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全てが輝いて見える産後に気付いた。毎日が辛いあなたへの対処法
物語でよくある展開の一つに「世界が色付く」というのがあります。
つまらない日々がセピア色で描写された後、何かがキッカケとなってフルカラーに変わる、アレです。
あんな体験をしてみたい、と思ったことはありませんか?
私はずっと思っていました。
ドラマチックな出会いで、この辛い毎日がガラッと変わったりしないかな。そんな淡い期待を胸に、ぼんやり過ごしてきました。
それが、産後ようやく叶ったのです。
職場で。
何か特別な出来事があった訳ではありません。ただ生まれた子の手続きのために、一人で出かけただけです。
唯一、いつもと違ったのは、それが産後初めての一人きりでの外出だったということ。
おそらく産後あるあるだと思うのですが、あのときほど全てが輝いて見えるときはない気がします。
臨月は、体も重いし、外出もつい万一を考えてしまいます。
出産直後は、もちろん軟禁状態の入院を経て、退院後もずっと新生児に付きっきり。
そんな一か月超を乗り越えて、久しぶりに自分一人という身軽な状態で出かけたからこその爽快感だったのでしょう。
また、別のタイミングでも、世界が色付いたというほどではありませんが、発見がありました。
場所は、産前にもよく行っていたショッピングセンターです。
何度も来たことがあるはずの売り場。大まかになら案内できるほど、知り尽くしていると自負していました。
しかし、産後に改めて行ってみると、今まで気づかなかったことばかり。
赤ちゃんが乗れるカートは、こんな所にあったんだ。これ、何ヶ月から大丈夫なんだろう?
ベビー用品のコーナー、前を通っていたはずなのに存在すら知らなかった。
授乳室、設備が充実してて有り難いな。あると安心して買い物できるんだな。
今まで無かった“子連れの視点”で眺めてみて、いかに多くを見過ごしてきたかが分かりました。
目には映っていただろうに、自分には関係ないからと無意識に抹消していたのでしょう。
確かに、子連れでなければ不要な情報かもしれません。
が、そこに込められた気遣いの認知は、例えば電車で席を譲っている人を見たときのように、ささやかな幸福感をもたらしてくれます。
見落としている幸せの種が、きっと他にも沢山あるんだろうな。
そう感じた出来事でした。
さて、これらの経験から、毎日が辛くて煮詰まっているあなたへの提案は二つです。
いつもの場所へ時間を置いて行ってみること。
いつもの場所を違う視点から眺めてみること。
遠くまで出かけなくても、ただそれだけで、世界はいつもと違って見えるかもしれません。
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