RakutenEagles
野球オタク大学生による今シーズンの楽天イーグルスのスタメン予想と開幕一軍メンバー、そしてパ・リーグ順位予想。
2024年 開幕スタメン予想
1(二)茂木
2(左)小深田
3(右)小郷
4(三)浅村
5(指)島内
6(一)阿部
7(中)辰己
8(捕)太田
9(遊)村林
ベンチ
捕 石原
内 鈴木 フランコ 伊藤 山田
外 田中 岡島
ファン歴15年目を迎えたが、今年のスタメン予想は過去一難しい。練習試合、オープン戦では石井体制に見られないほど数多くの打順とポジションを兼ねているため、いろいろな予想がたてられる。
スタメンに選んだ理由は以下に。
★スタメン確定
☆スタメン予想
【捕手】
★太田
今年の正捕手は太田一択だと思う。捕手の中では頭1つ抜けており、打撃、守備面でも替えがききにくい。石原はフレーミング、堀内はブロッキングに難点があるとファン目線からでもわかる。田中貴はアピールポイントの打撃が年々劣化している。
ただここに安田という存在を忘れてはいけない。球界トッププロスペクトの彼を正捕手にしたいのは勿論である。二軍で捕手としての経験を積ませたいと監督は言っているが、実際どうなのだろうか。太田を正捕手としている以上、基本ベンチスタートになり経験が積ませられない。しかし、二軍に置いていい選手ではない。ファーストにコンバートも考えられるが、捕手としてあの打撃は魅力的で守備力も太田の次に上手い。大成すれば阿部慎之助にもなる存在が故に使いどころが難しい。正捕手を奪えれば1番いいのだが。
●内野
【一塁】
☆阿部
今年の予想の中で最も難しいのがファースト。茂木、フランコ、伊藤らも考えられるが、オープン戦で結果を出している阿部を選択した。正直サードの守備は任せられないと昨シーズン実感した。ライトで出場することも考えられるが、小郷が復帰したことにより内野での出場を優先した。
【二塁】
☆茂木
ここ最近はずっとファーストで出場しているが、内野での兼ね合いを考え、セカンドに。本来ならファースト浅村、サード茂木にすれば開幕スタメンは悩まずにすぐ決められるのだが、浅村自らのサード希望により固定化される。茂木のサードでの守備は宗クラスで貢献度が高いが、腰を手術したといえ元々スペ体質のため、体の負担を減らすという意味でもファーストやセカンドでの出場もありなのかもしれない。茂木が1番に立ち1年間出続ければ上位進出もある。2017年の茂木をもう一度見せてくれ。頼む。
【三塁】
★浅村
これは紛れもなく確定ですね。不安なのはスローイング。セカンドからサードへのコンバートのため、距離が長くなるがこれがどう影響するか。オープン戦を見ると正直安定していない。ワンバンになりそうな球を放り、茂木、鈴木が上手くすくい上げているため、シーズンを通してここには注目したい。元々スロースターターだから春先打てなくてもシーズンが終わる頃には安定した成績を出しているだろう。
【遊撃】
★村林
開幕は村林で行くはずだ。守備範囲と肩の強さは誰にも変え難い。ただし油断も束の間である。シーズンオフに打撃フォームを変えたように見られる。それが上手くハマってればいいが、今みるにそこまでしっくりきているようには見えない。ただし長打率はかなり上がっている。オープン戦打率は1割を切ってしまった。開幕は行くだろうが、シーズンでもこの調子だと山田や永田、茂木にスタメンを奪われることもあるだろう。
●外野
【右翼】
★小郷
キャンプで怪我をしたが、最近一軍に合流。昨シーズン開花し、長打率も高く、走れる小郷には1年間スタメンを勝ち取って欲しい。石井のクソ采配(ソフトバンク戦)のせいで2打席足りなかった規定打席をクリアし、クリーンアップを不動の位置にして欲しい。
【中翼】
★辰己
この選手も確定だとは思うが、今年はなんと言ってもゴロ率が異常に高い。3割、15本くらいの成績を期待するがどうなるだろう。辰己はFA権を確実に行使し、移籍すると予想しているため、辰己の次のセンター候補も頭角を表して欲しい。
守備については年々劣化しているように思える。特に肩。確実に弱くなっているように感じる。肘に爆弾でもあるのだろうか。
【左翼】
★小深田
セカンドにつかせたいのも分かるが、内野が飽和しているため、外野にコンバート。スローイングが不安視されるが内野ほど求められていないため大丈夫だと判断。打撃に関しては居ないと困ってしまう存在だと個人的には感じている。そして2番が最適解かと。練習試合等では村林を2番にしていたが明らかに進塁打を意識し、バッティングの形を崩していた。
三振率も低く、四球も選べ、ケースバッティングもでき、走れるという観点からスタメンには欠かせないだろう。
●指名打者
★島内
今年のキーマンの1人。昨シーズンは怪我しながら試合に出て、調子を崩し不本意な成績だったが2年連続タイトルを取ってきた選手はこんなものではないと思う。出塁率の高い浅村の後を打たせたい。全方向に強い打球を飛ばせ、長打率も高い。12球団で過小評価されている選手トップ3には入っているはずだ。(1位大城2位藤嶋3位島内4位床田5位坂倉かな)
●控え
代打の第1候補は鈴木大地。昨シーズンの代打での打率も高く、銀次の次の代打の切り札候補。
フランコは昨年よりもストレートをしばく確率が確実に上がっているように見える。相手ピッチャーによってはスタメンで使うケースも十二分にある。
他に山田、伊藤の内野ユーティリティコンビ。伊藤は左ピッチャーの時だけスタメンの機会もあるかもしれない。
外野の控えは岡島、田中。これは毎年の事だがシーズン中盤から終盤にかけては岡島がスタメンを奪っている。今年はそういうことが無いように中堅、若手には頑張って欲しい。田中は守備固め。復活を期待している。
投手陣
【ローテ】
表★早川 ☆荘司 ★内
裏★ポンセ ★岸 ☆藤井
【ブルペン】
右 ★伊藤 ★宋 ★西垣 ★清宮 ★則本
左 ★ターリー ☆櫻井 ☆鈴木翔
先発ローテに関しては若手が台頭している。おっさんローテなど先発の高齢化が問題視されているが、そう言っている里崎達は楽天の投手事情を見ていない。オリックス西武に次いで若いローテである。
今年の注目は早川荘司がエースになれるか。これに順位は間違いなくかかっている。早川くん。4年目は1年間ローテを守ってくれ。毎年7月に姿を消すのは今年で終わりにしよう。平均球速も昨年より上がり、スライダーフォークを扱えれば2桁は勝てる。ネックなのは変化球が浮き玉になるところ。チェンジアップが浮くイメージ。またコントロールが良いがためにストライクゾーンを張られ、長打を浴びるケースが多い。意味のあるボール球を投げるのも重要だと。荘司は怪我をし、4月からの登板が予想されるが、投げる球は1級品。楽天には居ない大型右腕で将来的にはジャパンに選ばれてもいい素質。2年目に対する期待値が大きいがそう言わざるを得ない投手。北川さん愛してるぞ。北川さんを投手コーチに雇ってくれ早く。囲え囲え。
期待値が1番高いのはポンセ。日ハムさん手放してくれてありがとうございます。ニックマルティネスみたいに移籍して活躍するパターン。操る球がどれも1級品。普通にやれば2桁は固い。先発で155キロを投げる楽天のピッチャーなんて若い頃の則本以来な気が。楽しみ。
岸内藤井にも期待。岸は自身の開幕日は好投するが、2戦目、3戦目となると毎年不調になるイメージ。シーズン後半になると無双し出すが、岸もついに39歳。衰えは感じないが、中6日で回るのもきつくなると考えられる。ローテを飛ばし飛ばししながら中10日でもいいから投げて欲しい。飛ばしたところに古謝や松田、田中将などを投げさせたい。
内はとにかくストレートで空振りがとれる。ストレートフォークスライダーの3球種で勝負しているイメージ。練習したカーブはあまり見られないが、長身から投げおろす球には威力があり、先発一年目としてシーズンを経験して欲しい。
藤井はスライダーが進化している。多分あれはスイーパー。軸となる球種を手にしたことでほかの球種も生きてくる。先日のヤクルト戦みたいな投球が出来ればローテーションは確実なものになる。
中継ぎ陣に関しては伊藤西垣清宮の3人は1年間ブルペンにいてほしい。伊藤はスライダーを軸としたことでシンカー、ストレートが活きつつある。北川さんのお膝元で昨年よりも確実に進化している。
西垣のフォークは1級品。かなりの落差。ウインターリーグでも無双していた。低めに制球できれば勝ちパターンでもおかしくない。
清宮はtheパワーピッチャー。狙っても打てないストレートを武器にしている。課題は変化球。決め球を浮かずに落とせれば十分に期待できる。
宋鈴木翔もいなくてはならない存在。調子のいい日は無双する2人。特に翔空くんに関してはシーズンを通していい状態を保つのは難しいと思うが、四球で自滅するのは見たくない。また職場を失うと言われてしまうぞ。
櫻井については先発でみたい気もするがロングリリーフ枠として。ここ2年は横浜で投げていない分活躍して欲しい。櫻井も北川さん案件。ストレートはいいものを持っているのであとはコントロールを磨けば間違いなく戦力になるだろう。
心配なのは2人。
1人はターリー。昨年の防御率は1点台といいが内容を見ると意外にランナーを出して降板しているケースが多い。オープン戦を見るに調子は良くなさそう。変化球がストライクにならず、三振が取れない。
球種を張られると軽くいかれる、そんなイメージが湧いてしまう。
もう1人は渡辺。開幕一軍には予想していないが、かなり心配。昨年の登板数による疲労なのか明らかにボールがおかしい。引っ掛けて外に外れていくイメージ。ストレートでストライクが取れず、パームも低めに決まらない。カットボールで誤魔化しているように思える。元々先発投手であったため、この1年で中継ぎとしての肩の作りに身体が耐えきれず、今のコンディションになっているのかとも考えられる。とにかく焦らせる必要は無い。万端になってから一軍に来て欲しい。
抑え則本に関しては気楽に見れる。松井裕樹が抑えで打たれたらショックが大きいが、則本に関しては打たれても笑いで済んでしまいそう。気合いが空回りするタイプだから抑え向きなのかは分からないが、今年の9回は緊張感が間違いなくないだろう。
あ、打たれた。おもしろーい。ってなってしまいそうだ。
さて話は変わり、パ・リーグ順位予想。
1 ソフトバンク
2 オリックス
3 ロッテ
4 楽天
5 西武
6 日本ハム
上位2チームにソフトバンク、オリックスが入らないと予想している人は野球を見ていない。戦力差が圧倒的にある。
ホークスは柳田近藤山川ウォーカーの破壊力のある打撃陣。強すぎる。この順で1番から4番を固めれば優勝に近づくはずだ。不安視されるのは先発陣。有原東浜モイネロ和田スチュワート大津。モイネロ先発は英断だが、藤井も先発させるべきだ。1イニング限定よりも5イニング近く投げられる方が嫌である。
オリックスは山本の穴をどう埋めるかが鍵だと思うが宮城東田嶋山下カスティーヨ曽谷山岡椋木齋藤とローテ陣が強すぎる。中継ぎには山崎宇田川マチャド平野と安定感がある。才木は支配下にすべきだ。
打撃陣は西川も加わり、より層に厚みを帯びた。森中川西川紅林頓宮杉本ら好打者が多く、隙がない。
残りの4チームはどうなるか予想をしずらいが、上位2チームに割って入るならロッテだと思う。ただしその条件としては佐々木朗希と荻野が1年間フルでシーズンを戦い抜き、安田山口が覚醒すること。この2人が1年間いるだけで相手には脅威になる。また安田山口が25本塁打85打点以上の成績を出せば優勝の可能性も十分ある。
楽天に関しては今年下馬評は低いが、なんだかんだでCS争いに加わるチーム。課題の先発陣、特に早川荘司が二枚看板となり2桁以上、打者では小郷辰己村林がシーズンを通して活躍し、浅村島内が例年通りの成績を出せれば上位も見込める。渡辺には早く先発をやって欲しい。シンカーチェンジアップを練習したのならそれはもう中継ぎではないぞ。
西武は今井隅田松本平良高橋光武内と先発陣はパ・リーグでオリックスに並ぶくらい強力だが、課題は打撃陣。アギーラ、コルデロとメジャーでも実績のある外国人を獲得したが、彼らが活躍出来る保証はない。フランコも130発は打っているがあの成績だ。計算が立てにくい外国人に成績を委ねるようでは上位は見込めないと予想。日本人で核となる野手がいないイメージ。どすこいの退団は痛い。
日ハムは今年投打ともにバランス感は例年よりも確実にある。伊藤加藤上原山崎平原北山根元の先発陣は強い。中継ぎ陣は少し不安だが、先発がイニングを食えば問題ない。打撃陣に関しては万波松本野村に加え、レイエスアリエルスティーブンソンの外国人が活躍すれば勿論上位は見込める。
最大のネックはあの監督。金村をリリーフに回した時は呆れた。先発させればもっとチームが勝てるはずなのに。開幕20戦を16勝4敗で行くと言ったが目先しか見えておらず、後先のことは見ていないように思える。他球団ファンからすればずっと監督をしていて欲しい。ただ友達の弟が先日支配下に登録されたので応援はしているぞ。
ざっと他球団のイメージを書いた。お気に召さないところがあったら申し訳ない。
パ・リーグに関しては全球団でこのようにスタメン、ローテ予想が出来るだろうがとにかく疲れるので好評だったらまたの機会に別の球団で。
長文失礼。