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ロジカルシンキング‐6つのフロー‐

今回も、ロジカルシンキングを取り上げて書いていきます。

ロジカルシンキングを行っていく上でも、フレームワークというものを用いて行っていくとよりロジカルに落とし込みができ、より失敗の確立を下げることができます。

◎6つのフレームワーク
ここから事業を計画、企画していく中で6つのフレームワークを駆使して分析を行い、より戦略的によりロジカルに立案していくことができる。
ビジネスにおいて、集客が一番重要店でもあり顧客がいない限り売上も何もないしビジネスとして成り立たないだろう。

【6つのフレームワーク】
①3C分析
②SWOT分析
③4P分析
④デプス調査
⑤ペルソナ設定
⑥市場調査



①3C分析
顧客(Customer)・自社(Company)・競合(Competitor)
この3つのCを用いて分析を行っていきます。

3C分析

ビジネスにおいて一番重要なのが、顧客(Customer)になる。
ここでは、顧客に対して自社と競合が何を提供しているのか、顧客は自社・競合のサービスをどう比較しているのか。そして、自社と競合の差別化をどう考えていくのか。
ここで、一緒に使用するフレームワークが②SWOT分析である。

②SWOT分析
強み(Strength)・弱み(Weakness)・機会(Opportunity)
・脅威(Threat)の4点で、分析を行っていく。

SWOT分析

ここで、分析を行っていく上で大切になるのが競合の分析ではなく、自社の分析を徹底的に行っていく必要がある。


【顧客分析】→【自社分析】→【競合分析】
顧客の分析を行い、それをもとに自社が何を提供できるのか徹底的に分析していくことが重要である。

③4P分析
製品(Product)・価格(Price)・流通(Place)・販売促進(Promotion)
の4点で分析を行っていく。

4P分析

製品(Product)
飲食の場合、どんな客層が多いのか、ランチ営業が必要な地域か、男性、女性のどっちが多いのか、イベントの設定はどうかなど
価格(Price)
会社員のランチなら、500~1000円の間での設定になるか、夜はアルコールを提供して単価を上げようなど
流通(Place)
デリバリー需要はどうだろう、テイクアウトで回転数を上げることができるのか
販売促進(Promotion)
忘年会、シーズンイベントのアピールをSNSを通じて行うことや、クーポンを配布しリピータへの転換を図る

自社と競合の4P分析を詳細に行い、細かく1つ1つ改善を図っていく。
競合の良いところを真似をし、改善を図れるところは細かく行い事業の優位性を上げていくことができる

④デプス調査
いくら製品が良くてもそもそも、市場のサイズがなかったら売上の天井がみえてしまう。そこで、重要になってくるのが市場の分析を行う必要がある。

市場分析
→商品やサービスを必要とする人数がどれくらいか
→ニーズに対してどれくらいのお金を支払う意欲があるのか
市場規模=サービスを必要としている人数×サービスに支払うお金

市場分析を行った後に、調査を実施していく。
ニーズ調査
どんなサービスがあったらよいと思うか、素直に聞いていく

デプス調査
ニーズを調査した中から、上がってきたカテゴリーを見つける。リラックスした状態で、5~10人程度にヒアリングを行う。
これを行うことで、細かなサービスの改善を行うことができより顧客が使いやすいサービスを作成することができる。

ヒアリングする人に対しての調査の仕方
①アイスブレイク→素直に話してくれるために、リラックスした状態を作る
②ライフスタイルの質問→平日、土日の行動をヒアリング
③ワンアヘッド質問→実際の年収や、経済状況など
④そこから、サービスについての意見を聞き、なぜそれが必要だと思うのかなぜを唱えてより深い回答をもらうようにする

⑤ペルソナ分析
デプス調査を終えて、一番共通点を網羅している架空の人物を作り出す。
ライフスタイルも、年収も詳細でリアリティな設定をする。

ペルソナ×サービス利用%×どれくらいの支払いが可能か=市場規模

という計算になる。これにより、月間の市場規模を把握することができる。
しかし、いきなりMAX値を出すことはないことは認識しておくことが必要である。

⑥市場調査
市場の流れは、曲線を用いて分析される。

キャズム理論


普及曲線というものがあり、キャズム理論というものがある。

イノベーター→新しいもの好き・・・約3%
アーリーアダプター→冒険心が強い人・・・約13%
アーリー・レイトマジョリティ→はやりに乗る人・・・約68%
ラガード→いつも同じもの、変化を拒む人・・・約16%

そのため、まずはイノベータとアーリーアダプターの16%の獲得を目標に事業を運営していく必要がある。


事業展開、企業を行っていく上で企画しているときは、非常にわくわくするものです。熱がこもって絶対うまくいくと思いがちですが、一回冷静になってロジカルに分析を行いより成功確率を上げていきましょう!!

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