雨を見て想うこと
こんにちは 翡翠です😊
雨ですね
この雨模様で桜の花が足元を彩っていて
その上を歩くのがなんだか忍びなく、そっとした足取りになってしまいます
うちの長寿桜は半分葉桜になってきました
薄紫の小さな花と新緑が入り交じった様子もまた優しく美しくて
見る度にホッとひと息をつく、そんな安らぎのひとつになってくれています
いまね、まだ身体を休めていて買い物以外はほとんど家に居るのですが、あちこち拭き掃除をしてるんです
シンク下や洗面所の収納床という普段は見なかった事にしていた場所に目を付けてみました
洗濯機や下の防水板にも手を出したのですが、何故そこにあるのか分からない物が幾つかあってね
お箸やフォークといった誰か洗面所でご飯食べてんのかと心配になる物もあれば、家の鍵なんかも出てきたりなんかして
子ども達の誰かは鍵が無いんでしょうね🤭
今では珍しくもないのですが、私が子どもの頃は鍵っ子という言葉がありました
失くさない様に首からぶら下げている子もいましたが、私はキーホルダーを付けてポケットに入れる派
いつも母に
「またあんたっ!そんなとこ入れて!」
そう言われていたのですが落としたり失くした事は一度もなく、バッグの内ポケットに大事そうに入れていた母はしょっちゅう失くしていました
母は家庭内のヒエラルキーの頂点にいたのでマスターキーを持つんです
失くすからやめるように言っても持ちたがるんですよね、コレが
案の定 失くしては私のスペアキーからスペアを作る事になり、若干合わない鍵を使うのが常でした
この母、財布を落としたりも頻繁にあったんです
それも不思議な事にお金が入っている時に限って落としてくるんです
裕福ではなかった家庭なので、次のお給料日まで1ヶ月近くあるし家賃も払えない
大家さんにその旨を伝えに行くのが私の役目でした
それが嫌でね
母も嫌だから行かせたのでしょうが、兄もいるのにそんな面倒事は必ず私が指名されるんです
ひでぇ親だと思いましたよ、ホント
そのお陰で培えた事もあるのは確かですが、自分が親になった時はこんな事はしないと誓った事も確かです🤭
そんな事を思い出した昼下がり
ふと窓の外を見ると雨
大好きな彼と手を繋いで歩いた時も雨
当時の私に教えてあげたい
何を見ても想う
こんなに大切な人がいるんだよと☺️
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