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クイックアシストは最高だけど虚しくもある。
僕は少し前に無償版TeamViewerの使用をやめ年間6万円くらいかかるTeamViewerビジネスってのを使い始めました。
ちなみにTeamViewerとはインターネットに繋がっているパソコンならVPNとかがなくても遠隔で操作が行えるという神的な製品というかサービスです。
TeamViewerは昔からあってプライベートで使用するのなら無償と謳ってあったのであくまでプライベートで使用していました。
でもだんだんプライベートと商用の判断が自分らの都合のいい解釈と相違してきたのがひとつ。
それと、TeamViewerってそんなに使うことはないんだけど使うときは緊急を要する時。
そんな時に「あなたの使い方は違反しています。ブロックします」的な状況になったら目も当てられない。
なら年間6万円はちょっと痛いけど必要経費として割り切るか!とTeamViewerビジネスを契約しました。
それからは、これって商用とも言えるよな?的な処理も心置きなく処理できてまあ満足して使っていましたが、ある時「Windows10には「クイックアシスト」という遠隔操作機能が装備されている」という衝撃的な事実をネットのITニュースでみて愕然としました。
年間6万円と0円。
どっちが好きですか?
と聞かれた時、年間6万円ですと答える人はいないよな。
まず思いました。
その後、動揺する気持ちを抑えてクイックアシストを使ってみました。
操作というか支援をする人はマイクロソフトアカウントでログインしなきゃならないのか。
マイクロソフトアカウントならちょくちょく使っているやつあるからそれでいいか。とドメインにhotmailがつくアカウントでログイン。
アシスタントコードというのが自動発番されるのでそれを支援してあげる人(困っている人)に伝える事で遠隔操作ができるようになるらしい。
TeamViewerは支援を受ける人(困っている人)側がTeamViewerを起動した時に生成されるIDとパスワードを支援してもらう人(おいら)に伝える事で遠隔操作をすることができる。
どっちがいいかはケースバイケースだけど、0円のクイックアシストもちゃんとしてる。
さすが、2番手商法!
というわけで6.6万円(税込)をクレジット処理する時にクイックアシストを知らなかった自分に腹立たしい思いをしました。
そんなこんなで「クイックアシスト」
遠隔での操作支援では100%こっちを使っています。
まず、一番いいのはトラブってパニックっている人にTeamViewerをダウンロード&インストールさせる作業がないところかな。
何度も操作支援をしている人は既にTeamViewer入っているので問題ないけど支援してあげる人にGoogle検索で「TeamViewer」を検索させるのだけでも面倒くさい。
また、既にTeamViewerがインストールされている何度も支援してあげている人のTeamViewerが正常に起動するかどうかバージョン等をチェックしなければならない。これも面倒くさい。
クイックアシストは「ここに入力して検索」と書いてある検索フィールドに「クイックアシスト」と入力させるだけでアプリが表示するので「開くって書いてあるところ押してください」といえばどんな人でもほぼほぼ伝わる。
また、遠隔アプリのセキュリティを気にする人には「Windows10の機能ですから」と言い切れるのでこれも楽。
そんな理由からクイックアシストを多用しています。
で、本題ですが遠隔の操作支援って感謝される度合いは実際に訪問して対応してあげるより大きいと感じています。
が、対価となるとこれは別で訪問して対応してあげるときよりも遠隔の操作支援の方が安くなります。
問題解決時間も訪問対応よりかからないということはすごいメリットだと思うけど請求する側(おいら)もこの作業でこの額は請求できんよなぁと勝手に思ってしまいます。
また、遠隔のパソコン支援が本業ではないしトラブルが1日に何度もあるわけじゃない。
1ヶ月に1回あるかないかな。
そんな作業ではあるんだけど、困って連絡してきた人に対しスピーディーに対応してあげることは相手も喜んでくれるし対応した自分も気持ちよくなれるのも確かです。
それはそれで良いことだと思うのですが、しかしだからこそTeamViewerに6.6万円払ってしまったことがくどいけど虚しい。。。
そう思います。