滋賀大DS研究科の出願書類およびスコアに関する情報
注意:この情報は私が2022年4月に入学した時点での情報です。最新の情報は公式のHPを参照してください。
はじめに
今年に入って滋賀大DS研究科志望者複数人から、必要なスコア・研究計画書・志望理由書の書き方に関して相談されましたが、同じような質問が多かったのでまとめます。対象者は学部上がりの受験生(早期・一般)です。社会人派遣の方は勝手が違うと思われますので、対象外です。
必要なスコア(近年の合格者の点数)
TOEIC:700~800らへん
統計検定:2級(70~80) or 準1級で満点
情報: IT パスポート(800over)or 基本情報で満点
※準1級か基本情報のどちらかを獲得して、満点換算している人が多い印象
※内部進学組は両方満点が多いという話も耳にしました。
※滋賀大は入りやすさ(筆記試験がなくスコアで換算)が魅力ですが、年々スコアが上昇している印象です
※ただ、2025年度からは定員数が増えるそうなので、どうなることやら。
研究計画書の書き方
修士で研究することの計画を書きましょう。友人のおすすめはこれです
ぼくはこれを読みました。サンプル数は多いですが、MBA志望者向けみたいなところもあります。今だったら他のものを探します。
また、そのほかにもこういう本は多いですし、ネット上にもたくさん上がっているので適宜参考にしましょう。
研究計画書はなぜ重要?書き方のコツ、教えます | お役立ちコンテンツ|アカリク (acaric.jp)
よく「おすすめの本は何ですか?」「構成はどうしますか?」と聞かれますが、研究計画書の構成なんて大きな違いはないので、本に書かれている内容に大きな違いはないと推測されます。
そこに時間を割くより、少しでもドメイン知識やらを深めたり、実際に研究計画書を書いてみて、指導教官等頼りになる先生に添削をお願いしブラッシュアップしましょう。自分一人で書ける研究計画書の出来には限界があるので。
志望理由書の書き方
意識して書くべきは、「なぜ、昨今乱立する大学のDS研究科ではなく、滋賀大のDS研究科を志望するのか?」だと思います。
たまに「研究計画書と志望理由書の棲み分けをどうしたらよいのかわからない」という質問が来ますが、「研究計画書」は研究の計画を書くもので、「志望理由書」は志望の理由を書くものです。
志望理由には「滋賀大だから、私のしたいことが出来る」みたいなことも書くと思うので、その時に研究テーマをさらりと書く人もいるとは思われます。滋賀大の教員数は随一ではありますが、それぞれの先生方のご専門も異なっておりますので…
受験までのスケジュールに関して
思い立ったら吉日です。準備は早ければ早い方が良いです。
スコアになる科目に関しては、大学院の進学を希望されている方であればなんとかなるはずです。そこは他のサイトやらブログやらでペース配分を図ってみましょう。
ただ、研究計画書に関してはなるべく早く取り組みましょう。大体2ヶ月くらい設けてみて、初めの1ヶ月を文献調査、論点整理、アウトライン作成、初稿の完成とし、残りの1ヶ月に怒涛の添削をしましょう。
添削を受けたら、論理の甘い部分や、読んだ方が良い文献など紹介されるかと思うので、それらを元にブラッシュアップしましょう。
最後に
同期の間では研究計画書が結構厚めにみられるのでは?が共通見解です。
また「滋賀大だから」「DSだから」特殊な対策がいるわけではないです。
この世の中には参考になる情報が巷に溢れまくっているので、それらを参考にしつつ、「相手が求めていることに正しく応える」に忠実になれば大丈夫のはずです。
また、「この点数で受かりますか?」や「研究計画書の添削をお願いします!」などといった、個々の合格に関わるものや、判断に関しましては一切責任を持ちませんので、ご了承してください。
以上です。頑張ってください。
追伸
全人類はこれを読みましょう。
これを読んだ滋賀大DS研究科所属各位は、アドバイスや追加情報、「さすがにカス過ぎて参考にならんわ!w」などのお気持ち表明をください。