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人生は表現すること

8/4に大阪で私の出版記念パーティーを開催してもらった。アトリエ華もみじとして、そしてブリコラージュフラワーが生まれてから発展していくまでの、一つの区切りとなったその日。 全ての人、出来事に心から感謝する1日となった。
これまで大変なことばかりの道のりだったし、常に決断の日々で。それがあっているとか間違っているもなく、全てが勇気を持って切り開いていく。そんな毎日でした。

寸前まで新幹線か飛行機かを決めきれない私を見かねて、夫が「大阪まで車で送るよ」と言ってくれた。東久留米からアトリエajisaiのある大阪堺市の道のりは本当に遠い。
苦手な都会を2回も通らなければいけないし、日帰りだから4回通る。今の私には乗り越えない試練だった。だから、片道6時間の車の旅は嬉しかった。

パーティーが終わり、みんながたっぷりと私の氣を持っていってくれて(みんなは元気になったんだろうなー)私は、もう干からびていた。帰路は高熱が出だして、翌日も寝込んだ。熱はすぐにひいたが、その後も夏バテや熱中症に何度も煽られながら過ごしている。

身体はゆっくりしてるけど、頭はどんどん冴えてきて。これからの自分の大切にしていくことの整理が整ってきた。

そこで辿り着いた。「人生は表現すること」
この言葉が私の人生の全てではないだろうか。
様々なことを描き、実行していく私。色々なことに手を出しているように
思われることもある。しかし、私の中では全て繋がっていて、頭の中には地図もできあがり、次々と書き加えられてゆく。

本を読み、様々なことに興味をもち、勉強することは、その地図をより濃く鮮明に映し出すための手段の一つ。
頑張らないで、私が私として自然にできること。
それが「表現すること」なのだ。

苦手なことにもたくさん取り組んで、忍耐強くなった。
忍耐強くなることで、自分の限界も知れた。
積極的になれないことが知れて、積極的に慣れることの境界もわかった。

これまで取り組んできたことは、私という存在が何なのかを
相対的に知っていくための手段だったのだろう。
本気で取り組み、壁にぶち当たって見ないと
自分なんてわからない。
一生をかけて自分を知っていく旅、それが生きることなのだろう。

「表現をすること」
このことを一番大切にして、今日からまた進んでみたいと思う。


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