乃木坂におけるペアを考える その1
今までも散々乃木坂におけるペアについて触れてきたことはありますが、今回ペアの良さについて書きます。
本当にnoteに書くネタがないんです。ネタをください。とにかくお題を。
乃木坂のペアっつうと何が浮かびますか。
最近のペアで言うと、やっぱりかきさくでしょうか。
過去でいうと、ユニットになっている孤独兄弟、唐揚げ姉妹なんかは印象的。
今回はとにかくペアの良さを言語化していきたいと思います。
遠藤さくらと賀喜遥香
現役メンバーから、かきさく。
主人公とヒロインの関係性に加えて、「わたしには何もない」の遠藤と、ミスパーフェクトの賀喜。全知無能と無知全能。
ふたりのキャラクターの対比も美しく、並んだ時の見栄えもいい。
個人的に僕が感じている遠藤さくらのチンピラ感と、賀喜遥香の優等生感のバランスがめちゃくちゃいいんです。
チンピラ感って別に遠藤の人間性の話とかではないですよ。チンピラがみんな遠藤さくらみたいにかわいかったら世界はもう少し平和なことでしょう。
遠藤さくらって、そこはかとなく不良の空気感があるんです。古着チートデイ企画でもメンズの服を選んでたし、それがよく似合っていました。他にも総柄の開襟シャツなんかも似合うんじゃあないかと思っています。
遠藤さくらが纏っている「不良少年感」がそうさせている。何度も言いますが、ビーバップとかクローズとかそういう不良ではないです。
それこそ賀喜と林のイケメン選抜について書いた時に紹介した桜庭一樹の世界観です。
賀喜遥香がどこまでも朗らかであるのに対して、遠藤にはどこか影がある。
monopolyのMVでも、無邪気な賀喜に対して遠藤はどこか含みのある笑顔。
楽曲の世界観的にも「嫉妬」があるので、誰に対しても笑顔を振り撒く賀喜に遠藤が嫉妬しているように見えました。
二人だからこその空気感とかもいいですが、個人的には遠藤が醸し出す悲壮感というか、凄みを感じる雰囲気がとても好きです。
マグカップとシンクの遠藤さくらが今の所僕の中でのベストオブ遠藤さくら。
久保史緒里と山下美月
背中合わせが似合うふたり。
これは僕の癖として、対等でない二人という組み合わせが好きなんです。
片方が格上で、もう一方がコンプレックスを抱いているような関係性。
それが最終的に同格にまでなると役満です。最高です。
フィクションでもなかなかこの組み合わせにバッチリハマるペアにはお目にかかれないんですが、それを3次元でやってくださったのがくぼしたです。
遠藤さくらと賀喜遥香の組み合わせは、天才ふたりなんです。
同じく与田桃も天才ふたり。一方、くぼしたは秀才なんです。
天性のアイドルではないからこそ、理想のアイドル像に近づこうとする。
これも勝手な想像ですが、山下が最初頑なに休業を拒否したのも、彼女が思う理想のアイドル像に反するからなのかも知れない。
くぼしたはどちらも紛れもない乃木坂のエース級メンバーであり、乃木坂らしさを持っていますが、それらが努力で持って構築されているところが個人的には最高なんです。
山下美月が進清十郎、久保史緒里が小早川瀬那とするなら、大園桃子はパトリック=スペンサー。
これ個人的にめちゃくちゃしっくりくる最高の例えなんですが、わかっていただけますか。是非ともアイシールド21を読んでください。
まあどっちかというとくぼしたは大和猛とか甲斐谷陸っぽいんですけど。久保って陸っぽいと思いませんか。
とにかく、久保にとっては山下は互いに背中を預けられる戦友であり、同時に格上のライバルだったように思います。
そんなふたりが横並びになったのが人は夢を二度見る。
歌番組やライブでの披露ではラストに背中合わせになりますが、MVでは横並びで終わります。ジャケ写でもふたりは横並び。
思いの外長くなってしまったので、今回はここまで。
これぞ、ってネタが見つかるまで、いろんなペアについて書いていこうと思います。