気になっていたホラー映画を観る日記
1/3 金
年始の予定が終わってのんびり。昨日放送された「スロウトレイン」を朝から観ていた。野木さんの脚本は今を生きる人たちに優しく寄り添ってくれるから好き。
名言ばかりだったけど多部ちゃん演じる次女の「いくら計画したって明日死んじゃうかもしれないじゃん」的な言葉がずっと心に残っていた。明日死ぬ前提で毎日を生きるのは流石に苦しいけど、その可能性を考えずにしばらくは生き続ける前提で生きている自分も図々しいかなと思ったりした。そう思ったのは山本文緒さんの「無人島のふたり: 120日以上生きなくちゃ日記」を読んだからかもしれない。
1/4 土
だらだらスマホ見るなら映画でも観よう運動中なので、アマプラで映画「シャイニング」を観た。ホラー映画は苦手だけどこの映画の板のあいだ?から覗く男性の凄まじい顔がよくテレビでオマージュされているのに、ストーリーやそこまでに至る経緯について何も知らないためじわじわと気になってた。
そうしたらもう音楽とか間のとりかたとか映し方とか人がどんどんおかしくなっていく様子とか全てが不気味すぎて、母と子がお庭で追いかけっこするみたいなただのほのぼのシーンでさえも落ち着いて見れなかった。映像はどこを切り取っても美しいのに恐ろしすぎてまじまじと見れない感じ。男性が笑いながらキレるシーンがあるのだけど、一緒に観ていた夫が「名探偵津田」の津田さんみたいだったって言ってて、確かにと思い笑った。演技でなく素でできる津田さんって天才。
1/5 日
出かける前に断捨離の一環でサンプルでもらったリキッドファンデを使ってみたら地肌よりトーンダウンして顔がハニワみたいな色になってしまった。そこに青みがかった赤のリップを塗ったら一気に顔色が悪くなって不気味で面白い顔になった。自分に合った化粧品を使うってやっぱり大切だ。
長い年末年始の休みが終わる。今回の休暇では部屋を徹底的に片付けてとても快適な住環境が整ってだいぶ満足したため(元がごちゃごちゃしてただけなのでおそらく平均以下の綺麗さ)、仕事が始まってこの綺麗さを維持できるかが本当に不安。やるしかないのだけれど……。部屋を散らかさずに1週間乗り切れる人がもし存在するなら弟子入りしたいくらい切実。とりあえず今年からまた心を入れ替えてがんばろう。いろいろあるけどがんばろう。