見出し画像

涙ほろり

先日は生活発表会でした。
我が子の姿って感慨深いですね。運動会でもそうでしたが。

今までのいろんなことを知っているからこそ、「ここまでできるようになったんだ~。」や「去年はあんな感じだったな。」とか。

うちの息子は緊張したときや、いつもと違う発表会の場だとあくびを連発するのです。

しかし今回は一回もあくびをしてませんでした。
これだけで親からしたら、「成長したな。めちゃくちゃ頑張ってるんだろうな」と思うのです。

というのも、発表会のリハーサルを水曜日に控えている週は、月曜日の朝「行きたくない」と大泣き。
お友だちとのことや先生への気持ちも話していました。
「これがいやだ」「話しても聞いてくれない」など息子なりの気持ちがあるようで。リハーサルへのプレッシャーもあるのかなとも推測。

今まで保育園や幼稚園で行き渋りをしたことがなかったので、私はビックリ。

休ませた方が本人にとってはいいのか、それとも一度行ってみて先生と話をした方がいいのかなと葛藤しました。
主人とも相談して、ひとまず幼稚園に行ってみることに。
登園が遅かったので担任の先生からも連絡があり、事情を説明しました。
その後息子とも話をしてくれたそうで、何が嫌だったか、どんな気持ちだったかを聞き出してくれました。

あまりSOSを出さない息子なので、相当溜まっていたのかな。
でも出せて良かったなと思っています。
ちなみに運動会前は瞬きを強くするようなチックが出てました。
運動会が終わって1週間もすればなくなっていましたよ。

発表会に向けての活動が大詰めで、息子が好きな製作ややりたい遊びがなかなかできなかったこともストレスになっていたようです。

そんなこんなでなんとか発表会当日を迎えられたので、元気に幼稚園に行けただけでも十分でした。

発表会では想像以上に張りきって、ノリノリでダンスをし、大きな声が出ていたので感動。涙がでました。
そして自分たちで作ったという衣装がかわいい♡
ここまでくるのにいろいろあったんだろうなと想像もし、精一杯やってるんだなと思いを馳せてしまいました。


一つ目の出番はいつなのか聞いていましたが、二つ目があるとは知らず。何をするのかも知らなかったので、いくつかのグループが終わってもなかなか出てこなかったときには心底不安になりました。

もしかして「出たくない」と落ち込んでいるのではと。

ハラハラしながらもプログラムはどんどん進行していき、いよいよ最後のグループに。
先頭に息子が待機しているのが見えて一安心。
何をするのかなと思ったら、竹馬に挑戦でした。
竹馬に興味を持ったのが、夏休み前ごろで、そのころには大多数が「乗れるようになったよ」と貼りだされていました。
どんな感じなんだろうと見守っていると、集中して一生懸命一歩ずつ前に進んでいました。
前にも進めるし、カニ歩きで横にも進めるのを披露したかったようで、まさかの客席にお尻を向けてしていました。
「斬新だな。さすが我が息子!」と満足していた私でした。

後で先生が「いつもは前向きにカニ歩きしていたんですよ~。」と教えてくれました。
緊張して後ろ向きになったんだろうなと、ほっこり。

裏話を聞けてラッキーでした。
先生方はずっと子どもたちを見ているので、いつもの様子を知っています。
しかし親は発表会当日の姿しか見られないので、できるようになる過程やどんなつもりで披露しているのかわかりにくいことがあります。

私も幼稚園教諭時代はそうでした。
めちゃくちゃ頑張っていることや、いつもの姿を全保護者にそれぞれお伝えしたいところですが、なかなか時間がとれなくてもどかしいこともありました。


そうしてこうして無事発表会を終えました。

子どもだちが緊張しながらも、楽しんで参加していた姿が印象的でした。
どんな風にもっていったらこうなるんだろうと、先生方には感服です。

先生方も、息子も本当にお疲れさまでした~。

最後までお読みいただきありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?