同調圧力国家に仕立て上がってきている問題と相まって「ああ一緒一緒」で終わって帰ってくる結果に終わることだって想定範囲に入ってくるはずなわけで。どうして想定しないんだろう、どうして格差を学べる力があると思っているんだろう。中学生達が無能だというつもりはない。僕らの年代に比べたらはるかに資質の高い人達だ。だが、対戦ゲーム漬けになってて「勝てば官軍」YouTuberのような一発勝負で勝てば良いとおもっていたとしたら・・。
大人の喪失感が伝わるだろうというのはノスタルジーの押しつけのような気もするのですが・・・。「がちょーん」はオジサンですが「ひき肉です!!」は中学1年生YouTuberですからね。
少なくとも、港区の人達の平等って「児相を排除した人達の均質性」であって、人権における平等ではないわけです。そういうムーブメントを起こして置いてなんとも思わないオトナ達の子どもである、ということです。
Y:「Z世代もα世代も刹那的に生きている感じがします。「努力は報われ、右肩上がりに生活も経済もと言う上昇カーブが明日の人生に夢見られない(失われた30数年)」
Yさん、そのとおりです。
経済物流や生産性という側面ではご指摘の通りだと思います。
一方、人々の生活感情や生活実態の面からはどうでしょう。
<情熱特訓塾=玉砕型受験特訓=の末裔たち>
戦後のお受験体制で、子供たちは戦時体制のまんまだったのではないでしょうか?私の世代で「損か得か」という近視眼でしかものを考えられない人たちが圧倒的多数を構成していたと思います。同時に学習塾から進学塾へ「特訓科」「特進科」でナンバースクールへ玉砕型の勉強をして最終的にどこかに落ち着けばいい、学校で担任が誰だときけばあの先生は上の学校へチャレンジを絶対にさせない、滑り止めばかり受けさせる、という評価に背を向けて、東進スクール型の勝ち負けを親が率先して送り込む、その結果、「欲しがりません勝つまでは」の悪い側面が子供たち、つまりバブル期に大学生だった我々(1960-1970年代生まれ)にしっかり毒牙が残っているのではないか。
<男性のお仕着せを愛でて居ればいい性奴隷=女性=像>
ジャニーズ問題と女性トイレ問題は実は裏腹で、男性中心社会に女性の居場所を与える、という構図が抜けていないからこその今日ただいまの日本の人権感覚=自民党政権が経済優先とばかりに半世紀も世界人権宣言を凍結したために本来やっておかねばならない教育インフラや文教政策、人権政策福祉政策を全部年金基金などお埋蔵金でやりすごさせて何もしてこなかったこと=がどれだけ恥ずかしい封建時代のまんまの「置屋と女衒の習俗」を後生大事に蝶よ花よと愛でてきたことか。
だからというか、女性スペースを作ってくださる協力者(要はお立ち台を作ってくれる男性)や権力者たちへ魂を売り飛ばした(左翼じゃ力にならんという理由で)人たちに共通するのは、「自分を不愉快に陥れた性暴力や助長する勢力はすべて自分たちが納得できるだけの厳罰化をするべき」「女性が全人口の半分あるのに少数者の配慮ばかり先になるのは気に喰わない」という女性は弱者だという表看板の裏側にある奴隷根性があらわになってきましたね。
<ジャニーズ防衛網としての児童合唱団>
毒親としての母親は口々にいうのです。「昔は可愛い良い子だったのに」いう事を聞いてくれる可愛い着せ替え人形だった=無抵抗だった=子供たちは可愛い。逆に親による洗脳に成功した「いい子」意外は「憎たらしいガキ」なわけでしょう。愛情の見返りが見込めない子は気の毒ですね。
東京23区を中心に児童合唱団が盛んでテレビ出演もあったのは、ジャニーズやナベプロに入れたら枕営業がついて回るのをみんな親が知ってたからです。それでもテレビに出られるチャンスをあたえられて指導者の責任追及がしやすい児童合唱団に「子供は人質」のような被害者面をして入れたわけです。ママ友からハブにされた(申し訳ない言い方だけど)教養の足らない層や貧困層の親がまんまとだまされて毒親として子を女衒に売り渡すマネをずーっとやってきた。
<勘当・家出した子らが女衒に買われ=GAY膿界から芸能界=>一方田舎ではオカマだ気持ち悪い、ケツでかせげるからウチにはいらんと勘当され、家出少年として新宿2丁目や上野でヤクザに拾われ売り専へ売られ、とりあえず食う・寝る所だけは与えられる・・で、オフの日に「ハント・ショットゲーム」などゲイバーの人気投票で1位になったりすればスカウトされて芸能界へ・・。売り専出身のジャニタレもあれば、超有名俳優やミュージシャンでも売り専出身はあるわけで。
つまりは売買春と女衒の関係性は21世紀のグローバル時代にぶちあたって壁となって、いよいよ世界との人権感覚の格差があかるみにされた、というわけでしょう。
<エッフェルオバサンと同列>
文春がBBCにリークする、という文屋魂の最後の奥の手がなかったら、いまだに闇社会だったにちがいありません。世界の目で照らすといかに酷いかが分かる、それをちらりと見せてくれた今回の事件は「一事が万事」とみるべきではないかとさえ思うのです。
その意味で、冷泉家ご子息の俯瞰的な目が引率教員の中にあるとは到底思えません。エッフェルオバサンの二の舞を全員でやってくるだろうと思うわけでございます。
“お金持ち”港区民の中学生は、修学旅行先シンガポールで「真の格差」を目の当たりにする(記事)
https://www.mag2.com/p/news/583685
わたしが見聞きした「TV業界の禁断」と抑圧の真相=「マエタケ事件」からレッツゴーヤングまで=
https://note.com/8910_bigmama/n/naf2efd44c44e
<資料紹介と考察>1966年10月中教審答申「後期中等教育の拡充整備について」と別記「期待される人間像」(私たちが作られてきた歴史を知る)
https://note.com/8910_bigmama/n/n72225c02975c
「それってあなたの感想ですよね」と茶化す子供たちが展開する同調圧力とは=新しい全体主義の扉が開いた=【再録】泥 憲和さん記事 2016年5月6日 ·【「緊急事態条項」なんかいらない】
https://note.com/8910_bigmama/n/nf4cca18c2299
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?