これからミュージシャンはどのステージを目指すのか
新年のご挨拶
あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。
年末から楽曲制作をしている日々です。
実りのある1年にしたいです。
新年初の記事は、ミュージシャンはどのステージを目指すのかについて。
若輩者ではありますが、音楽をするものとして書きたいと思います。
1966年6月30日The Beatlesが初来日し武道館公演が行われた。
昼夜5公演行われ、約5万人の観客が詰めかけた。
この公演以前は日本武道の聖地だった武道館は、今では音楽の聖地としての認知度が高いだろう。
多くの人々を熱狂させたステージは多くのミュージシャンの憧れだ。
忘れられないLIVE
日本には音楽イベントを行える施設が多く存在する。
ライブハウスからドームまで規模は様々だ。
僕は演者として出演経験が何度かある。
ライブハウス、ホール、アリーナに自身のライブ、仕事で出演した。
仕事に関してはかなりメジャーな方々と共演させてもらえて、とても感謝している。
思い出深いのは、2年前に出させて頂いた某アーティストの幕張メッセでのライブだ。
在籍していた学校にダンサーでの出演依頼があって迷わず応募した。
ダンス初心者の僕が出れたのは意欲的にチャレンジしたからだったからだろう。
本番は大成功した。
アーティストもファンも楽しそうで良かった。
素敵な空間作りのお手伝いが出来て、とても貴重な経験をした。
必死に練習して良かったし、何より幕張メッセの舞台に立てたことが大きすぎる。
今度は自分のライブで立ちたいと心から思った。
このライブはDVD化されており、某ニュース番組にも取り上げられたらしい。
そのニュースに学生の中で僕だけが映っていて学校で話題になったらしい。
悲鳴をあげた音楽業界
昨今の感染症の影響は世界中に広がっている。
手洗いうがい、消毒、マスクの着装が感染症の対策で挙げられている。
マスクをしていないと入れない施設あり、ソーシャルディスタンスを保つようにの指示も。
今回の感染症はあらゆる常識を数ヶ月で変えてしまった。
各業界に多大なる影響を与えているが音楽業界も例外ではない。
初のクラスター(集団感染)が確認されたのがライブハウス。
ライブハウスは音漏れを防ぐために締め切られている空間で換気はされない場合が多い。
さらにスタンディングが多いので人との間隔は狭い。
そんなこともありクラスターに繋がった。
このニュースを皮切りにイベントが規制され、多くのLIVEが中止、延期を余儀なくされた。
知り合いのライブハウスのオーナーさんも休業することになり、経済的に厳しいと伺った。
戦場はオンラインへ
オフラインでLIVEが行えなくなると主戦場はオンラインへ移行する。
音楽を聞くとなると、YouTubeやApplemusic、Spotifyなどが多いだろう。
配信されていない楽曲はCDを買ってiTunesに取り込む人が多い。
音楽はスマートフォンで聞くものに変わっている。
音楽のLIVEもスマホやPCで見る時代が当たり前になるかもしれない。
それを感じさせるのは、オンライン環境が整備されているということ。
SNSはmixi,アメブロなど文章に重きをおいていたもの時代は
YouTubeや配信アプリの普及により動画の時代になった。
テレビよりYouTubeを視聴している時間が長い人もいるだろう。
投げ銭システムを利用しているユーザーも多い。
マネタイズしやすい世の中になっているのは間違いない。
ゲームサービス内でのLIVE
オンライン環境の整備で可能になったことは、ゲームサービスがアーティストとタイアップし音楽LIVEを行っていることだ。
海外ではTravisScottがFortnite、Lil Nas XがROBLOXで LIVE配信を行った。
Travisは最高同時接続1230万人、Lil Nas Xは合計で3300万viewを記録。
日本では米津玄師がFortnite、昨日行われた乃木坂46は荒野行動。
日本でも海外の文化が入ってきている。
このようなイベントはこれから増えるだろう。
オフラインよりも大幅に集客が見込める。
配信の敷居が低くなればユーザーは増えるだろうが、承認制などにして配信するユーザーの質を高いものにしないといけないと思う。
これからはドームではなく、オンラインイベントでどれだけ集客出来るかが一つの指標になって来るかもしれない。
時代に対応出来なければ生き残れない。