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HAYATO DREAM PROJECT
皆さんこんばんは。
浅川隼人です。
今回は
昨年のスパイクの企画である〝HAYATO DREAM PROJECT〟について書いていきたいと思う。
HAYATO DREAM PROJECTとは
選手×メーカー×ファンが一体となって選手の価値を高め、社会をポジティブにしていく取り組み。
具体的に
選手
・プレーをする。
・発信する。
・価値を高める。
メーカー
・提供などのマイナスが売り上げに変わる。
・新規層や認知の獲得。
・信頼性や安心感の向上。
ファン
・選手の1月を応援。
・応援月は一番近いファン。
・応援月の世界に1足しか無いサイン入りスパイクがバックされる。
その売り上げの一部を社会に還元。
なぜこの取り組みを行おうと思ったか。
1つ目に、ファンがダイレクトに選手を応援できる仕組みづくり。
現状サッカー選手は雲の上の存在として距離感が遠い。
ただ、僕自身サッカー選手として『0距離』を大事にしている。
家族ぐらい身近にサッカー選手がいたらサッカーを知らなくても応援をしたくなる。
それと同じぐらいの距離感にいることでサッカーを知らない層や、興味を持っている方々によりサッカーにのめり込んでもらえると思う。
だからこそ個人にダイレクトで応援できる仕組みを作ることで、より応援され、選手はそれをダイレクトで感じることで力をもらい、パフォーマンスが向上する。
サッカー選手の価値を高め、サッカーに興味を持ってもらう。
そして夢をファンとともに追いかける。
それを実感できる取り組みをしたかった。
2つ目に、メーカーに対しての恩返し。
僕は幸いにもhummelさんにお世話になっていたため、スパイクを年間何足かサポートしていただいていた。
他の選手も多くがそのようなサポートを受けている。
サポートを受けていない選手は自分のバイト代や、年俸からスパイクを購入している。
多くサポートをもらっている選手は、それが当たり前になり『大事に履けない』ことが多くある。
逆にサポートを受けていない選手は、時間が限られている中でバイトをしたり、年俸から出すので多くの支出がある。
その時に、『僕はメーカーからサポートを受けているが、果たしてどのくらい恩返しができているのか?』と疑問に思った。
基本的にメーカーは多くの選手に対して、見返りのほとんど求めないサポートをしている。
多くの選手は費用対効果が低い。
僕もその一人。
ではどうすればメーカーに喜んでもらえるかを考えた。
直接購入するやり方もあるが、結局認知度に繋がらないし、周りも巻き込めない。
その時に丁度『レンタルJリーガー』という自分の価値をレンタルしてもらう企画をしていたため、自分の周りに人が集まり、お金が周り、環境がよくなりつつあった。
浅川隼人と何かを組み合わせることによって、メーカーに喜んでもらえるのではないか。
そう考え、選手の商売道具である『スパイク』を使ってファンと繋げようと思った。
3つ目に、選手の価値の可視化と再現可能な取り組みをし、社会に還元する。
僕が思っていたサッカー選手の価値は高い。
これは嘘ではなかった。
しかしそれを最大限に生かしている選手が少ないということをJリーガーになり知ることができた。
そのため多くの元プロ選手たちは、助走無くして次の社会に飛び込む。
やはり子供のヒーローは引退してもヒーローであり続けてほしい。
だからこそ自分の価値をおおよそではなく、明確に出し、今しか使えない武器を使って、助走を取っておくことが大事だと思う。
トップ選手だからできるのでなく、アマチュア選手、学生、他の競技でも応用できる仕組みづくりを考えなければならなかった。
そして、影響力ある選手たちが社会やスポーツ界に還元していくことが、今後の日本スポーツ界の発展に貢献できることだと思う。
以上3点がこのプロジェクトを行った理由だ。
HAYATO DREAM PROJECT詳細
・3月〜12月の10ヶ月の間10人限定でスパイクのスポンサーの募集。
→その日のうちに完売(1月空きが出たので再販2分で完売)
・ファンが月に2足購入。
→そのうち1足に言葉などの刺繍で世界に1足だけのスパイクに。
・練習や試合で1ヶ月履き続ける。
→サインやメッセージを書き発送。
・動画の作成やイベントの実施。
→昨年はコロナで途中で中断。
活動実績
3~12月10名で合計¥317,700の売り上げとなった。
活動をしてみて。
まずはファンからのダイレクトな応援はかなり力になることがわかった。
実際怪我が無くハイパフォーマンスの維持ができた。
(2020シーズンは1068分28試合11ゴール)
また出場やリーグがなくても応援してくださる方のために頑張らないと、とモチベーションの維持ができた。
改めて人やお金、物の動きがわかり、『浅川隼人』の価値の可視化ができ、関わった選手、メーカー、ファン全員がハッピーになった。
日頃からどこでどんな人が関わっているのかを知るきっかけにもなり、当たり前にある環境に気づき、感謝をできるようになった。
他のスポーツや、選手も再現が可能だが、有名だからサポートをしてもらえるのではなく、日頃から自分のストーリーや夢などを発信し続けて信頼を構築していく選手に多くの共感や仲間が集まると思う。
そして最後に自分にとっては数あるゴールのうちの一つかもしれないが、応援してくれたファンにとって
『一生忘れられないゴールになった』
との言葉をいただき、改めてこの距離感で応援される魅力。
応援する魅力について実感できた。
『子供の頃は親に買ってもらっていたな』
そんな距離感で接することができたことが、コロナ禍でも十分に『0距離Jリーガー』の証明に繋がった。
今後のアクション
『個』の時代と言われてきているが、やはりその『個』が集まる集の方が強い。
だからこそ他のアスリートを巻き込みながら、少しづつでも行っていきたいと思う。
そんな素敵なメンバーでより地域や社会に貢献できるようなプロジェクトを行えたらと思う。
そしていずれか、このような未来のアスリートを発掘できるように取り組んでいき、メーカーと選手を繋ぐことをすることができれば、今後の日本のスポーツ界が一瞬の灯火ではなく、未来永劫流れる水のような生活の中に当たり前にあるスポーツ文化になるのではないかと思う。
最後に
こんな夢を共に歩んでくださる10名のスパイクドリームパートナーを2021年度も募集します。
参加してくださる方は、DMいただけたらと思います。
昨年度はその日で完売してしまったのでお早めにご連絡ください。
また一緒にチャレンジをしたいアスリートの方がいましたらご連絡ください。
ではご連絡お待ちしています。
浅川隼人