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今のゴルフ場って?(5)カート

1年ほど勤めたゴルフ場を辞めた区切りとして、ゴルフ場に対する思いを忘れる前にnoteに纏める事に。
今回は「カート」に対する思いを纏めてみます。

カートの印象

仕事をしていたゴルフ場のカートは電磁誘導式でバッテリー駆動。カートナビは搭載していませんでした。若干古めかしい見た目でしたが、人が乗れ、キャディバックを運べ、リモコン操作できれば十分だろうと思っていました。
しかし予約の電話の中でカートが古い事へのアドバイス(クレーム?)を受けた事があり、カートに最新機能を求める人がいる事を理解しました。

カートの機能

今はカートナビが求められる機能という事で間違いないと思います。カートに付いている事がプレーの邪魔になる事もなく、コース選びの判断材料にもなりそうです。
私がいたゴルフ場では導入に向けた話は出ていませんでした。理由はコスト。導入コストも高いですが、運用コストも馬鹿に出来ません。導入に向けては機器購入、システム連携、ネットワーク構築が必要。運用するには機器の保守料以外にピンの位置情報更新やコースデータの変更をしていく人的コストも必要。いくらかかるか調べてはいませんが。結局コスト分はプレー費で回収する事になりそうですね。
ゴルフ場としては管理のしやすさも必要です。故障時に素早く対応出来るメンテナンスのし易さは必須。洗浄やパーツ交換のし易さや保管のし易さ等もコストに関わります。カートを運用していく為に重要と思うのですが、実際はプレーに向けた機能が優先なのは仕方ないですね。

これからのカート

前述のカートナビも必要ですが、快適性も求められるのではと思います。
プレーヤーの高齢化が進む状況なので、真夏の猛暑や真冬の寒さへの対策も付加価値として出てくると予想しています。その為にはバッテリーの性能向上が必須。
最近は海外の車メーカーがEV車向けのスタンドをゴルフ場に設置する動きもあります。すぐにEV車に置き換わるとは思えませんが、世界的な動きで今後バッテリーの性能向上が考えられます。カートとEV車では求めらせる性能は違いますが、生産コストが下がる事や規格を整備される事がカートの進化に繋がる事を望みます。
とはいっても昨今の電気代高騰はとても厳しい状況なのですが。

#ゴルフ場 #カート #カートナビ

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