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【子育て】育休2年間を経て

今日は、息子と過ごす最後の平日。

来週の月曜日からいよいよ保育園だ。
2週間は慣らし保育なので、
最後の平日と言いつつも、
一緒に過ごす時間はまだまだある。

それでも1つの区切りとして、
何がしたいか息子に聞いてみた。

正直、明け方に咳がとまらなくて、
朝からダル重だったわたし。
もう十分満喫したし、
息子も室内でも遊べるし、
無理しないでおこうかな、とも思った。

けど、今日は動きたいらしい。
と、息子の様子から感じたので、
1時間ほど休憩してから動くことに。

公園いく?
お散歩する?
カンカン(踏切)みにいく?
電車みにいく?
三輪車乗る?
電車乗る?

と質問すると、
「でんしゃ、のる」との返答が。

まさかの、電車乗る。
三輪車のる、もしくはカンカンかと
思って(期待して)聞いたので少し驚いた。
何回か確認した。やっぱり電車乗る、だった。

聞いた以上は実行せねば。笑

遅めの出発だったけど、
駅まで徒歩数分、二駅ぐらい乗って数分、
往復してもさほど時間はかからない。

まぁ、お散歩の延長線には変わりないし、
最後の思い出にはちょうどいいかなと思った。

財布とスマホだけもって、
テクテク最寄りの駅まで歩きはじめた。

以前、息子と2人で電車に乗ったのは
夏の終わりだっただろうか?
その時は、リュックに色々詰めてたっけ。
特に、お菓子。笑
駅に着いてからも、お菓子買ったっけ。笑
あの時も、お利口に乗っていたけど、
電車に対してのリアクションは薄かったな。

道中、今日は電車に乗ると分かった息子は
それはそれはウキウキ気分で、
いつもなら道草くってしまうところも
なんとスルー。
「でんしゃ、のる♫」「でんしゃ、のる♫」
なんとまぁ、成長したことか…。
提案して良かったなぁとしみじみした。
かわいすぎた。

駅で切符買って、改札通る。
それもやらせる母です。笑
平日の昼間かつ、本線ではないので
人もまばらでそういう余裕があるのも良い。
平日ならではかな、と思う。
(都心は違うかもしれないけど)

30段以上ある階段も
ウキウキ気分の息子はせっせと登り降り。

ホームで電車を待つ。
少しずつホームに人が増える。

ジッと電車が来る方向を見つめる息子。

電車が到着すると、
自ら乗車し、イスに座る。
わたしが背もたれまで持ち上げたら、
違う、とばかりに膝の関節に
しっかりイスをフィットさせ、隣りにあった、
手すりを握った。

せっかくなら外の景色みたいかな?と思って、
最後尾だったので、運転席の窓見に行く?と
息子に聞くと、断固拒否。
イスに座って、電車の揺れを感じたいようだった。
じーっと前を見て、大人しくしていた息子。

目的地に着いたので、ここで降りるよ、と言うと、
「いやだ」とな。わーお。まさかの展開。

また次も違う電車に乗るよ(帰り道)と言って、
なんとか説得。

名残惜しそうに、乗ってきた電車を
見送っていたのがまた可愛かった。

一旦改札を出て、再度切符を買って、
同じホームに戻る。

「でんしゃ、こないね」
「でんしゃ、いないね」
「でんしゃ、のる」
「しんかんせん、のる」
などなど電車への思いが出てくる、出てくる。

もう2歳だもんね。
2歳ってもうこんなに立派に成長するんだなぁ。
すごいなぁ。

終始、感心しかなかった今回の電車散歩。
財布とスマホだけで全然余裕だった。
それがわたしのお出かけの理想。

2年間、ずっと隣りにいたけど、
ぐんぐん成長していく息子に
驚かされることばかりだった。

子どもってこんな風に成長していくんだ…って
1番近くでずっと見ていれたこと、
本当に恵まれてるし、家族に感謝だな、と思う。

離乳食は意外と躓いたし、
お出かけのハードルも思っていたより
高かったし(荷物の多さにびっくり)、
夫婦で子育てをするって意外と
難しいんだなと思ったし(夫との熱量の差)、
夫婦だけで子育てするのが
こんなにも難しいんだなと思ったし、
(第三者は絶対必要)
気を抜くと危険なことばかりだと知ったし、
(まさかの展開は付きもの)
本当に知らなかったことばかりで、
教えてもらうことばかりで、
学ぶことばかりで、
0〜2歳の子育てって本当に奥が深いなって。
自分の経験や記憶が0だからね。
0〜2歳のときの記憶なんて全然ないよね。

それでも、とんでもなく可愛くて、
息子の場合は有り難いことに
想像していたより育てやすくて、
もっと荒々しい日々が待っていると思いきや、
全然そんなことなくて、
息子のことで悩んだのって本当に少ない。
どちらかといえば、自分自身(母親)に対して、
悩むことの方が俄然多かった。
いつもニコニコ、
誰に対しても柔らかく接することができる。
どこでそんなこと覚えたの?と思いつつ、
これはもう息子の生まれつきなんだろうなと
思うようになった。

自分の息子だけど、
全く違う人間で、
それはとても良い意味で、
親だから、親バカだから
そう思うのかもしれないけど、
素敵だな、見習いたいな、って思う。
自分にないものを
すでに沢山持って生まれてきてくれた
小さな命に本当に感謝してもしきれない。

帰りの電車も、
行きと同じく、イスにジッと座って、
すんっと前を見据えていた。
意外にも帰りの降車時は、
すんなりドアに向かって歩き出した。

少し疲れたのか、
ながーい階段は、途中で止まり、
抱っこして、とのことだった。

大事そうにずっと握っていた切符を
改札機に通して、家に向かって歩いた。

楽しかったね〜って言いながら
満足感いっぱいのわたし。笑

家に着き、駐車場にある立ち水栓で
手を洗いたいと言い出す息子。

寒いから、お家入ってから手洗おう。
と、半ば強制的に家に入れたら、
めっちゃ泣いた。笑

それからしばらく泣いてた。
よっぽどショックだったらしい。
靴も脱がずに、玄関で1人泣き喚く。

おそらくお腹も空いてるし、
眠気もあるんだろうな、と
やんわりいなす。

なんとかお昼ごはんを食べて、
(珍しくエプロン拒否するし、
不慣れなスプーンで頑張って食べてた)
無事にお昼寝タイムに。

一瞬で寝た。

可愛かったなぁ。
いや、ずっと可愛いんだけど。
本当に可愛い。

これからも可愛いだろうし、
これから悩むことも増えるのかもだけど、
これからも子育て頑張りたい。
何より楽しみたい。
子育て出来る喜びや幸せを感じ続けたい。

どうか、この先の息子の人生、
幸多き人生でありますように。
素敵な人に巡りあえますように。

いつか旅立つその日まで、
パパもママもニコちゃんもじじもばばも
ずっと1番近くで見守っているからね。

ひとまず、2年間ありがとうございました。

さぁ、月曜日から新生活の始まりだ。

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