日本でいちばん大切にしたい会社

お久しぶりです。時間がある時は本当に時間があるのに、ない時はとことんないのは、何故なのでしょうか。もう少し均等な人生を送りたい気もします。

さて、今回はゼミの先生からご紹介いただいた、こちらの本の一部抜粋文を読んだ感想と自分の考えなんかを書いていこうかなと思います。

日本でいちばん大切にしたい会社 https://www.amazon.co.jp/dp/4860632486/ref=cm_sw_r_cp_api_i_4FN4GMHK2PQP89W90CJ3

神奈川県川崎市の日本理化学工業という会社の話をされました。 その会社が50年前に、社員みんなの願いで身障者の女の子2名を採用したこと、以来ずっと身障者の方々を雇用し続け、今では全社員に占めるその比率が70%にも達していることなどを話してくださいました。そのうえで、訪問した際にお茶を入れてくれた高齢の女性が、50年前に初めて採用した身障者の女の子であることを聞き、不覚にも涙がこぼれた、等のお話でした。 その際に坂本先生が結びのことばとして話されたのが、「私はこの会社こそ、日本でいちばん大切にしたい会社だと思っています」というものでした。(商品説明欄より)

こちらの本で、まず心に残ったのは、人間が幸福なる条件①人に愛されること②人に褒められること③人の役に立つこと④人に必要とされることということです。②③④については働くことで得られる幸福という記述があります。

働く目的というのは人それぞれで、お金のためや自分の地位のため、自己成長のためなどいろいろな目的があると思います。その目的達成の過程の中で、自分の仕事が人の役に立って、誰かから必要とされることがあればたしかに幸福度と自己肯定感は高まると思いました。働くことで得られる副産物だと思います。


そして、日本理化学工業の活動理念として、仕事に人を合わせるのではなく、人に仕事を合わせるというものがあります。これは、簡単なことのようであって、とても難しいことだと思います。企業としては、今あるシステムに合わせた人材を採用するほうがシステムを変える手間もお金もかからずに済むのが当然ですが、そこで勇気を持ってどうしたらもっと働きやすくなるか、人に合わせてシステムを変える。それを実現できたことが日本理化学工業が、日本でいちばん大切にしたい会社と言われる所以であると思います。

今は就職活動中の身で、本音でも建前でも、働くこととは何かを考えなければいけない立場にあります。自分が何をしたいのかを深く考えて向き合うと共に、客観的にどう求められているのかを分析したいと思います。また、いつか自分が上に立つ立場になった時は、人を大切にして柔軟な考えで人に合わせたやり方で仕事ができるようにしたいと思いました。

今回は一部しか読めなかったので、時間がある時にしっかり全部読みたいと思います。

もっとたくさん本を読みたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?