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Pauper EDHデッキを作ろう「番外編 PauperEDH銀枠戦で遊ぼう」~①Unfinityから使用カードを選ぼう~

 はじめましての人は、どうぞよろしくお願いします。
 既にご存じの方は、お世話になっております。
 PauperEDH 流行らせたいおじさんの魚野メメです。

 「PauperEDHに興味はあるけど、どうやってデッキ組んだらいいのかわからないよ」という方の一助になれば幸いと思い、自分が組むときはこんな風に組んでるよっていうのを普段は書いています。

 ときどき別Pauper界隈の多人数戦 別フォーマットについても書いてます。同じのばっかりだと、読んでて飽きちゃうかもしれませんしね。
ちなみに前回あつかったのはPauperヒュージリーダーズ

そんで今回は自身の管理しているディスコード対戦サーバーで今月末(2022/10/30)に取り扱うPauperEDH銀枠戦についてふれたいと思います(宣伝)


PauperEDH銀枠戦って何ですか?という方へ


 まずはPauperEDH銀枠戦についてざっくり説明させていただきます。
ただ、今回初めてやるので正直のところ、ざっくりとしか決まっていないというのが本当のところです。

 統率者はジョークセットのカード(銀枠もしくはUnfinityのどんぐりカード)から選びます。レアリティはアンコモンもしくはコモンに限ります。統率者の能力がアトラクションについて言及しているもの※に限り、Unfinityのどんぐりでないカードから選んでも構いません。

※現状だと、アトラクション能力のアンコモンクリーチャーは、アトラクションデッキを組むのに、どんぐりコモンを入れないと枚数が足らずに組めません。要するにpauper環境ではアトラクションが使用できないので救済措置です。アトラクションについては次回記事で、もう少し詳しく書きます。

 統率者以外は通常のPauperEDHと基本的には変わりませんが、コモンであればジョークセットのカード(銀枠もしくはUnfinityのどんぐりカード)を使用して構いません。もちろん使用しなくてもいいです。

 ジョークセットのカードの中にはリモート環境だと再現するのが難しいものもありますが、同卓のプレイヤーに代替処理の方法を提案して、合意が得られた場合は使用しても良いものとします。これを代替Un(あん)と呼びます。卓の合意が得られなかった場合は、場がしらけないように上手く立ち回ってください。

楽しんだもの勝ちなのがPauperEDH銀枠戦です。
(正直あんまり細かく決めずに、都度「これ銀枠戦じゃないと採用しづらい統率者なんだけど、使ってもいいかな?」くらいの確認を、メンバー間で行えば何でもいいような気がします)


今回の統率者
「会場内マフィア、「ブリムス」バローネ/"Brims" Barone, Midway Mobster」

モギリみたいですが、マフィアだったんすね

 今回の統率者は帽子にまつわるこの人です。

 ブリムスさんが戦場に出ると、ブリムスさん以外の帽子を被っているクリーチャーに+1/+1カウンターを載せます。プレイヤー本人が帽子を被っていると、ブリムスさんは威迫をもちます。

 初見で「は?帽子?(困惑)」ってなりますね。チケットっぽいのをたくさん手から出していますが、能力はステッカーじゃなくて「帽子」に関連するものです。ちょっと肩透かしを食らった気分ですが、条件が少し変わっているだけで能力は普通に強そうです。+1/+1修正じゃなくて、+1/+1カウンターですからね。ブリンクやリキャストで仲間をどんどん大きくできます。普通に組んだらシンプルに強そうな能力ですが、せっかくの銀枠戦なので、可能な限りジョークセットの雰囲気を楽しみたいと思います。楽しんだもの勝ちですね。

今回のデッキコンセプトは
①Unfinityのカードをなるべく採用しつつ帽子のクリーチャー確保(他エキスパンションと合わせて15体くらいほしい)
②ステッカーとアトラクション、名前いじり系のカードも可能な限り採用する(無理のない範囲で)

で行きたいと考えます。
(ステッカーについても、別記事で追々補足したいと思います)


Unfinityから使用カードを選ぼう

それでは具体的にカードを選んでいきます。

ちなみに今回はジョークセットと通常セットから1:2くらい比率でカードを選ぼうかと思います。僕がここであまりにジョークセットのカード比率を上げてしまうと、何となく参入障壁が高くなってしまいそうだから、というのもあります。

Unfinityの帽子クリーチャー(クリーチャートークン生成含む) 10枚


1:《空象/Aerialephant》
…白③、飛行3/2 ステッカー+チケット1枚を得る生物です。

1:《おどけまわり/Clowning Aroun》
…白①、トークン生成ソーサリー。2体の1/1道化師・ロボットクリーチャートークン生成+6面ダイスを振って出た目が道化師・ロボットより少なければ更に1体生成します。

公式の道化師・ロボットクリーチャートークンは帽子付がいます

1:《タッパー/T.A.P.P.E.R.》
…白、1/2で自身+他の帽子クリーチャーをタップすると対象のクリーチャーをタップさせられます。

未来の世界のピエロ型ロボット(帽子付)

1:《ライド・ガイド/Ride Guide》
…白④、4/4 ETBでアトラクションを一つ開く。

1:《謝肉祭の肉食獣/Carnival Carnivore》
…黒⑤、4/6、接死+ETBでチケット1枚+ステッカーを貼れます。

…ガラス入り脳みそ帽子?…まぁ、いいか。

1:《死拍の従者/Deadbeat Attendant》
…黒①、1/1 ETBで1つアトラクションを開きます。

1:《割り込む奴/Line Cutter》
…黒③、3/4 ETBでアトラクション観覧のダイスロールを行います。性格は悪そうです。

宇宙服の一部?…帽子じゃないかもなぁ…まぁ、いいか。

1:《帽子の中の鼠/Rat in the Hat》
…黒、1/2 タップして生贄にすると墓地から帽子クリーチャーをターン終了時まで唱えられるようになります。

別のカードでも出てくるネズミさん

1:《魂のペテン師/Soul Swindler》
…黒④、5/3 アトラクション観覧するとターン終了時まで破壊不能になります。

1:《___服の狼/Wolf in ________ Clothing》
…黒③、2/3 ETBでステッカーを貼る+貼られたステッカーの母音数をXとして、X体を対象に-1/-1修正。

羊の帽子を被った狼さんですね

帽子クリーチャーはUnfinityで10枚と結構確保出来そうですね。
通常エキスパンションから5程枚見繕って追加しようと思います。

アトラクション関連カード 5枚

1:《いらっしゃいませ/Step Right Up》
…黒③ ソーサリー、アトラクションを2つ開きます。

1:《ドラコニアン・ゲートボット/Draconian Gate-Bot》
…⑤、4/2 ETBで1つアトラクションを開くか壊します。

1:《修理のための停止/Down for Repairs》
…黒② ソーサリー、土地でないカードを1枚選んで捨てさせる+アトラクションを破壊します。

1:《ずれ/Scooch》
…黒① インスタント、クリーチャーのパワーを1減らすかプレイヤーのライフを1減らすかサイコロの出目を1増やすか減らす+1ドロー。要はアトラクションの出目操作ですね。

帽子の中のネズミさんですね。

1:《ミステリス/Xenosquirrels》
…黒①、0/0 +1/+1カウンターを2個載せた状態で出て、カウンターを取り除くとサイコロの出目操作が1増やしたり減らしたり出来ます。これもアトラクションの出目操作が出来ます。

ステッカー関連カード 2枚

1:《チケット配送チューブ/Ticket Turbotubes》
…③ マナアーティファクト兼チケット製造機

1:《チケットマトン/Ticketomaton》
…③、2/2 ETBでチケット1枚+ステッカーを貼る

その他 8枚

1:《規制入場/Bar Entry》
…白①インスタント、大物狙い系除去。

1:《ハットトリック/Hat Trick》
…白①インスタント、ブロックしているかブロックされている自分のクリーチャーを+1/+1修正し、対象のクリーチャーと自分が帽子を被っているなら、3段攻撃を得ます。

1:《くじ没収ボット/Impounding Lot-Bot》
…白③、3/4、ETBのタイミングで「逮捕」とロボット音声でいうとアーティファクトかエンチャントひとつをくじ没収ボットが離れるまで追放できます。

1:《さあご覧あれ…/Now You See Me . . .》
…白 インスタント、ブリンクした後に自分の席から見える鏡の数分+1/+1カウンターを載せる

1:《母音抜き/Disemvowel》
…黒黒③ ソーサリー、クリーチャー1体を破壊して、名前に含まれる母音の数だけライフルーズ。

1:《怪しげな料理店/Questionable Cuisine》
…黒③ ソーサリー、クリーチャー2体を墓地から回収+席から見えるゴミ箱1つにつき1個の食物トークン生成

1:《六面体災殺/Six-Sided Die》
…黒② インスタント、サイコロの出目で効果の変わる除去呪文(長くなるので端折ります。このカードの訳名は割と好きです。)

1:《パークの地図/Park Map》
…① 同じ絵柄を持ってこられない「探検の地図」

ここまで見てみて、なるほど確かにオルゾフカラーはステッカー向きの能力のカードが少ないように思いました。どちらかといえばアトラクションに関するものの方が得意そうでしたので、ステッカー関連カードは無理のない範囲にとどめました。

ジョークセットらしくごちゃついた、というかとんちきなカードが多くて、回すのが楽しみです。メインで取り扱うカードはだいたい決まりましたので、次はアトラクションのカードを見ていきます。

とはいえ、実はコモンのアトラクションはどんぐりを含めても10枚しかなく、選択肢がないので、どういう具合にダイスの番号を設定したかくらいしか書くことが無かったりします…。

とりあえず、ここまでのまとめです。


今回までのリスト(おさらい)

統率者 1枚
「会場内マフィア、「ブリムス」バローネ/"Brims" Barone, Midway Mobster」

クリーチャー系 10枚
1:《空象/Aerialephant》
1:《おどけまわり/Clowning Aroun》
1:《タッパー/T.A.P.P.E.R.》
1:《ライド・ガイド/Ride Guide》
1:《謝肉祭の肉食獣/Carnival Carnivore》
1:《死拍の従者/Deadbeat Attendant》
1:《割り込む奴/Line Cutter》
1:《帽子の中の鼠/Rat in the Hat》
1:《魂のペテン師/Soul Swindler》
1:《___服の狼/Wolf in ________ Clothing》 ※兼除去

コンバットトリック・ギミックサポート系 6枚
1:《いらっしゃいませ/Step Right Up》
1:《ずれ/Scooch》
1:《ミステリス/Xenosquirrels》
1:《チケットマトン/Ticketomaton》
1:《ハットトリック/Hat Trick》
1:《さあご覧あれ…/Now You See Me . . .》

アド源 1枚
1:《怪しげな料理店/Questionable Cuisine》

除去・妨害系 6枚
1:《くじ没収ボット/Impounding Lot-Bot》
1:《母音抜き/Disemvowel》
1:《六面体災殺/Six-Sided Die》
1:《修理のための停止/Down for Repairs》
1:《ドラコニアン・ゲートボット/Draconian Gate-Bot》
1:《規制入場/Bar Entry》

マナ関連 2枚
1:《チケット配送チューブ/Ticket Turbotubes》
1:《パークの地図/Park Map》

計26枚

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