なんとなくの日々 vol.2
そう、事件は起こったのです。
木曜日に提案し、その後なんとなく上司のあたりがきついなと感じていた。
そして週明けの月曜日、出勤しいつものようにメールをチェックしていると
会社の個人メールに
「打合せ時の意見について」
と私宛に上司からメールが届いていた。木曜日に共にいた同僚二人もCcにいれてあった。
「提起頂いた要望について下記の通り改めて回答いたします」
から始まるメールは、要約すると「一人前にもなっていないのに、意見してるんじゃねーよ!」だった。
「何事も基礎が備わらなければ、応用は効かないということです。足し算、引き算がわからない人が掛け算、割り算を解くことができないのと同じだと思います。」(一部抜粋)
一見丁寧な言い方ですが、私には到底納得できるものではなかった。
要するに何を言っても聞いてもらえないということだ。
私は勇気を振り絞って言ったつもりだった。
会社を良くするために、同僚や上司や皆が気持ちよく仕事を進められたらもっと楽しいんじゃないか。
会社の売り上げもどんどんあがるんじゃないか。
ただそう思って言っただけだったけど、生意気な半人前と言われた気分だった。
確かに仕事は一人前ではない。
しかし週三日6時間の勤務で、一体どれだけ働けば、一人前と言われるのだろうか。この時で入社して3か月だった…
どんな理由があるのかは知らないが、上司(事実上の社長)とパート数人だけで賄っている会社。
誰一人毎日出勤する人がいないなかで、上司が思う一人前にどうやってなれというのか。
ここまではよくある話かもしれない。
上司にたて突いて、出る杭が打たれる。
でもその後がほんとにガッカリだった。
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