久々に会うって大事だな|エッセイ
読書要約系のYoutubeを見ていて、人に会うことが大事という話が妙に腑に落ちて、会える人には会えるうちに会っておこうと思う今日この頃。コニュニケーション手段はいくらでもあるけど、心の底から会いたいと思う人とは対面して話がしたい。
最近は珍しく出張が続いていて、静岡県浜松市を拠点に置くわたしが東京まで行く機会ができたので、ちょっとだけ時間をつくって大学の恩師のもとへ挨拶に行きました。
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2019年3月に大学を卒業し、2〜3年目くらいには挨拶に行こうと思っていましたが、コロナの影響で大学構内になかなか入れない状況をきいていた。コロナを口実に重い腰をあげない自分もいる。
言い訳を探しては躊躇している間に、わたしが当時学部4年生のときに実験などをご指導して下さった尊敬する博士1年の先輩が故郷の中国に帰ってしまった。
先輩が卒業するときは必ず駆けつけます、と豪語していたのに。中国まではなかなか行けない。やってしまったという後悔。
やっぱり会えるうちに会っておくべきだ。
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恩師にお久しぶりですと事前アポイントのメールを送ったら、ちょうど都合よく研究室居るからいつでも来なさいとのこと。ご多忙なイメージがあるから、ホントは合わせてくれたのかもしれない。
約4年ぶりに会った先生。お変わりなく元気そうよかった。いまは66歳で、母校の定年は70歳だからあと4年続けるらしい。いまも最前線で研究されていて相変わらずバイタリティある先生だな、と。
(冷静に考えれば最近の60代はバリバリ元気な方が多いから失礼だったかな)
仕事は何やってるの?
→メーカーで商品開発してます。
楽しい?
→苦労はあるけど楽しんでます。
君たちの世代は指導するのが大変だったんだ
→すみません笑
いまの話だったり当時の話だったりを行ったり来たりして、あっという間に1時間半がたってしまいました。
勇気をもらいました。
はい。気をつけます。
人生経験が豊富な分、わたしでは気づかないヒントをいただきました。多少無理して先生のもとへ立ち寄ってよかった。
また来ます!
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それから、
正直に言うと会っていません。気持ちが乗らなくて、卒業以来連絡すらとっていませんでした。
いまの行動やメンタルは、会えるときに会っておく理論に反しているなと反省。
社会人4年目を迎え、自分と同じように同期のみんなも色々な経験をしているだろう。たしかに同期に会ったら先生と話したように、いまの話とあの頃の話で盛り上がりそうだな。あ、ちょっと気分が乗ってきた。
まずは連絡するところから始めようかな。
おわり。