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【エッセイ】「Good Luck!!」で生きて行け。

ネットフリックスで「Good Luck!!」を観られることをご存知だろうか?

2003年に放映された木村拓哉主演の名作ドラマだ。

私の2人の息子たちはこのドラマを観て育ったと言っても過言ではない。 
2人ともセリフをほとんど覚えてしまった。(今でも覚えている笑)
長男は小学校時代、キムタクのこの髪型を真似ていた。

大袈裟に言うと私は「人生の教科書」として、このドラマを子供達に与えた。 
特に「仕事観」を学んで欲しかった。
加えて「恋愛観」も。

その結果…。

長男は新海元(木村拓哉)風の仕事観を、
次男は内藤ジェーン(竹中直人)風の仕事観を(笑)
持つに至った。

私はこのドラマを観る前から、香田キャプテン(堤真一)風の仕事観を持っていたのは言うまでもない😎

家人は富樫CA(黒木瞳)風ということにしておく。

その後息子たちは、それぞれの仕事観をもって、ジェットコースターのような人生を歩んでいる。(まだ次男は大学院生だが)


今回ネットフリックスで観直してみて、正直私は毎回泣いた。

ストーリーの底辺に、飛行機事故というテーマがあるからかも知れない。

いや、それ以上にそれぞれの登場人物の仕事観に胸を打たれたのだ。

忘れてならないのは、毎回ドラマの最後に流れる、山下達郎の「Ride On Time」だ。

言わずと知れた名曲中の名曲だが、
この名曲がドラマを引き立てたと言う側面もあるが、
このドラマが、この名曲中の名曲をさらに名曲にしたとも言える。

青い水平線を」

Ride On Time 山下達郎

という歌詞もこのドラマのために書かれた詞のようにも思えてくる。

イントロなしで突然「あおい〜」で始まるのがポイントだ。

「子育てのポイントは?」とよく聞かれるが、
「ドラマGood Luck!!です」とは恥ずかしくて言えず、
「強いて言えば、親の背中を見せることぐらいですね」
とかっこよく答えることにしている😎

このドラマからどんな「恋愛観」を息子たちが学んだか、
その答えあわせはこれからだ。


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Eito
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