アンダーライブDAY1から林瑠奈の魅力について考える
アンダラネタバレを含みます!
注意!
36thシングルアンダーライブにて、林ブロックに衝撃を受けた人は少なくないと思います。
まさかその曲を!?という人もいるでしょう。
僕はというと、選曲の驚きと、例によって勝手に深読みした歌詞考察で号泣していました。それはもうボロボロと。
イケメン選抜について考えた記事でも、林の内面と周囲の評価のギャップがどうこう書いたくせに深読みしてるのもどうかと思いますが、僕はレターにメッセージも送らんしミーグリも行くわけではないので勘弁してください。
本人には伝えません。
林のアイドル適正というか、かわいい曲をやりたいというのは、思えば最初から分かっていたことかも知れません。
だってサイリウムカラーがピンクピンクですよ。
ひめたん以来の。
あの秋元真夏でさえ赤ピンクでした。
かわいい系を得意とするイメージのあるメンバーでもピンクピンクはなかなかいないんです。
その上で林が選んだ三曲を振り返っていきましょう。
まず、嫉妬の権利。
もういきなり熱い。ひめたんこと中元日芽香と堀未央奈のWセンター曲。
僕は過去披露した曲やサイリウムカラーの件もあって、ひめたんと林をどうしても重ねてしまうし、堀といえば林にとって憧れの先輩。
堀の最後のステージ、林が泣いていた姿を今でも思い出します。
そんな二人のセンター曲というだけでも熱いのに、歌詞と照らし合わせるとまた凄い。
「自分が好きじゃない」
そんな歌なんです。
これ覚えておいてください。
次、この曲でビックリしたでしょう。
さ〜ゆ〜Ready?あらため、る〜な〜Ready?
まさか松村沙友理卒業ソロ曲を林がやってくれるとは!
アイドル全開のこの曲をパフォーマンスする姿は整理番号と僕の身長の問題でほぼ見えませんでしたが、その歌声がイキイキしていたのはしっかり伝わりました。
この曲はどんな歌詞か。
「笑顔でサヨナラ」
これも覚えておいてください。
最後に、車道側。
この曲は紛れもなく筒井あやめと清宮レイの歌だと思っているのですが、乃木坂の歌詞の意味はひとつじゃない。
今の、そしてこれからの林瑠奈にとって、非常に大切な一曲です。
この曲は、成長の歌なんです。
さらにもうひとつ、過去のライブで林瑠奈は松村沙友理の他に、別の卒業生の卒業ソロ曲も歌っています。
それも二度も。
それが中元日芽香の「自分のこと」で、
これもまた「自分のことが好きじゃなかった」という歌。
思い入れのある曲で、自分が好きじゃないという歌詞。
新たな一面として、アイドルらしい楽曲で、別れの歌。
個の魅力として、成長の歌。
求められる姿と、実際の自分とのギャップに悩んだ林。
アイドルらしいかわいい楽曲をやりたい林。
嫉妬の対象は、求められる姿に対してなのか、とか。
別れは、今まで求められてきた自分のギャップのある姿との別れなのか、とか。
そんな葛藤から脱して、アイドルとして成長して、車道側を歩ける存在になったという成長なのか、とか。
全て憶測、いや妄想です。
そんな妄想ついでにもうひとつ。
新しい一面として選んだアイドルらしい楽曲の候補は他にもある中で選んだのが、矢久保のみっちゃんが憧れる松村のソロ曲。
ここに林と矢久保のみっちゃんの二人にしか分からない何かがあったと思いたいんです。
車道側は大切な人との関係を歌った楽曲でもあります。
林が休業した時、矢久保のみっちゃんは林のことを「誰よりそばにいたい人」とブログに書きました。
そんな二人だからこそ、林がさ〜ゆ〜Ready?を歌ったことに勝手ながらドラマを感じてしまうんです。
で、「二度と会えない永遠の別れじゃない」とのことなので、かっこいい林を見たいと思う人にも期待を与えてくれてる気がしていいじゃないですか。
その上で、「笑顔が一番私らしい」というのが痺れますね!
さて!
そんなとてもとても重要な林瑠奈のブロック、地方では初日に披露されました。
横浜では唯一初日の配信がありません。
この調子でいくと、このとてもとても重要な林の3曲は現地にいる人しか聴けないということになります。
なんでそんなことをするんだとお思いでしょう。
僕もそう思いました。
ただここに綿密な戦略があるかもしれない。
林推しの人にとって刺さる要素のひとつとして、「自分だけ分かってあげられる感」とか、「知る人ぞ知る感」があると思っています。
林の実は乙女な部分とかがやっぱりみんな好きじゃないすか。
で、林を推すことで通な感じも出せる。
浅いライトなファンも、深いファンも、林の持つそういう雰囲気に惹かれた心当たりある人、いると思うんです。
今回のアンダラで林ブロックを配信しないことで、より「知る人ぞ知る感」を強調したいのではないかと思っています。
同時に、現地に行けない人は、後からセトリを見て「林ブロックを見られなかったストレス」を感じます。
それをどうにかするべく、林のことを考える。
アイドルらしい楽曲をやりたいということは、今後林のそんな姿が見られるのかと期待する。
だって絶対見たくなるじゃないすか、林のさ〜ゆ〜Ready?とか。
じゃあ次アイドル全開の曲を乃木坂が披露する時、林はどこだと探したくなる。
それはもしかすると、配信するより効果的に林の今後への期待を高めることに繋がるかもしれない。
全日配信したとしても、みんながみんな配信を買うわけではないので、それならあえて配信しないことでインパクトと期待感を与えるという、そんな戦略があるのかも知れません。
これで結局林ブロック配信したらすいません。
その場合大外れと笑ってください。