ASAKAWASEAT
皆さんお久しぶりです。
大変長らくお待たせして申し訳ありませんでした。
昨日 #ASAKAWASEAT に参加してくださった皆さんへの限定プレゼントの発送が完了しました。
沢山の方に愛されて、沢山の方に支えて頂いたASAKAWASEAT。
本当に感謝しています。
今回のnoteは2021シーズンで行ったASAKAWASEATについて振り返っていきたいと思います。
ASAKAWASEATとは
ASAKAWASEATとは
浅川隼人プロディースで、ファン、パートナー、選手で、熊本や、ロアッソ熊本の魅力を世界に発信しよう!
という企画です。
詳しくはこちらをご覧ください。
ざっと内容をお伝えすると。
・¥11,000で11席限定のシート。
・特典として、選手入場を花道を作って迎えたり、ピッチサイドでアップを見れたり、終わった後に浅川隼人と交流したり、chabudai弁当が付いてくる。
・毎試合シートパートナーがいる。
・全14試合の内一般販売が12試合、残り2試合はイベント枠。
・関わる全ての人で熊本を盛り上げよう!
という内容でやらせて頂きました。
なぜASAKAWASEATを行おうと思ったのか。
改めてこの辺を整理すると、コロナの前までは、本当に多くのファンの方にスタジアムに足を運び、熱い応援をしていただきました。
また、ロアッソ熊本の経営としても7期連続の黒字で、沢山の方に支えられて僕たちはプレーすることができてました。
そういった中で始まった2020シーズン。
新型コロナウイルスの影響で無観客から始まり、えがお健康スタジアムに熱気と、活気が無くなりました。
応援しても声を出せない歯痒さに、ファンも大変辛かったと思いますが、僕ら選手もファンの方がすごく遠く感じてしまいました。
あれだけ力になっていた声援が、ファンの方の後押しが感じられなくなり、誰のためにサッカーをしているのか、わからなくなりそうでした。
そんな中でなんとか走り切った2020シーズン。
最後にはサポーターを入れての試合が始まるも受けたダメージは大きく、多くの方が離れ、スポンサーも撤退を余儀なくされました。
そんな中で何とかファンと0距離で関われて、後押しを背に戦えることはできないだろうか。
また、赤字になってしまったチームに貢献できないだろうか。
そんなことを思い、チームに選手兼営業として活動させて欲しいと伝え、このASAKAWASEATを行うことができました。
許可して頂いたチームには大変感謝しています。
1年間の歩み(前期)
3/20のホーム開幕戦。
vs.鹿児島ユナイテッドFCから始まりました。
11席完売。
本当にありがたかったです。
そんな皆さんと共に戦い、ゴールが出来たこと最高の瞬間でした。
ASAKAWASEATを座ってくださった方々からは、コロナで到底諦めていたことができてよかった。
直近でプレーを見れてよかった。
ナイスゴール!
など沢山のコメントを頂きました。
ただ、席がアウェイ寄りだったので、そういった意見も元に進めていきました。
こんな距離感で見れるって幸せですよね。
サポート頂いたパートナー企業は
『うのきぶどう園』さん
ロアッソのこと応援したことがなくても、浅川くんと触れ合い、応援したくなった。
見返りはいいから熊本を盛り上げてくれ。
そう言って頂き、サポートして頂きました。
本当にありがとうございます。
4/4.第4節
vs.テゲバジャーロ宮崎
シーズン初敗戦。
すごく悔しい試合となりました。
ただ、いい意味でここでの敗戦が僕らの成長の糧になりました。
この次の試合で上位との試合を制することができたのも、ここで足りないところを痛感できたから。
この試合は3名の方と共に闘いました。
本当にありがとうございました。
この試合には『株式会社彩友』さんがパートナーに。
1回目のASKAWASEATで家族総出できてくださり、応援してくださいました。
chabudai弁当の風呂敷をやタオル作って頂き、皆さんにお届けすることもできました。
本当にありがとうございました。
4/25.第6節
vs.ヴァンラーレ八戸
この日は9名の方と共に闘い、ゴールを取ることができました。
残念ながら幻のハットトリック。
2点目はオフサイドで、3点目は取り消し。
後日3点目はゴールだったと審判にも言われ、あの得点があったら、勝利があったら、また違うシーズンだったなと思います笑
まぁでも終わったことなので、切り替えです!
この試合では初めて晴れになり皆さん心地よく座って頂きました。
また、この試合で届けたchabudai弁当を食べた子供の親御さんから、野菜嫌いな子供がぺろっと野菜を完食し、それから野菜を食べるようになりましたと言って頂き、改めてやってよかったと実感しました。
この試合でサポートして頂いたのは『熊本ネクストソサエティ』さん。
今現在アスリートの補食として、蒸し芋を作っていて、3月ごろから販売する予定となっています。
その芋を弁当に入れてお届けしました。
5/16.第8節
vs.AC長野パルセイロ
この試合からコロナの影響で、直接触れ合うことが禁止に。
トレーニングマッチユニフォームをプレゼントにつけて、行ったところ11席完売でした。
ユニフォーム強し、、、。
でも、きっと触れ合う時に来たい人はめっちゃいる!
と自分に言い聞かせ、闘いました。
ロアッソに来てはじめてのアシストができた試合でした。
勝利も届けられることができて、改めて応援が力になった試合となりました。
また、この試合では、長野にある『おやき工房旬菜花』さんに、サポートして頂きました。
応援する相手は違えど、サッカーを楽しみながら、おやきを食べて笑顔になってほしいとパートナーになって頂きました。
ここからも沢山のサポートをして頂き、昨年や今年も僕のスパイクのパートナーにもなって頂いています。
チームという垣根を超えたイベントにもなりました。
本当にありがとうございます。
6/6.第10節
vs.アスルクラロ沼津
シーズン2敗目。
本当に悔しかった。
2年前まで所属していた野村選手の牙城を崩せず0-1。
改めて、チームの細かいところのこだわる力の足りなさを痛感。
一つ一つの修正に入ったきっかけとなる試合でした。
この試合でもコロナの影響で触れ合いの中止。
トレーニングマッチユニフォームのプレゼントとなったのですが、この時も完売。
おーーーい!
ユニフォーム人気強すぎだろ笑
もっと魅力的な席にできるように頑張ります。笑
この試合では、最近ラファエルさんのYouTubeにも出て人気爆発中の熊本の企業さん『moonmoon』さんにサポートして頂きました。
睡眠のことについてのプロフェッショナルなので、ぜひ聞いてみてください。
本当にありがとうございます!
後日談ではありますが、moonmoonのYouTubeチャンネルにも出させて頂き、社長さんとサッカー対決を行いました。
面白くなりましたのでぜひご覧ください!
こちらのマットレスは遠征時に愛用させて頂いています。
6/20.第12節
vs.ガイナーレ鳥取
この試合でもイベントが中止。
この試合ではアウトドアチェアをお付けして販売!
こんな大きいの邪魔になるでしょ!って思いながら、最近キャンプも流行ってきてるし、僕も欲しいなと思いながら販売しました。
結果6名の方と一緒に闘いました。
最後の最後で追いつかれるという悔しい引き分け。
個人的にも途中出場で点が取れず悔しい思いが続きました。
そんな中でサポートして頂いたのが、2年前の豪雨災害で多くの被害が出た、芦北の『釜フォーム』さん。
災害を乗り越えてどんな思いで、今いるのかなど話を聞いた中で皆さんには収穫した玉ねぎをchabudai弁当に入れてお届けしました。
YouTubeにて、収穫体験もさせてもらえたのでぜひご覧ください。
色々とサポート本当にありがとうございました。
7/11.第15節
vs.いわてグルージャ盛岡
前期最後のASAKAWASEATになりました。
久しぶりのイベントで張り切っていたのですが、まさかの大雨…
雷もなり途中で中断することとなりました。
そんな中で最後の最後まで残ってくださり、皆さんの期待と想いを改めて背負い込み戦うことができました。
この試合では静岡の熱海市の豪雨災害の募金を行い、熱海市へ寄付させて頂きました。
協力頂いた皆さん本当にありがとうございました!
また、この試合では長年ロアッソのことを支えてきて、スタグルもされている『オーダーメイドパン屋』さんにサポートいただきました。
コラボしてパンも作って頂き、とても美味しく、最高のコラボとなりました。
またこの時に、釜ファームさんからスイートコーンが届き、選手×農家×パン屋でコラボして企画ができてとても嬉しく思いました。
本当にありがとうございました。
1年間の歩み(後期)
9/5.第17節
vs.FC今治
後期になり、初めてのASAKAWASEAT。
今回の試合では出場なしという悔しい試合に。
チームは勝利をしたので、歯がゆい日となりました。
そんな日でも、ASAKAWASEATに2名の方が見に来てくださった。
交流ができず、2wayのトートバッグをプレゼントしました。
試合には出場できませんでしたが、首位となり、チームとしては最高の後期のスタートダッシュが切れました!
そして今回のパートナーさんは『橋永農園』さん。
熊本に行ってからすぐに出会い、八代の東陽町で色んな食材を育てています。
今回は熊本の品種である『ぽろたん』を使った栗ご飯を作らせて頂きました。
前日に栗拾いをさせていただき、いろんな経験もさせてもらいました。
9/26.第21節
vs.福島ユナイテッドFC
4連勝となった試合。
首位攻防戦に見事勝利することができて、2021シーズンにおいてもかなりキーとなる試合でした。
この日もコロナでイベントが中止。
サインを額縁に入れてプレゼントしました。
7名の方と共に闘い、試合後には浅川選手のあの走りや頑張りがあったからゴールが生まれたねと嬉しい言葉を頂きました。
また、この試合は復興支援マッチということで、チームのスポンサーでもある『高橋酒造』さんに協力していただき、白岳しろセットを頂きました。
高橋酒造さんも災害のある中で、ロアッソ熊本を支援していただき、本当に頭が上がりません。
これからも常に共に戦って頂きたいと思っています。
本当にありがとうございました。
10/3.第23節
vs.藤枝MYFC
5連勝!
ご、ご5連勝⁉︎
今まで経験したことない連勝数で驚きが隠せない。
でも、それも今まで全選手が闘い、積み上げてきた証拠。
今回もコロナでイベントが中止。
またもやサインのプレゼントとなってしまいました。
3名の方と共に闘いました!
そして、もう一つのプレゼントとして、今回サポート頂いたのは熊本にある『The Flavor Design』さん。
自分の香りを選択し、混ぜて自分なりの匂いを作れる香水。
僕が毎試合この香水をつけて戦っていたので、そのお裾分けを行いました。
本当にありがとうございました。
10/24.第24節
vs.カマタマーレ讃岐
いよいよASAKAWASEATの最終節の予定でした。
残り3試合はイベント枠で取っておいたので、ラストのASAKAWASEAT。
最後ということもあり、11名完売でした泣
本当に支えられたASAKAWASEAT。
3000人を超えるサポーターの中で、特にその11名の方は輝いて見えた。
本当に心強かったです。
ただ、結果として点を取ることは出来ずに0-0の引き分け。
残りの6試合で全てが決まる。
そんな大事な試合となりました。
改めてASAKAWASEATはこのようにして盛り上げていきました。
そして、サポートして頂いたのは『菊陽町議会議員の吉本』さんの農園で採れたさつまいもです。
スタジアムがある真横の町で、ロアッソ熊本と町を盛り上げようと必死に動いてくれています。
そう言った皆様に支えられているんだと改めて実感しました。
毎試合心を込めて書く手紙も最後になるのかと寂しさを感じながら、準備していたのを覚えています。
11/14.第27節
vs.カターレ富山
この試合は株式会社マークス、有限会社エアーズ、税理士法人近代経営、一般社団法人オルタナのパートナーの皆さんにより、フォルテF.Cの子供たちを招待しました。
地域の子どもたちのために、地域の企業が一体となって、応援する。
そんな人を繋ぎ、想いを紡いだ席から子どもたちが何を感じ取ったのか。
残念ながら僕は出場できませんでしたが、その試合が強く心に残ることを今でも願っています。
11/21.第28節
vs.Y.S.C.C.
古巣との試合となったこの試合は『株式会社キャップドゥ』さんのご協力の元最高のイベント企画となりました。
キャップドゥの森田社長の地元のあさぎりFCを招待するという企画。
タイチジャングルさんにもご協力いただき、何とか形ができました。
日頃3時間かかるので、なかなか試合を観に来れない子供達。
そんな子どもたちに夢を持ってもらうきっかけになるような試合をと、改めて強い意気込みを持って取り組みました。
バスの行きから動画やグッズで溢れ、スタジアムについたらお弁当を広げて、試合の話をする。
あの時あの子たちの目には何が見えたのだろうか。
昇格まで残り3試合。
この試合を勝って次勝てば昇格が決まる。
そんな最高の試合を目の前で見て、時間が経つにつれて応援に力が入る子供達がいました。
勝利後にはお話をする機会を設けて、一言。
『ロアッソ熊本ジュニアユース人吉でお待ちしています』と。
あの日、あの時の試合を見て僕はプロサッカー選手になろうと決めました。
そんな子どもが出てきたらこれ以上幸せなことはないと感じます。
キャップドゥさんをはじめ、多くのサポートして頂いた皆さんに感謝いたします。
帰りにはサイン入りスパイクも当たるプレゼント企画もありました。
ということで、全部のASAKAWASEAT終了かと思いきや、ラストはイベント枠でなく、再度一般販売を行いました。
12/5.第30節
vs.FC岐阜
いよいよ勝たなければ昇格はないこの最終節。
本当に最後のASAKAWASEATです。
ここにきたサポーターは16000人を超えました。
そしてASAKAWASEATも完売。
特別に12名の方と闘いました。
最後の2試合の一般販売は完売となり、本当に支えられた1年でした。
そしてなりより、毎試合chabudai弁当を作って出してもらっていた妻に感謝したい。
オールで仕込んだ日もあった。
僕が勝手にはじめて巻き込んだ中、本当に最後まで一緒に闘ってくれた。
ありがとう。
最終節共に戦ってくださったのは、『F.N innovation』さん
シーズン終了後には多くの方々を紹介していただき、熊本を離れる寂しさを感じました。
本当にありがとうございました!
ASAKAWASEAT結果
改めて素敵な企画だったなと感じました。
地域の子供たちを地域の企業が支え、ロアッソ熊本がハブとなり、夢を届ける。
それだけでなく、ファンも共に歩み、ファン共に成長し、掴んだJ3優勝、J2昇格。
本当に楽しいシーズンでした。
改めて目に見える数に落とし込んでみると。
・17社のパートナー企業さん
・92名の一般購入の参加者
・90名の招待枠
トータル
3,105,320円が売り上げとして上がりました。
計算して正直本当に驚きました。
完売の80%近いファンが実際にASAKAWASEATに座ってくださり、試合数を超える企業さんに協力して頂いた。
その結果90名も招待することもできた。
ロアッソ熊本にも少しは売上の貢献ができたのではないだろうか。
改めて参加してくださったファンの皆様。
企業の皆様。
本当にありがとうございました。
こんなJ3の一選手の為に皆さんが使ってくださった時間や想いを忘れずにこれからも日々取り組んでいこうと思います。
最後に
これだけみるとすごい良かったのではないかと思える結果を出すことができた。
売り上げとして、認知として、巻き込む力としてスポーツや、サッカーの価値を可視化し最大化できた取り組みだったと思う。
ただ、反面選手を使えばこんな人を巻き込めると思わせてしまったのではないか。
そう思った企画ともなった。
この企画をするためにどれだけの企業さんとお話をさせてもらい、現地に足を運び、SNSなどを通じてファンとも身近に関わり、熊本を盛り上げる為に行ったこのストーリーを大事にしなければならない。
ただ、単に席を売るのではない。
ファンと歩むストーリーを売ったのだ。
スポーツとは、一人では何もできない。
相手がいて競技が成り立ち、サポーターがいて興行が成り立つ。
そして、パートナーがいて、チームが成り立つ。
一人ではできないからこそ、多くの人を巻き込める力がスポーツにはある。
そして、そこにスポーツの本質的な価値があると僕は思う。
今回のASAKAWASEATがきっかけとなり、選手を身近に感じ、ファンと共に歩む席を、これからもロアッソ熊本には文化として残してほしいと思う。
ロアッソ熊本の今後の益々の発展と、J2での飛躍を願ってこのnoteを締めさせて頂きます。
長々と読んでくださりありがとうございました。
奈良から応援しています。
浅川隼人
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