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「勉強と遊びどっちが大切なの??」と「勉強と部活どっちが大切なの??」の答えが違うのは・・・

家族で旅行に行くときに、「宿題とドリルを持っていきなさい!」と母親にうるさく言われたのを覚えています。
旅行って遊びに行くのだから、旅行先でわざわざ勉強しなくても良いのではないか、旅行先でしかできないようなことをすれば良いのではないか??と思っていました。

「定期テストが近いから、列車の中で勉強できるように準備していけ!」

高校の修学旅行では、担任の先生がこのように言ったことも理由の1つだとは思いますが、まわりの友達が当たり前のように、修学旅行でもテスト勉強をしていたことを覚えています。

勉強のことが大切だからこそ、修学旅行の先でも勉強を担任の先生はさせようとするし、高校の友達の多くも同じように考えていたのだと思います。

たしかに、普段の持ち物に、その人の価値観というか、何を大切にしているかが出るとも言われます。

本を持っている人
アイデアノートを持っている人
スケッチブックを持っている人
ゲーム機を持っている人

いつも本を持っている方は時間ができると、本を読んでいるような感じですよね。
いつもゲーム機を持っているお子さんは、いつもゲームしますよね。
持って外出して、その外出先でもゲームをするのですから、ゲームするのが普通、つまり、ゲームをいつもするのが当たり前です。
いつもゲーム機を持たせておいて、「ゲームばかりするんです!勉強しないのです!」と相談されても、そりゃそうでしょーって思います。

どのお子さんも天才だ!とまでは言いませんが、やるべきことをしっかりやれば、お子さんの成績は上がります。
しかし、お子さんは、自分のやりたい目先のことに集中してしまいます。
少し先の受験のことなんかはどうでも良いのです。

だからこそ、勉強の大切さをまわりのお母さん・お父さんが見せて、勉強するのが当たり前の状況にしないと勉強ははじまらないのではないでしょうか。
このように言うと、何か難しいように感じるかもしれませんが、とても簡単なことです。

お母さんは勉強を大切にしていますか?
毎日、お子さんの前で勉強していますか?

家庭での勉強の優先順位を上げることが大切なのです。

よくあることですが、部活やスポーツクラブなどの活動を優先させて、勉強をお休みにする(塾をお休みにする)ということは、部活やスポーツの方が大切だということになります。

家庭で何を大切にしているのかは、お子さんにとってはとても大切になります。
普段は部活動中心の生活をしていて、テストのときだけ勉強をしないさいと言われても、そこそこの点数しか取れなくても文句は言えないと思います。

家庭での価値観、つまり、どんな優先順位で考えているのかは大切です。
勉強に対しての優先順位が低い場合は、成績にどうしても色濃く出てしまいます。
優先順位が低いものは、どうでも良い考えてしまうお子さんは多いのです。

優先順位を上げるためには、5分でもいいから続けることをしてください。

やらない・おやすみをするということは、優先順位が低いとお子さんはとってしまいます。
どうしてもやらない・おやすみをするときには、特別な理由や、翌日以降でのプラスのルールを作るなどしましょう。

成績が上がらないというお子さんの場合、そもそもの習慣の問題がほとんどです。
勉強することが特別な状況ではなく、勉強するのが当たり前という状況を作っていくことからスタートすることになります。

勉強することの優先順位を上げて、お子さんだけではなく、まわりのお母さん・お父さんも、とにかく勉強することを大切にしてみてはどうでしょうか。

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