いつの日にかあの歌をの「あの歌」が「この歌」の根拠を考える。
まずはこちらから。
どうしてもななまがり初瀬さんの言い切る男がやりたくてあの感じの終わり方になったんですが、ちゃんと根拠があるという話をしていきます。
いつの日にか、あの歌を…の歌詞の中で、5期生は先輩と自分たちを比べています。
その中でも、「ねえどうしてこんなに苦しいリアルな話を歌えたのでしょう」に注目してほしいんです。
前の記事でも書いたように、歌詞の中には、いつの日にか胸を張ってあの歌を歌うという決意が込められています。
自分たちの未来、可能性を信じている歌詞なんです。
そこで「どうして」と出るのは、自分たちに出来ないことがなぜ出来るのか?という思いがあると考えられます。
君の名は希望が初めて披露されたのは1stバスラ。
結成から数えて一年半、5枚目のシングルです。
いつの日にか、あの歌を…は、2023年11月に新参者で初披露。
加入から1年9ヶ月、5期生曲としては6曲目です。
当時の先輩の方が今の自分たちより活動期間が短いのに、どうして?と。
シンクロニシティや、ありがちな恋愛、Sing Out!なども候補として考えましたが、全て5期生にとってはまだ先の話なんです。
活動期間が近い、近いどころかより短い君の名は希望の方が、「だめだ」や「無理だ」などのネガティヴな歌詞とも繋がる。
7年の活動期間を経ての楽曲を、今の5期生が同じように歌えなかったとて、そんなに気に病む必要はないんです。
「あの歌」を表している歌詞も見ていきましょう。
喜び、ほんの小さな胸の痛み、言葉にならない叫びがある歌詞。
これについてはいくらでも解釈次第で該当する楽曲を挙げることは可能です。
ただ、その中でも君の名は希望はトップクラスに合致する。
透明人間と呼ばれていた「僕」に気付いてくれた喜び。
心が切なくなる恋、「君」が振り向いてくれなくてもなど、歌詞の中での恋は成就していないように思います。
言葉にならない叫びについては、大サビ前にこんな歌詞がありました。
「何にも分かっていないんだ
自分のことなんて
真実の叫びを聞こう」
そのまんますぎて引用が恥ずかしい。
そして、この楽曲が披露されたのは前述の通り新参者。
いつの日にか、あの歌を…を披露して、弾き語りで初恋の人を今でもを披露した後、楽曲センターの小川がピアノを弾いて君の名は希望を歌っているんです。
この一致は見逃せない。
それらの理由で、僕はあの歌=君の名は希望説を推します。
ただ、僕は5期生がそれぞれ考える「いつの日にか歌いたいと思っていた」楽曲で、一人一人がセンターに立つ全員センター企画を軸にした5期生ライブが観たい。
答えなんか人それぞれでいいですよね。