第6話……全問デバッグの話。 Twitterのあんたがたに挑戦しました2019
Twitterのあんたがたに挑戦します2019
公式サイト 企画の内容などここにだいたい書かれています。
エンドロール スタッフや、活躍した参加者が書かれています。
目次
第1話……あんたがた。
第2話……現地担当(現地編)
第3話……現地担当(問題編)
第4話……作問担当(愛知編)
第5話……作問担当(静岡編)
第6話……全問デバッグの話。
第6話……全問デバッグの話。
なんでこんなことしたんですかね!?
12月25日21時06分。
場所は新国立競技場南東の自動販売機。
最後のガムテープが発見されました。
書かれていたのは「next.year.tokyo」
それはエンドロールにつながるアドレスでした。
問題ごとに現地担当、作問担当、
そしてセブン班、甜菜、勇者の名前が流れます。
その後GM全員の名前が流れます。
そして協力、ラス問委員会、デザイン、
エンドロール制作、メインGM、の順に
GM内での役職が流れていきます。
これにて「Twitterのあんたがたに挑戦します2019」は終了です。
……ん?
なんか飛ばしたような……。
もう一度いきます。
問題ごとに現地担当、作問担当、
そしてセブン班、甜菜、勇者の名前が流れます。
その後GM全員の名前が流れます。
そして協力、ラス問委員会、デザイン、
全問デバッグ班
さやちぃ。
エンドロール制作、メインGM、の順に
GM内での役職が流れていきます。
これにて「Twitterのあんたがたに挑戦します2019」は終了です。
……なんかありますね…………。
全問デバッグ班
さやちぃ。
これがエンドロールで流れるっていうこと、
流れるまで私も知りませんでした。
この記述でTwitterのあんたがたに衝撃が走りました。
(と勝手に思ってます)
あれを全問解くのさすがにやばすぎでは…………と。
……さすがにやばいです。
いくら4代目解神でも無理です。
Twitterでも言った気がしますが、
問題に間違っているところ、おかしなところがないか、
指定された解法によって答えを出すことができるか、
そういう部分を主にチェックしていました。
……まあ順を追って説明しましょう。
今回のGMはDiscordを利用していました。
(ちなみに私はあんたがたGM以外で
Discordを使ったことがないので、
これはあんたがたGM専用アプリだと思っています)
全体のお知らせチャンネルや雑談チャンネルのほか、
各問題ごとにその問題のためのチャンネルが作られ、
そこで現地担当、作問担当が話し合う、
という形がとられていました。
この各問題のチャンネルですが、
GMなら誰でも自由に閲覧、書き込みが可能
になっていました。
これは良い面と悪い面があったと思います。
良い面としては、
・他の班の問題を参考に考えることができた。
(主に、ネタかぶりを回避できた)
・現地担当が下見に行けない現地に、
他班のGMが代わりに下見に行くことができた。
などがあると思います。
悪い面は、
・他班の作問に口出しするGMが現れた。
ですね。
これだけといえばこれだけだけどこれが大きすぎる気もする……。
さて私の立ち位置ですが、
担当は今までの記事で書いた通り、
4匁現地、15匁作問、18匁B作問でしたが、
それ以外の班の会話も常に読んでいました。
読むだけ。書き込みはしない。
そうするといろんな班から
楽しそうな問題がいっぱい出てくるんですよ。
これはちゃんと解きたい……と。
ここには前回の反省もありました。
atgt平和(平成令和煎)の14匁。
ポケモンのタイプ相性を○と△で埋めていくパズルでした。
この問題が解かれていくのを
私はTwitterで眺めていたんですが、
自分で解いたことがないから、
どうやって解けていくか
どこが難しいポイントか
全くわからない……。
そんなまま時間が過ぎ、
気づけば、わりと手応えがあったらしいこの問題は解かれていました。
どういう問題だったんだろう。
どういう手順で解くんだろう。
どこが難しいんだろう。
わかんないけど簡単ではなさそう。
でもポケモンのタイプ相性を埋めるルール以外は
私は何も知らない。
なんで何も知らない私が、
全てを知ってる(GM)側で眺めてるんだろう。
そんな思いが一番大きかった問題だったと思います。
そんなこともあって、今回は
本当に全部知っている状態で観戦したい。
という思いが強くありました。
もう1つ、前々回の反省もありました。
atgtx18(2018煎)の2匁。
第4話でも書いた通り、
QRコードを読むと動画が現れて、
それが立体あみだくじを表している、という問題でしたが、
動画が間違っていて、正しく解くことができなかったんです。
この時は神アナグラムによって現地は突き止められ、
ある意味安心した訳ですが……。
もし事前に私がチェックできていれば……。
と思うと、やはり悔しさを感じたのでした。
そんな過去2回の反省から、
全ての問題の解法をわかって、
解けることに納得したうえで世に送り出したい。
そう感じて全問デバッグをしようと思いました。
ところで、開始1週間前に、
各問題にデバッグ担当が割り当てられました。
私は……どの問題もデバッグ担当ではありませんでした。
それまでデバッグ担当についてのアナウンスが全くなかったので、
今回は各自が自由にデバッグをするものだと思っていて、
全問デバッグするつもりの私にとっては悲しい通告でしたが……。
……ということを伝えると、
個人的に全問デバッグすればいい、
他の人がデバッグしてもいい
ということだったので、
よしやってやるぜとなりました。
言っちゃったからにはやらなきゃだよね、うん。
あんたがたのデバッグは、
一般的に考えられる謎解きのデバッグとは
大きく違うと思います。
相手は集合知。
参加者全員の知識、発想、そして検索、なんでもあり。
当然、私1人の知識で勝てるはずがありません。
基本的に、知識については
「まあどうせ誰かが知ってるでしょ」
発想については
「まあどうせ誰か思いつくでしょ」
と考えていました。
ハンディキャップは誰かが知ってる。
ポケモンのアメの色は誰かが思いつく。
そう信じていました。
もちろん私は知らないし思いつかないと思います。
ただやはり事実として間違ったものがあってはいけないので、
そこは注意したつもりです。
と、いうことで。
Twitterのあんたがたに挑戦します2019
細かすぎて伝わらないかもしれないデバッグベスト3
わりと細かそうなものを勝手に選んで発表します。
第3位 10匁A(沖縄県)
「自律型無人潜水機」の略称はAUVとUUVがある
(「尿中尿素窒素」に変更されました)
第2位 19匁(千葉県)
第57期王位戦第5局の最終手は3五ではなく4五
(下から2行目の「む」が「え」に変わりました)
第1位 14匁(大阪府)
サイバーサンダーサイダーの間奏、棒人間がいる空白は
棒人間の上下に2行ずつではなく1.5行ずつ、
全体で5行ではなく4行
(変更されました)
このあたりですかね……。
ただ、やっぱり細かく見ているつもりでも
見逃してしまっているものもありました。
見逃してしまったものの例:
・8匁(奈良県)
現地ヒントがないこと
(どの問題もそこのチェックは忘れてた)
・16匁(宮崎県)
写真の芸能人がCMに出演したものに
「リキュール(発泡性)」など「ビール」ではないものが含まれていること
(その先の段階に気を取られすぎたせい)
・20匁(高知県)
「り」を拾うべきところで「6」を拾っていること
(組み立ててみたときに糊付けしなかったせい)
なかなか全部をちゃんと見るのって難しいですね……。
こういう今回の反省も、
また次回(あれば)に生かしていければいいなー、と思います。
あとこれだけは言えます。
全問デバッグしてからあんたがたを眺めるのは、
ものすごく楽しいです。
今回のGMしゃなさんも
楽しそうだった、やりたい、と言っていたようですし、
次回以降のGMの皆さんもぜひやりましょう。
時間さえあればなんとかなるので。
そういえば、1匁のデバッグが終了したのが
12月21日の11時52分。
開始の8分前で、
全問デバッグが正式に終了したのは
12月25日の14時56分。
仕事の合間、ラス問が出題される5時間前でした。
本当にギリギリまで1匁とラス問を調整してました……。
やっぱり「時間さえあれば」がかなり大事な条件ですね……。
というわけで、全問デバッグとは何だったのか、
全問デバッグをするに至った経緯などについてでした。
この後は個別の推し問について書くかもしれません。
たぶんまだ続きます。(Coming Soon)