自由研究
夏休みといえば、自由研究。
自由すぎて、どうしていいか分からない。
私はいつもそんな状況でした。
研究のやり方なんて知らないし、
テーマだって「何でもいい」って言われるし、
荒野に1人投げ出されたような。
そんな思いを抱いていました。
さて、我が子の順番です。
何を研究しようか。
相談しているようで、
子どもの発想に期待してしまう。
いやいやさすがに無理でしょ。
分かっているのに求めてしまう。
こういうのって、
経験が増えれば増えるほど陥りやすい。
仕事だって経験するほど、
若手が何が分からないのか分からなくなる。
自分の中の「当たり前」が他者にとって
どこまで当たり前なのかが分からなくなる。
手取り足取りやってあげて、
少しやること任せてみて、
出来そうだったらやってみなって。
そうやって仕事も学んでいくのに、
いきなり研究なんて難しいよね。
今でこそ、テレビや本で自由研究のやり方がたくさんあるけれど、一番大切なのはそのプロセスを親子で共有することですよね。きっと。
そうやって、6年かけて子どもの思考力を育てていく。そうやって、親の思考を整えていく。
そうしないと、「頑張れ」って言うだけで、
何も具体的な道筋を示すことが出来ないよね。
ただ、今自分の研究や作品を振り返ってみると、はっきり覚えているものは自分で試行錯誤して、どうにか仕上げたものばかり。
与えられたものや、導かれるだけでは記憶にも力にもなりきれないのかもしれない。
だから、早く試行錯誤出来るように自由研究に親子で向き合わなければ。
というか、楽しめばいいのですけどね。
ついつい、あれこれ考えすぎて目の前のことを楽しめないのは悪い癖。
さて、どんな研究をしましょうか。
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