岡山旅~久しぶりの実家以外の県外へ~Vol.2
さぁ旅の続きですが…
前回は美観地区に行ったお話をちょこっと書きましたが、そのときの倉敷行きの電車である出来事がありました。
どこかの駅で降りようとした方が(ちょうど私の位置からはその方のお顔は見えなくて)、降りようとポケットから手を出した途端、切符と何かを落としました。周りの人も気づいて「ちょっと」みたいな、なにか声をかけていたのですが、その方は降りようとドアから出ていってしまい…
そのときにやっとお顔が見えたのですが、まさかのインド系の(多分)外国の方だったのです。しかもサングラスしていて、どこをみているのかワカラナイ。まさか自分に言われていると思わなかったのでしょう。電車内はざわついていました。とっさに英語でなんと声をかけたらいいんだろう…早く言わないと電車のドアしまっちゃう。必死に考え、というか逆に考える間もなく焦った私が放った一言は、
「Hey!」
でした。それもけっこう大きな声で笑
幸いこのインド系の方気づいてくれて、「あっみんな何か言ってたんってぼくのことやったんや。なんかすんません」(なぜか大阪弁で彼の気持ちを言語化してみました笑)ってな苦笑いの顔をして、言われるがままに切符と落としたものを拾って、そそくさと下車していったのでした。
いやぁ通じて良かった~と心底安堵した私でしたが、とっさに出た英語が「Hey」て…失礼じゃなかったかしらと後から心配になるのでした。
でも面白かった~。まわりの誰もがとっさに出なかった英語を私が発したという世界。自分のなかでウケました。まさか「Hey」と呼び止めるなんて。
でもためらわずに言えてよかった~。つい恥ずかしくて英語を話してみたいと思いつつも、いざ外国の方を目の前にすると何も言えなくなる私だったので。
っと話は戻りますが、最終日は蒜山高原まで足を伸ばしてみました。
主人がレンタカーを借りてくれたので、ドライブで出発!
ガイドブックにおいしそうな十割のお蕎麦屋さんが載っていたので行ってみることに。
お店に着くと思ったよりも待っている方がたくさんいて、名前を書いて待つシステムでしたが11時15分過ぎで順番は8組目でした。でも待てば食べられるならと、待つことに。
しばらく待っていると、主人が「終了しましたって札がでてるけど、ちゃんと順番とれてるよね」と心配しだしたので、私も確認しにいくと、名前を書いた時にはなかった「終了しました」が貼ってあり、名前を書いた紙がなくなっていました。私が書いたのはほんの15分前。こちらのお店とっても人気のようで、お昼の11時30分にはもう売り切れだったようです。
私たちはなんとか一番最後に滑り込めたようでした。
受付終了後にも何組もお客さんが来て、待っている私たちに、みんな一様に「もう終わりですか?」と聞いてこられました。
ご夫婦で切り盛りされているようで、数を限定してやってらっしゃるかんじでした。
残念そうに帰っていくお客さんを見ながらまつこと45分強。やっと順番がきてお蕎麦をいただきました。
とってもおいしくいただきました。蕎麦湯も飲んで、そばの実のおかゆもついていて、気に入った私はそばの実を購入して帰りました。
そのそばの実、おかゆとしても使えるし、スープやご飯と一緒に炊いてもおいしいですよとおかみさんが教えてくださいました。
こういうお料理につかえる、その場所でしか買えないものを旅で買うのが私のなんともいえない幸せなのです。
まだまだ続きます♪
最後までお読みいただきありがとうございました。