あの光は何なのかを考える
早速考えていきます。
昨日急遽考えたので、まだあんまりまとまってないんですが、ご容赦ください。
いつもまとまってないので。
気になる歌詞をいくつかピックアップしていきます
「太古の時代から引き寄せられる運命」
あらかじめ語られるロマンスっぽい。「生まれた日からすべてのことがどうなるかって決まっている」
ただ、あの光の中では「これから未来がどうなるか誰にもわからない」と歌っているんです。
これに関しては決まっているけれどわからない、ということかなと思います。
宇宙は知ってただろうとかあるので。
「夜明けまでは夢よ醒めるな」
夜明けまで強がらなくてもいいと、人は夢を二度見るを連想させます。
「太陽待ち焦がれたか?」
太陽=乃木坂。歌詞の中、黄昏の図書館から始まって、星が出るので、時間帯は夜。
やはり夜明けを待っている曲。
「丸い月も明日は欠けてく」
この曲が山下美月卒業後に出ているのは繋がる感じ。
以上が特に気になった歌詞。
それに加えて、やはりメンバーがいいですね。
アニメ好き選抜というのが前提。ただ、とても意味のあるメンツです。
伊藤理々杏は、山下美月を救おうとしていたメンバーのひとり。「僕の衝動」で「一番大切なことは愛に正直でいること」を山下に伝えたかったのではないかと思います。
岩本蓮加は、大園桃子と仲が良く、最後の1期生になった「2人」、秋元真夏と齋藤飛鳥のどちらとも縁深いメンバー。
賀喜遥香は山下美月に憧れており、田村真佑と早川聖来で3色ジェラートというユニットもありました。
田村は前述の3色ジェラートで、久保史緒里と仲がいい。
井上和は遠藤さくら推しで、乃木坂第二部のラストを飾るチートデイのセンター。
池田瑛紗は中西アルノと仲がよく、チートデイのフロントのひとり。
乃木坂第二部の主人公とヒロイン、久保史緒里と山下美月。
そんな二人が「そうなれなかった」大園桃子は、3期生の核と言える存在。
今の乃木坂に変化することの大切さを伝えた齋藤飛鳥と秋元真夏。
新しい乃木坂の主人公、遠藤さくら。
結果として乃木坂に大きな変革をもたらした早川聖来。
乃木坂第二部ラストで再び太陽の下に立った中西アルノ。
乃木坂の物語の中でも相当重要な役割を与えられたメンバーです。
また、あの光の6人は乃木坂第二部の中心にいたメンバーのそばで支えになる存在でした。
以上のことから、この曲もまたチートデイ同様、乃木坂第二部の大団円的な曲なのかもと思いました。
チートデイのエンディング感を補完するというか、チートデイの少し前というか。
月が明日欠けるというのは山下美月の卒業を表している気がしてならないんです。
部屋から太陽の下に飛び出して「君」を迎えにいくのがチートデイ。
確かに訪れる夜明けを待っているのがあの光。
だとするとなぜ第二部大団円の神宮でやらなかったか。
僕が思うに、神宮でこの曲を披露すると、井上和に与えられた役割がぶれてしまうからではないかなと。
あの光が支える側の歌だったとするなら、座長の井上和がその中の1人に入ると少しズレる。
時間軸的にも夜が明けているので、そこで夜明け前のこの曲をやるのもブレる。
実際は制作期間の都合なんでしょうけど、このように「やらなかった理由」を探すのも僕は好き。
もう一つ、別方向からも考えてみます。
「だから君ともう一度巡り逢いたいよ」というのも乃木坂的な歌詞。
乃木坂は卒業しても乃木坂を作っていく。
乃木坂を卒業して、乃木坂に還ると思っています。
もしかすると空の星が卒業したメンバーを表してるとかもあるかもしれない。
そもそも星の光自体が過去の光なので、過去のもの、過ぎ去ったものを表している可能性は十分にある。
「君」はこの街を去っていて、もう一度巡り逢いたいと思っている。さらに頭上の星の一つが君なら、と出てくるので、「君」はすでに別れた人である方がしっくりきます。
齋藤飛鳥、山下美月、早川聖来とか、関係性的にもしっくり。
ただ、そうなると井上和と池田瑛紗がやや宙に浮く感じもある。
とはいえ、そもそも単純な君と僕の歌でもない。
5期が入ることで、ここからの未来を表しているとかはあるかも。
いずれにせよ、メンバーの年齢が絶妙。
3期が年長ではなく、生年月日で並べるとむしろ年下組。
田村→賀喜→池田→理々杏→岩本→井上
これによって、3期の年長感がやや薄くなっているのがいい。現役感、次世代感がある。
キャラバンは眠らないが次世代メンバーと言いつつ、1期生がいるという違和感がありました。(もちろん曲も歌詞もメンバーも好き)
あの光も実はこの次世代感を出したいのかも。
次世代感があるので、ここからの乃木坂の物語でまた新たな意味を持つかもしれません。
現時点ではここまで。
次回まだ未定。ちょっとあっさりめ考察できればいいな。