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富山訪問
初めての富山訪問である。
季節は4月初旬。
こちらの桜は満開直前である。
滞在中には満開になりそうである。
東京ではすでに葉桜となり、今年は桜を眺める余裕もなかったのである。
だが、春を2回感じることができた。
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今回の訪問は、富山で開催される日本障害者ゴルフ大会富山大会のための地元企業や自治体への挨拶とPR活動である。
それと、旨いものを食べること!
まあ、個人的には8割方夜のネオン街で旨いものを食べることしか頭にはない…
良くあらば温泉に入る!と甘いことを考えている。
初めての富山駅前。
意外と都会である。
福井県出身の自分としては、何だか負けた感が有る。
こんなに都会だったとは…
加賀百万石の金沢市を有する石川県に勝ち目がないのはわかっていたが、富山にもかなり引き離されている気が…
北陸新幹線が完成して駅周辺がかなり開発されているようである。
もともと、富山市は路面電車も走っている街である。利便性に加えて本社を東京に構えていた会社が、富山に戻ってきているようである。
ますます発展しそうな雰囲気だ。
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そんなことより自分の感心事は、夜の街である。
夜を待ちきれず、昼から繁華街を散策する。
頭の中は、ネオンの色、旨い酒と旨い肴が駆け巡っている。
しかし、このご時世である。大人の行動を心がけなければと!
さすがに昼間の繁華街は、静まり返っている。
人通りは無く、一見、昭和時代の街が廃墟化されたように見える。
しかし、何だか懐かしさを感じてしまう。
逆に夜の風景が楽しみである。
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とりあえず、1割の思考回路で仕事を終え、残りの1割で周辺の観光をしてみた。
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すでに私の頭の中では、8割はネオンが輝いている。
仕事と観光を終えて、地元の飲み屋を梯子している。飲み歩いた後、そろそろホテルに帰ろうかと…
ふと目の前に、割烹着姿の女将が目の前に!
これは行かねば!
なぜか行く必要性を感じてしまったのである。これは運命である。
まあ、酒飲みの訳のわからん理屈である…
女将のあとを追い、そこには狭い路地の角。
傘をかぶったオレンジ色に輝く電球に照らされるのれん。
何とも言えない味わいのある雰囲気である。
「ごめんくさい…」
地元感漂う店だが、歓迎ムードである。
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明るく迎えいただき、地元のお酒「立山」をいただく。
地元の人にも親切にしていただき感謝である。
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富山に良い居酒屋を見つけられたことが一番の収穫であった。
次に行ったときはぜひ温泉に入りたい。
最後に一応付け加えて置きたい。
今回の訪問は、障害者となった方のゴルフ大会のサポートやPRすることが目的である。
飲んだ暮れているわけではない。
その様に見えるが…
障害者と健常者が垣根無くフラットな環境でゴルフやその他のスポーツが楽しめる時代が来ることを願うものである。
ぜひとも賛同いただければと幸いである。
NPO法人日本障害者ゴルフ協会